ついに観れた11羽のハクガン
今日の「伊豆沼・蕪栗沼シリーズ」の野鳥は、亜種ハクガンです。
11月のA社のツアーでは、マガンの群の中に1羽でいるハクガンを観察されたそうですが、今回も蕪栗沼周辺で遠くにいる芥子粒のような1羽のハクガンを同行の E さんがスコープで確認。
その後、伊豆沼の北東部の田圃で11羽の群を観たとの情報を県立サンクチュアリーセンターの職員の方に教えて貰い、熱心なガイドの I さんが捜索にチャレンジ。
マイクロバスに酔うのではないかと思うほどの執拗な捜索をすれども見付からず。
偶々、トイレ休憩で伊豆沼東の野鳥観察舎近くのトイレに寄って所用を済ませて出たところで、ハクガンの飛翔姿をこれまた E さんが目撃!
E さんの大声での知らせに、速写で対応した写真が上の3枚だけ。
沼を発ってマガンの群と移動するハクガン11羽の写真でした。そこそこのハクガンの証拠写真を撮れたのは、なんと、速写ストラップに吊り下げたカメラを提げていた私のみ!?
後日、冗談紛れに我鳥友に報告したメールには、「『木口小平は死んでも口からラッパを離しませんでした。』の如く、『トイレでも肩からカメラを離しませんでした。』に利が有ったようです。(大笑)」と記載致しました。
下は、上の写真のトリミング版です。
ハクガンの飛翔姿は綺麗ですね。
そして、最終日の伊豆沼で、午後 4:28 頃、
ガイドの I さんの予想したハクガン11羽の塒入りを確認。
ISO 3200 絞り F10 シャッタースピード 1/20 の手持ちで流し撮りをした1枚です。
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余談ですが、
木口小平は、日清戦争で戦死した郷里高梁市出身の旧日本陸軍のラッパ手です。
「キグチコヘイ ハ テキ ノ タマ ニ アタリマシタ ガ、シンデモ ラッパ ヲ クチ カラ ハナシマセンデシタ」と、武勇の説話として戦前の尋常小学校修身書に掲載されていたそうです。
私も日露戦争に出兵した経験のある祖父から度々聞かされた昔話でした。
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