甑島の野鳥(コムクドリ)
今日の野鳥はコムクドリです。
今回探鳥した下甑島の手打地区は、海に面した農耕地が広がり、畑あり、田圃あり、耕作放棄地あり、小川あり、山裾あり、適当に集落が密集し、散在し、そして、小中の学校には芝生の校庭あり、といった絶好の探鳥地で、島の南端に位置する立地条件からも、これほど渡り鳥の探鳥に向いた所は無いでしょう。
小グループに分かれて鳥を探していると、別のグループから、小学校の芝生の校庭にキガシラセキレイが出ているとの連絡が入り、急いで移動。
息せき切って到着すると、「アカハラとヒヨドリが、今、キガシラセキレイを追っ払ってしまった。」とのこと。 「エェーッ!?」
こんなもんです。 いつも・・・。
また帰って来るのでは?と、鳥友Sさんと二人で待っていると、目の前のアコウの木に、沢山のコムクドリが! キガシラセキレイを追い払ったというアカハラの姿も。
アコウ(イヌビワというイチジクの種類の仲間で、九州、四国などの暖かい海岸線に自生)の実を食べに来たコムクドリの雄鳥と
雌鳥です。
たわわに実をつけたアコウの木を見るのは初めてでしたが、コムクドリの羽色になんとマッチしていることか!? まるで同化してしまって、コムクドリの姿を見付けることは至難の技のようでした。
群れは十数羽を数えましたが、このアコウの実の状況からすると、当分居座るのでしょうね。
キガシラセキレイですか? 残念ながら今回は、鳥逃がして、否、撮り逃がしてしまいました。
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