巣立ちを観に再び
今日の野鳥はブッポウソウです。
来月の10日に迫った夏祭りの準備で忙しい毎日ですが、今年のブッポウソウの巣立ちを観ようと日程を調整。 帰省先の岡山は空梅雨の様相でしたが小雨の日もあり、また、丁度3連休にもぶつかり、海の日の祭日の翌日に出掛けてみました。
到着して管理をしてくださっているNさんにお聞きすると、一番子は予想よりも2日早く、12日に巣立ったとか。そして、順調に次々と4羽が巣立ち、発育の遅れていた末っ子の雛が一羽だけ巣箱に残っていて、今日か明日には巣立つのではとの話。
前日の海の日の祝日は、大勢のCM達で大賑わいで、終日駐車場の整備に追われたとのこと。 私の行った翌日も凄い人で駐車場は溢れていました。
お堂のモニターを確認して雛が巣箱の口に顔を覗かせたタイミングでカメラを向けますが、なかなか巣立つ気配はありません。
既に巣立った4羽の兄弟は親が既に山手の林の中に誘導してしまったとか。桐の古木の枝先での給餌シーンも今回はお預けです。
待つこと3時間あまり、
巣箱の周りを2羽のブッポウソウが飛び回りました。
そして1羽が桐の枝先に止まりました。 巣立ちを促しに来たのでしょうか? しかし、餌を咥えていません。
3時間以上雛は餌を口にしていません。
巣箱の口に足を掛け、身体を乗り出したので、間も無く巣立ちかと期待したのでしたが、
急に何処からか成鳥が給餌に現れて、
去って行きました。
ボーと待っていたCMからは、「エッツ!?今の巣立ち?」との落胆した声も聞こえましたが・・・・・、給餌でした。
この給餌シーンですが、カメラのモニターで確認したところ、給餌に遣って来た成鳥の足に足環がありません。 確かこの巣に営巣して子育てをした雌雄の親鳥にはどちらも黄色と白色の足環が付いていたはずです。
ということは、育児を助けるヘルパーでしょうか? 写真に写るのを嫌っていた足環でしたが、足環のお蔭で貴重な経験をさせてもらいました。
陽も高くなり、一向に巣立つ気配が感じられないことから、また来年の再会を期待して帰路に着きました。
下は、横山様のお堂に飾られた木彫りのブッポウソウの営巣姿の大作です。
巣から顔を覗かせる雛の嘴はこんなに赤くはないですよ。
最後に、年々この撮影環境を維持改善してくださっている住民団体・ブッポウソウ吉備中央町会の皆様に感謝を申し上げます。ありがとうございました。
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話変わって、今年も、「マンガ絵ぶたまつり」の絵ぶた制作に励んでいます。
昨年は西日本豪雨で中止となった「マンガ絵ぶたまつり」でしたが、今年で25周年を向かへ、平均年齢がとうの昔に還暦を過ぎてしまったオッサンオバサン約8名が老体に鞭打って連夜遅くまで制作に励んでいます。
今年の我々「夢一夜絵ぶた会」の制作絵ぶたは、NHKの幼児番組「いないいないばあっ!」に題材を求めました。
野鳥主体の当ブログですが、今年も我々の「絵ぶた制作の過程」を偶に報告したいと思っております。
下は、今年のポスターです。
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