奄美の鳥たち (最終)と旅の終わり
春の奄美大島ツアーの最後に、奄美十景(新鹿児島百景)に数えられる観光地である奄美大島北東部の「あやまる岬」に行きました。
帰着便を待つ間の単なる観光です。
小高い岬の丘から奄美大島最北端の笠利崎を望む。
気温も湿度も上がって来て、南国の夏を思わせる陽気の中、コバルトブルーに輝く奄美の海は綺麗でした。
岬の展望台から駐車場に帰る途中、
ヒヨドリが遣って来て潅木の上に止まりました。
少し色の黒い亜種アマミヒヨドリです。最後の見送りに来てくれたのかも知れません。
そして、羽田への帰着便は予定通りに出発。
初日と最終日に探鳥した大瀬海岸の上空を通って
奄美大島から北の大隅諸島までは距離があり、島影を望むことなく飛行機は直ぐに東の海上に出ます。
島影が見えたと思ったら、
もう大島(伊豆大島)の上空。伊豆半島の先に雪を被った富士が見えます。
レインボウブリッジ、お台場を眺めながら
定刻通り羽田に帰着。
奄美固有種の撮り直しを目的に参加した今回のツアーでしたが、幸運にも期待だにしていなかった日本固有種のアマミヤマシギや奄美大島固有種の亜種オオトラツグミをゲット出来た成果のあったツアーでした。
A社のTさん、現地ガイドのTKさんをはじめ、お世話になりました同行者の皆様に厚くお礼申し上げます。ありがとうございました。
さて、今頃は岡山の田舎に帰省して百姓の忙しい毎日を過ごしていることと思いますが、手が空けば、渡りの夏鳥を求めて近所の山野を駆け巡ってみようと思っています。
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