三重県中勢地域
2024年1月13日 (土)
2024年1月12日 (金)
三重県津の初冬の鳥 ⑰
今日の津の鳥は、ハマシギの再登場です。
潮が満ちて来て、河口に海からの水が遡上し始めると、広大に露出していた中洲の干潟が徐々に没して来ました。
そんな中でも嘴の長いハマシギの群が懸命に採餌をしていました。
オナガガモの泳ぐ浅瀬で、
マガモが泳ぐ浅瀬で、
採餌をするミヤコドリの周りで、満潮までの束の間の採餌に余念がありません。
潮が満ちて干潟が没すると、集団で川筋を飛び回って、やがて河口の渚に移動して行きました。
一つ報告があります。
初日に河口の右岸の石積みの堤防の先に居たハマシギの群の中に足環を装着した個体が居ました。下の拡大写真でご確認下さい。
初めてでしたが、山階鳥類研究所(鳥類標識センター)に所定の観察記録フォームで報告をしておきました。
2024年1月11日 (木)
三重県津の初冬の鳥 ⑯
今日の津の鳥は、ミサゴです。
安濃川河口の右岸ではミサゴ狙いの野鳥カメラマンとスズキのルアー釣りの釣人の姿をよく目にします。
二日目の午前中は誰も居られず、5時間も掛かる神奈川までの道中のことを考えて、そろそろ引き上げようかと思っていたところ、
上空にミサゴが現れました。
何度か上空を旋回して、
一度は南に流れて行って、
また頭上に現れました。
黒い胸帯の幅が広いので雌鳥かもしれませんね。
川面に魚影を見付けたようで、反転して、しばし停空飛翔をした後、狙いを定め急降下して川面に突っ込みました。
例のダーウインポーズが見られるか、と思いきや、
獲物を見失った様で、ミサゴも私も不発に終わりました。(汗)
そうは問屋が卸さない!と誰かさんの声が聞こえて来るようでした。(笑)
余談ですが、獲物を獲り逃がした時のミサゴの顔を見てみたいものですね。
2024年1月10日 (水)
三重県津の初冬の鳥 ⑮
今日の津の鳥は、ホシハジロ他です。
海から川に戻って来るホシハジロの雄の飛翔姿です。
マガモ、オナガガモ、そして、ヒドリガモとこのホシハジロがここ安濃川河口のカモ類の大半を占めます。
群で居ることが多く、
この様な群の飛翔姿が観えます。
至近を飛翔するホシハジロの雄鳥。赤い虹彩をした潜水カモの一種です。
名の「ホシ=星」は、一説にはこの雄鳥の赤い目を星に見立てたとのこと。
これは狙った訳ではなくファインダーに入ったカモですが、どなたでしょうか?
キンクロハジロの若鳥か、スズガモの雌若ではないでしょうか?
飛んで行った川の上流域を探しましたが見失ってしまいました。
これは堤防の足元から飛び立つヒドリガモの後姿です。
カモ類はこれから春先までが面白い季節です。
2024年1月 9日 (火)
2024年1月 8日 (月)
三重県津の初冬の鳥 ⑬
松坂は五主の池の後に、コクガンやツクシガモの群の姿が見えるかもと寄った雲出川河口では何も成果は無く、再度夕刻は津の安濃川河口に戻って来ました。途中寄ってみた香良洲海岸もカワウのみで期待したビロードキンクロの姿も無く、翌日の午前中は安濃川河口一本に絞りました。
そして、今日の津の鳥は、安濃川河口のマガモです。
河口域には、他のカモ類と一緒に、冬鳥として渡って来たマガモの群が居て、川と海の間を行き来する飛翔姿を撮ることが出来ます。
海から戻って来たマガモの雄鳥。
別名「青首」と呼ばれるマガモの雄鳥ですが、
嘴の黄色、緑色光沢のある頭に白色の首輪。褐色の胸に青色光沢の翼鏡。それに、黒色の巻尾と橙色の足etc.。「七色鴨」と呼んでも・・・・・?
そして下は、
シックなマガモの雌鳥。「七色鴨」の雌とは言えないか。?
左向きは、海から川に戻って来たところ。「ヒュッ、ヒュッ」と羽音が聞こえます。
川面に着水の瞬間です。奥の水飛沫は雄鳥の立てたものでした。残念!
雌鳥の飛翔正面。
川面を滑るように飛翔して海に向かう雄鳥ですが、翼鏡の青い光沢色は陰となって見えません。
2024年1月 7日 (日)
2024年1月 6日 (土)
2024年1月 5日 (金)
三重県津の初冬の鳥 ⑩
安濃川河口域での2時間ほどの野鳥撮影に一区切りをつけて、その後、南の五主町と雲出川河口を目指しました。
行く先の探鳥候補地の五主町も雲出川河口の右岸も津ではなくて松坂市ですが、とりあえずタイトルは「三重県津の初冬の鳥」として連載いたします。
初夏は潮干狩りで有名な五主海岸を擁する松坂市五主町ですが、高い堤防の内側には淡水池もあり、その中の小さな池には時として珍しい野鳥が渡来します。
いつもの場所に着くと、水面にシギチの姿が・・・・・
タシギです。警戒もせず、長い嘴を差し込んで採餌に夢中です。
手前の草陰から次々と現れて、1羽が、
2羽になり、
やがて3羽になって、
4羽となり、
5羽から、
6羽を通り越して7羽にもなりました。(笑)
こんなオープンスペースでこれだけの数のタシギを観たのは初めてでした。
2024年1月 4日 (木)
より以前の記事一覧
- 三重県津の初冬の鳥 ⑧ 2024.01.03
- 三重県津の初冬の鳥 ⑦ 2024.01.02
- 三重県津の初冬の鳥 ⑥ 2023.12.31
- 三重県津の初冬の鳥 ⑤ 2023.12.30
- 三重県津の初冬の鳥 ④ 2023.12.29
- 三重県津の初冬の鳥 ③ 2023.12.28
- 三重県津の初冬の鳥 ② 2023.12.27
- 三重県津の初冬の鳥 ① 2023.12.26
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