釣り針を付けたオオハム
今日の野鳥は、在庫の中からオオハムです。
先月2回訪れた、西伊豆の河川放水路に居たオオハムには、大きな釣り針と太くて長いハリスが付いていました。
放水路を何度も行き来しているオオハムが居て、
潜水して上がってくると必ず羽ばたきをしてくれるサービスの良いオオハムだと思っていましたが、羽ばたきする写真に光る糸のような物が写っていました。
良く観ると、右肩(翼前縁部)に大きな釣り針が刺さっていました。羽ばたいて取り除こうとしていたんですね。
その10日後、二度目に訪れた時も、釣り針は刺さったままで、長い釣り糸を引きづっていました。
折角近くに寄って来てくれても、良い写真は期待出来ませんでした。
下は拡大写真ですが、
針のちもとが確認できるので、かなり大物釣りの仕掛のようでした。西湘の漁港のミツユビカモメのように、うまく釣り針が外れてくれれば良いのですが。
釣りと海鳥。 なかなか厄介な問題ですが、せめて仕掛のポイ捨て放置はやめたいものですね。
30余年も前のアメリカ東海岸での出来事ですが、投げ釣りをしていてブラウンペリカンが釣り糸に絡んだことがありました。同行者数人がかりで絡んだ釣り糸を外して放ちましたが、鳥にとっては迷惑千万のことだったでしょう。
広大な砂浜に突き出した釣り桟橋(Fishing Pier)でも良くあることらしくて、釣果ボードには、魚名以外に、Pelican や Seagull の記載もありました。 もちろん、リリースされたのでしょうが。
海鳥が見えたら、暫し竿を上げるくらいの配慮はあってもよいのではとも思いますが。
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