今日は久し振りに野鳥です。
6月に入り、中国地方5県内の移動自粛規制が緩和されたところに、いつも貴重な野鳥情報をくださる岡山の鳥友Mさんから、お隣鳥取県は奥大山のセグロカッコウの情報を貰い、入梅前の好天の日に出掛けてみました。
実家からは国道で片道100km、約2時間の距離。冬季にオシドリで度々訪れる日野町は根雨のその先です。

朝8時前に到着した奥大山は雲ひとつ無い、そして風も無い好天気。

南の岡山県側から望む伯耆大山(伯耆富士)標高1,729m の雄姿です。

山頂(弥山:1,709m?)には登山客の姿も確認出来ました。
ところで、前日は出ずっぱりだったという肝心のセグロカッコウですが、声すらしない。前泊(車中泊)されたという岡山からのCMも朝から声が聞こえないとか・・・・・
二人で待つこと数時間。東の船谷川の深い渓谷からはアカショウビンの鳴声も聞こえ、遠くからはツツドリやホトトギスの声が・・・・・しかし、カッコウもそして肝心のセグロカッコウの声も聞こえない。
もう抜けたのかと思い撤収の前にMさんの携帯に電話すると、「このところ毎年渡来していて抜けるはずは無い! 渓流でミソサザイでも撮って時間潰ししていたら?」との力強い返事。
そうさせて頂いて、正午まで渓流の散策路でミソサザイと遊び、再度スキー場のゲレンデ脇に。
木陰に腰を下ろして待つこと10分ほど。ゲレンデの上の方で、「カカカッコウ」と聞こえるセグロカッコウの小さな声が聞こえました。しかし、遠い!
なかなか近づいて来てくれない声を頼りにゲレンデを登って行くと、林から一羽のトケンが飛び出しました。セグロカッコウでした。
この後、両脇の林を渡るように、大きな声で鳴きながらゲレンデを滑空して麓の方に移動してくれましたが、写真はと言うと、逆光に枝葉被り、碌な写真は撮れませんでした。
下は、その中でやっと収めた当日のベストショットです。


舳倉島でも撮れなかったセグロカッコウをやっと撮ることが出来ました。
Mさんに感謝です。
明日はセグロカッコウのその他の写真を掲載致します。
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