与那国島のキンバト
今日の与那国島の野鳥は、キンバトです。
与那国島の探鳥ツアーでは昨秋複数羽が観られたハイイロオウチュウを探しましたが、もう一種、エメラルドグリーンの美しい翼を持つ人気のキンバトも、時間の許す限り何度も探しました。
ポイントの山の公園に行っても見られず、山道でマイクロバスのガラス窓越しに見えたキンバトはすぐさま森の中に・・・
こんなことが2、3度あった後、時は与那国2日目の夕刻。
祖納の街中を流していると、電柱にムクドリの群が・・・ その中にジャワハッカが混じっているのを同行のAさん(註参照)が見付け、飛び去った方角に移動。バスを降り、遠くの電線に止まったジャワハッカを撮ろうと歩きかけると、ガイドのIさんが大声で制止する。
「キンバト! キンバト!」「行くな!行くな!」
何と、5、6m先の民家のブロック塀の上にシルエットと化したキンバトの姿が!
急いで感度設定変更と露出補正をして何とか写したのが上の写真でした。
ちなみに、バックの白は民家の壁の色。そして、ブロックの上の突起は糞ではなくてモルタルの滓です。
羽色からは雌鳥のようでした。
そして、最終日の翌日の朝も山道のキンバトのポイントへ、(私はベニバトが撮りたいのに。とは、言えません。)
居ました! 前日と同じポイントで採餌中のキンバトを発見。 執念です。
雄の成鳥ですね。
距離7、8mの至近でしたが、生活道路の山道を跳ばすトラックに驚いて飛び去りました。
(註)
同行のAさんは、当ブログに時々コメントを下さる Hiroyukisan です。舳倉島でご一緒し、鳥談議に花を咲かせる知り合いですが、鳥運が(本人曰く、金運も)素晴しく良い方で、今回のツアーも相談して同行を決めました。金運は駄目としても、彼の鳥運にあやかりたかったのは言うまでもありません。
今回の街中のキンバトも、Aさんが、ムクドリの中のジャワハッカを見付けたから(西風が吹けば桶屋が儲かる式)の産物でした。気の好いAさん、大声で面白く自慢などをするものだから、最後にガイドのIさんから「お笑い芸人」と言われていましたよ。(笑)失礼、Aさん。
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