石垣・与那国ツアーに参加して ①
コロナ感染拡大の下、遠出やツアーへの参加を自粛していましたが、緊急事態宣言の延長が解除された先月末に、3度目となる与那国島への探鳥ツアーに参加して来ました。ツアー参加は一年半ぶり。昨春の舳倉島遠征をキャンセルして以来の遠征探鳥でした。
万全とは行かないものの、指示された、そして、自主的にも用意したコロナ対策を実行して望みましたが、交通機関の運行取止めと減便等で、想定以上に苦労いたしました。人ごみはかえって増加傾向。一抹の罪悪感を覚えながらの旅立ちでした。
以下、紀行文風にツアー報告を致しましょう。
朝7時過ぎの羽田空港。出発ロビーの一番端にも拘らず、いつもと変わらぬ光景です。
初日は那覇で乗り換えて石垣島で一泊。石垣でも石垣3点セット(プラス1)の探鳥の予定ですが、当の飛行機は満席状態。
石垣島に向かう飛行機。減便の所為かここでも満席。
南国の青空の下、自衛隊の戦闘機や対潜哨戒機が並ぶ那覇空港を飛び立ちました。
夏の陽光に照らされたブルーの海に浮かぶ美しい環礁や
堡礁を雲間から望みながら、一路石垣島に向かいます。
1時間強のフライトで石垣空港に到着です。石垣は四度目。
到着日の午後と翌日の朝に探鳥です。此処では、カンムリワシ、ムラサキサギ、ズグロミゾゴイの石垣3点セットに、最近加わったカタグロトビを入れて石垣4点セットを狙います。
今回も名ガイドのMさんと、Tさんのお二人が同行されていますので難なくゲット出来るでしょう。ね!?
前置きが長くなりましたが、と言う訳で、今日の石垣の野鳥は、カタグロトビです。
空港の駐車場から簡単にゲット出来るものと思っていると、どうも事情が違うみたい。どこかの誰かが営巣場所を荒らしたらしく、ここ数年で環境が変わってしまったとのこと。
事前情報のあった場所に案内されて、電柱に止まるカタグロトビを遠くから観て、
飛んで行った先に見える芥子粒のようなカタグロトビをスコープで観察です。
こんな感じです。鳥観ツアーの典型的な光景です。
以下は、距離2、300m先の芥子粒を苦労して豆粒大に拡大してみた写真です。
立ち木の小枝を折って巣材を集めているところとか。
こちらは営巣場所の近くで監視する番のもう一羽です。
現地でお会いした方にお聞きしたところでは、100m以内に近付くと営巣を放棄するとか。
好い鳥なので、大切に見守りたいですね。
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