珍鳥サカツラガン
今日の野鳥は先週末に撮った珍鳥サカツラガン(酔っ払った顔ではありませんが、何故か漢字名は「酒面雁」)です。
コミミズクの止まり木に止まったシーンを狙って今シーズン2度目の渡良瀬遊水池への撮影行の帰りに、情報を貰っていたサカツラガンを撮りに群馬県の沼に寄りました。
着いて暫くして、かなり遠い葦原に移動するマガン2羽と1羽のサカツラガンを見付け、昼ごろには手前の水路に飛んで来るという地元の年配のカメラマンの方の情報を信じて待ちました。暫くして、飛んで水路脇で採餌中のオオハクチョウの側に舞い降りたという声につられて、急いで移動しました。
散策路から5m程離れた空き地で、人影を恐れもせず、オオハクチョウと一緒に一心に草を食むマガン2羽とサカツラガンを観て、こんな近くで、こんなにも簡単に撮れて良いのかと拍子抜けしてしまいました。
マガン(嘴の元が白い成鳥と白い羽が無い幼鳥)2羽と採餌するサカツラガン(右手前)
暫し休憩で、草地に座り込んだサカツラガン
採餌が終わってマガンと一緒に仲良く引き上げです。
マガンがシベリア北部の北極海沿岸地方で繁殖するのに比べ、サカツラガンの繁殖地はそれより南のアムール川流域と云われています。稀にマガンやヒシクイの群れに単独で交じって渡来するそうですが、何処でどうこの3羽は出あったのでしょうか?
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