朽木に止まるヤイロチョウ
今日の野鳥はヤイロチョウです。
帰省後に情報を貰っていた近畿圏のヤイロチョウでしたが、田舎暮らしの諸事情とその後の梅雨空等で、諦めていたヤイロチョウでした。
数日前に神奈川の鳥友Sさんから撮影行の報告を頂き、昨日、絵ぶた制作の夜の部を一日休んで出掛けてみました。
深夜走行で朝4時に現地到着。営巣場所の近くの撮影ポイントには既に三脚の林立。暗い中で、アカショウビンの声が聞こえた夜明けを待ちました。
上は、餌のミミズを捕って巣の近くのお立ち台に帰って来たヤイロチョウの親鳥です。
皆このシーンを狙いますが、被りが無く撮れる場所は限られたピンポイントのみ。数百枚撮ったショットは殆んどが葉被り、枝被り、そして、ピンボケでした。
場所取りが出来ずに諦めていたところ、巣の在る斜面の稜線に野猿の群が現れました。もうお手上げです!。
20分に一度ぐらいの頻度で帰って来ていたヤイロチョウの動きも止まってしまい、撮影現場はフィルムが切れて中断した昔の映画館の様でした。
しかし、悪いことばかりは続かない様で、それまで被りの無い好ポイントで抜群のショットを連写しておられた前の方が、朝食を取りに一時抜けられるとのこと。その間、そのポイントを譲って頂きました。
上の写真も下の写真も、その間に運良く訪れてくれた只一度のチャンスに、何とかものに出来たショットでした。
下は、稜線に出た子連れの野猿(ニホンザル)です。
ミミズを咥えたシーンばかりでしたが、何とか飼育下ではないヤイロチョウを収めることが出来て、帰路に着きました。
しかし、良いことばかりは続かない様で、
帰りの高速でスピード違反で捕まってしまいました。速度109km/hで29kmオーバー!交通量の少ない80km制限の高速道路でした。
私は遠征でまた一つ勉強させられました「悪いことも良いこともそう長続きはしないものだ」、と。
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