小笠原の鳥(メグロ)
今日の小笠原の野鳥は、日本の固有種、特別天然記念物のメグロ(亜種ハハジマメグロ)です。
やっと、待望のメグロにたどり着きました。 別に掲載を遅らせてじらした訳ではありませんよ。 撮影順に掲載して行って今日になってしまいました。
母島に着いて、宿にチェックインした後の探鳥でも、姿は観ていたのですが、余りにも撮影条件が悪く、翌日の早朝に改めて再挑戦致しました。
「順光下で被りの無い全身を撮る」ことを念頭に、朝食までの時間、メグロの撮影に専念しました。
前日の夕刻に下見をした民家脇の島レモンの畑です。
葉被り、枝被りばかりでしたが、何とか撮れたのが一番上の写真です。
前日の夕刻に撮った地上のメグロ。地面に降りて採餌し、枝先に上がってくるのはメジロではなくて、大抵がメグロでした。 雑食性で、地上での採餌姿をよく観ました。
朝食に宿に帰り、同宿の方にお聞きすると、宿の近くの林道の入口にあるガジュマルの木でメグロが撮り放題とのこと。 早速直行しました。
メグロの舌先はブラシの様になっていて、それで蜜を絡めて吸うのだとか。
ガジュマルの実(実は花)を食べるメグロ。
可笑しなことで、撮り放題を経験すると眼につき易くなるのか、その後、島の彼方此方でメグロの姿を見掛ける様になりました。
下は、港の側の空き地で撮ったメグロです。
こんなひょうきんポーズも撮らせてくれました。
「メグロなら島中の何処にでも居るよ。」とは聞いていましたが、それでも謙虚に、「メグロだけでも撮れれば良いや。」と参加したツアーでもありました。
やはり、「メグロなら島中の何処にでも居るよ。」でしたね。
一つ残念だったことは、パパイアの実に来るメグロが撮れなかったことです。 ガイドさん曰く、「やはり、メグロはパパイアだね。」 ・・・・・?
次回かな?
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余談ですが、
メグロは長いこと類縁関係が不明で、ヒヨドリ科、チメドリ科、メジロ科、ミツスイ科と、様々な科を行き来してきましたが、最近ではメジロ科に分類されているそうです。
科ってどうやって決めるんだろう? いっそのことメグロ科にしたら?
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