初撮りのシラコバト
今日の野鳥は初撮りのシラコバトです。
桜雨の続く合間の好天の日、鳥友Sさんのご好意でシラコバトを撮りに行きました。
まだまだ寒い日が続き、前日は首都圏にも小雪が舞ったそうで、Sさんから防寒の手袋をお借りしての撮影でしたが、シラコバトは、然る工場の軒下の電気のターミナルボックスの上で巣作りの真っ最中でした。
工場の屋根の上に止まるシラコバト。
日本では初見初撮りのシラコバトでしたが、以前、旅先のスイスで撮ったことのある鳩でした。 只、移入種と言われるここ埼玉のシラコバトはインド系の亜種だそうですね。
和名の通り、白っぽくて綺麗な鳩ですよね。
木立から枯れ枝を運んで来ては、
軒下のターミナルボックスの上に運び込んでいました。
電柱の上で胸を膨らませて鳴くシラコバト。 小さな優しい声で、「ポポーポ、ポポーポ」と鳴いていました。
偶にはこんなシーンや、
こんな木止まりのシーンもありましたが、
営巣場所が場所だけに、
折角のホバリングシーンも、人工物の背景となってしまいました。
江戸時代に鷹狩りの狩猟鳥として放鳥されたものが留鳥として残っているとの説が有力ですが、一時期数十羽まで減少し、その後、天然記念物に指定されて増え、現在、埼玉県周辺で約2,000羽ほどが生息しているとのこと。
工場の軒先に営巣するなんて、同じ外来種のドバト並みに繁殖力旺盛かと思ってしまいますが、どんどん変わる生息域の環境下、天然記念物であり、埼玉県の県鳥でもあるシラコバトの種の維持を願うばかりです。
(撮影日:2015.04.09)
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昨日、郷里岡山の田舎に帰省しました。 連休明けまで居て夏野菜等の植え付けを行います。
暇を見て近くの渓谷にも足を伸ばしてみる積りです。今年も元気な夏鳥の姿が観えれば良いのですが。
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