今日の野鳥は神奈川県西の山の公園の水場で撮った野鳥の最後を飾るキジバトです。
大層な見出し・書き出しですが、実は、カテゴリーの野鳥名にキジバトの設定が無いことに気が付きました。普遍種でいつも後回しにされてきた所以でしょうか。
水場の周りによくやって来ますが、「なんだキジバトか・・・。」と皆見向きもしないキジバトが、水盤の上に上がってきました。

「なんだお前か。」と訝っているのはお互い様なのでしょうか? こちらを見て首を傾げました。

一羽が、

やがて2羽になり、


凄まじい水浴びが始まりました。 大型だけあって豪快です。

水浴び後のポーズですが、体を傾けて片方の翼を上げています。 水面をよく見てください。
白い粉が水面いっぱいに広がっています。 ハトやフクロウ類に見られる体全体を覆う粉綿羽から落ちた粉です。 水盤には常時少量の水の供給があり、しばらくすると粉は流れていきますが、キジバト水浴後の水盤はその後も当分の間汚れっぱなしでした。
ドバトが衝突したガラス戸が白くなっていたのを見たことがありますが、この粉綿羽から落ちた粉が衝突の際に付着したものでした。
WEB検索していると次のような写真サイトを見つけました。タイトルが少し長いのですが、「激突したハトやフクロウが窓ガラスに残していったゴーストのような跡の写真11枚」です。 鳥達には悲惨なことだったのでしょうが素晴らしい記録です。
水場を汚した当のキジバト達ですが、水場の奥の日溜まりの草むらで仲良く休息していました。

今回で、11月中旬に帰京した際に山の公園の水場で撮った野鳥の掲載を終了しますが、この他にも、モズ、ウソ、シジュウカラ、ヤマガラ、コゲラ等が出てくれて、以前よりは出が悪くはなったものの、随分と楽しませてくれました。

午後4時前、山の公園での野鳥撮影を終えて帰る道から撮った江の島です。 郷里岡山の田舎では今週から農作業小屋の建方が始まり、ここのところ野鳥撮影には行っていませんが、神奈川の山の水場では今頃赤や青の野鳥が皆を楽しませているのでしょうね。
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