梅雨明けの近況(鰻捕り)
長梅雨が空けてからというもの、猛暑続きで、引き続き移動自粛も兼ねて野鳥撮影には出掛けておりません。
梅雨明けの菜園は雑草が繁茂し、カボチャやスイカはその実の存在すら分からなくなってしまいました。(笑)
旧盆を迎えるにあたり、墓所の周りから草刈を始めましたが暑くて日中はお手上げ。仕方なく、比較的涼しい早朝の2時間ほどを草刈に当てることに。
そして、昼寝をして、夕刻には菜園脇の川で小魚釣りをして、それを餌に鰻の流し針(はえなわ)を仕掛けて早朝にあげに行く。
そうです。今日のブログは、鰻鳥(笑)ではなくて、鰻捕りの話です。
下は、今年になって初めて捕れたウナギです。
目方は230g。小さなウナギでした。
後日追加してさばこうと保管していましたが、その後日がなくて、一週間が過ぎた日。
鰻捕り名人のS君が小屋に遣って来て、今日も沢山捕れたので一匹進呈してくれるらしい。
彼の車のブクブクの着いた携帯生簀を覗くと・・・、なんと!1kgを越す様な化け物ウナギが6匹も!
上は、分けて貰ったその中で一番小さいウナギでしたが、それでも、目方800g、長さ80cmの超大物でした。
後で聞いた話ですと、一番の大物は1.8kg。次が1.2kg、1kgが2本に800gが2本。それに35cm級のアマゴ。羨ましくなるような釣果です。釣り場所は公表出来ませんが、郷里岡山の田舎の川ではありません。
貰った当日に早速さばいて焼くことに。私のウナギは「刺身のつま」にもなりません。(笑泣)
いつも使う80cm級のまな板は用をなさず、母屋のリホームで撤去していた座板を倉庫から引っ張り出して特別あつらえのまな板としました。
でかい!
苦心の末に
我が家特製の竹串(鮎と鰻兼用)に刺したところですが、大ウナギで8串+小ウナギで2串の計10串。
焼くのも我が家特性の炭火コンロ。叔父の手製と聞いています。
炭は、
冬の間に小屋の薪ストーブで作り貯めていた薪の消し炭です。着火が早く、火が柔らかいので魚焼きには重宝します。
そしてこれは秘伝の垂れ。を造るところです。酒に醤油にみりんに砂糖を混ぜて煮立てて、そして、上で焼いていた身の残った骨の油を垂れの中に落します。これを繰り返せば秘伝の垂れの完成です。
裏庭の一角に腰掛けて、ビール片手に魚肉から滴り落ちる油を垂れに落としながら、またその垂れを串に塗りながら、じっくりと焼き上げます。(唾)
左手に缶ビール、右手に団扇。今年も旧盆に帰省出来ていれば家内が喜んで買って出る田舎の我が実家の恒例行事です。
基本的に蒲焼ではなく、蒸す工程はよほど大きなウナギを食す場合以外はありません。焼きあがったウナギはそのまま酒の摘みか、温かい丼飯の上にほぐして、熱い渋茶を並々と注いだ鰻茶漬けで食します。(唾)
焼きあがりの鰻の串。煙と匂いで御迷惑をお掛けしたお隣さんに少し御裾分けしました。
例年だと、子供や甥っ子姪っ子が大挙して押しかけて楽しむ「マンガ絵ぶたまつり」に合わせて養殖鰻を大量に焼きますが、今年は憎きコロナのために祭りも帰省も中止。鰻焼も老母と二人だけの食卓にはこれでも多過ぎます。
折角出して来たコンロですので、次の焼き物を考えます。
これは、一本の苗に成りに成ったジャンボシシトウ。既に150個以上は収穫しました。少しピリ辛で、ビールの摘みには最高です。
そして、消し炭を追加して、
最後は、先日菜園脇を流れる小河川で釣った放流2日目の養殖鮎の出番です。
ビールは既に3本目。(笑)
竹串に刺して塩を振り、頭を下にして、遠火でじっくりと焼き上げます。
もちろん、お隣には御裾分けの追加です。
豊岡の赤松さんには、「どうしたの? 鳥のブログじゃなかったの? 料理のブログになっちゃった!?」って言われそうですね。
野鳥は何処に?
長くなったついでに、
ウナギを焼いた当日は、中止となった「マンガ絵ぶたまつり」が予定されていた日。母屋の玄関先に「フクロウランタン」を飾って燈を入れました。
グラス片手に、遠くから眺めましょうね。(笑)
そして下は、草叢から探し出した6~6.5kgのスイカ(タヒチ種)3ヶ。
早速、コロナで自粛生活を送っている娘達家族に送って遣りました。
そして、昨夕仕掛けた流し針には、今朝・・・・・
200g級の小さなウナギが一本掛かっていました。
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