例年比べ鳥影が少ない今冬季ですが、先月、兵庫県は豊岡の鳥友から、一日50種を目指して探鳥している旨の報告とその結果がLINEで送られて来ました。
面白い試みに、私も県南の探鳥地で遣ってみようと、天気の晴れ間をみて実行に移しました。
先ず赴いたのが真備の大池。向かう途中の小さな溜池でオカヨシガモやダイサギ、コサギを眺め、
大池に着くと、いつものハシビロガモやオカヨシガモ、ヒドリガモ、マガモの群れと少数のミコアイサやホシハジロ、キンクロハジロ等の冬鳥とオオバン、カイツブリが迎えてくれましたが、例年と比べると数が少ない。

これはミコアイサの番。
ご婦人がパン屑を与えるヒドリガモの群れの中にはアメリカヒドリの姿も無く、聞くところによると、初冬に観えたメジロガモも何処かに行っちゃったとか。
カワウの大群が憩う池端の周囲で、ジョウビタキとヒヨドリをカウントしましたが、いつものツグミやシロハラの姿は無し。
次に向かったのは干拓地の公園。
トビとハシブトガラスの数は不変。水路のオナガガモやオカヨシガモ、ヒドリガモを確認し、ここでやっとツグミの姿を確認。モズ、ホオジロ、コガモ、ハクセキレイをカウントしてメモっていると、上空を猛禽が、

ミサゴでした。
その後、海水路に1羽のカンムリカイツブリの姿を確認して隣の干拓地を流しました。
チュウヒ狙いのCMさん達が集うポイントはパスして、葦原沿いの農道を行くと、ムクドリの大群が草地で採餌するのに見とれ、広大な畑地でやっとヒバリとタゲリの姿を見付けてメモ。
いつものケリのポイントに行くと、牛舎から歩いて出て来る3羽のケリに出くわし、

ハシボソガラスに追われて草地に降り立ちました。
その後、水路でカルガモ、農道脇でスズメ、農道に出て来たキジを観ていると、電線に2、30羽のホシムクドリが止まっているのが観え、草地に降りたところをカメラで狙いました。

これがこの日のベストショットでしょうか?
次に向かったのは干拓地の西の大きな淡水池。
マガモやホシハジロの群の中で採餌する10羽ほどのツクシガモの姿を観て大喜び。

ここでは公園の水路にも居たアオアシシギが1羽で採餌していました。
そして次は隣接する製鉄所を挟んだ海水路。
イソヒヨドリが所々の堤防の上に顔を出し、沖の堤防の上にはカワウの大群が羽を休め、その中で1羽のセグロカモメが肩身の狭い思いをして(?)いました。
探すと、期待していたウミアイサの5羽の群れが、

鳥種が少ない中では癒されますね。
最後に向かったのは山越えの小さな漁港。
上空を素通りしたハイタカとアオサギをカウントした後、カモメ類を探すと、

何と、カモメの姿が。
亜種カモメの姿を観るのは久し振りでした。
という訳で、目標とした1日50種は達成出来ず、41種に終わりました。
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