初見初撮りのマキノセンニュウ
今回の北海道撮影ツアーでライファーとして期待していた野鳥種にマキノセンニュウとエゾセンニュウがありました。 シマセンニュウは過去(と言っても遥か昔のフィルム時代ですが)に撮っています。
エゾセンニュウは、今回、残念ながら撮影することは出来ませんでしたが、シマアオジの居たサロベツでその姿を観、独特の美声を聴くことが出来ました。
もう一種のマキノセンニュウですが、ワッカ原生花園でツアーガイドのNさんが見付けてくださり、撮影することが出来ました。
エゾニュウの幹に止まって囀るマキノセンニュウ
「チィリ、チィリ、チィリ・・・」という虫の鳴き声に似た声を頼りに姿を探しますが、我々素人には到底探せません。 ガイドさんに頼るしかありませんでした。
鳴き終わり、お澄まし顔のマキノセンニュウ
センニュウですが、「仙入」と漢字表記されますが、語源は「潜入」とも「仙人」が誤記されて「仙入」となったとも諸説があるようです。 何れも、藪や草原の隠れた場所に潜入し、彼方此方歩き回る姿が仙人に似ているところから来ているそうです。
下は、ハマナスの上に出てきて囀るマキノセンニュウです。 虫のような鳴き声と胸の縦斑で識別できます。
暫く囀って、またブッシュの中に潜って行きました。
体長12cm。メジロ大の渡り鳥(夏鳥)です。 良くぞこんな小さな身体でインドシナやフィリピン等から渡って来るものですね。
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