北米東海岸の野鳥(メイン州の鳥)④
今日の「メイン州の鳥」は、No.88 の Common Eider です。
- 英名: Common Eider
- 和名: ホンケワタガモ(本毛綿鴨)
- 大きさ: L 61cm
- 分布: アメリカ合衆国北東部、アラスカ、カナダ、及び、グリーンランド等の沿岸部で繁殖。冬季は北大西洋、及び、北太平洋北部域で過すが、狭い湾部や岩礁海岸に生息し、稀に大きな湖に現れることも。
今日の「メイン州の鳥」は、No.88 の Common Eider です。
今日の「メイン州の鳥」は、No.87 の Razorbill です。
嘴から目の前に至る白いラインが入るのは繁殖羽である証拠です。冬羽には無いそうです。
図鑑の解説に「A chunky bird」と記されていました。「がっしりした鳥」の意でしょう。大きな頭に頑丈そうな嘴、そして太い首。強そうに見えました。
今日の「メイン州の野鳥」は、No.86 の Atlantic Puffinです。
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大きな岩の陰に営巣して育雛の最中でした。沖合いから、嘴に数匹の鰯を咥えて巣に持ち帰り雛に与えます。イワシを咥えた親鳥がすぐ近くの岩の上に帰ってくるのですが、常設の木小屋風のブラインドは中が狭くて、600mmの長玉を振り回すことが出来ず、残念ながらシャッターチャンスを逃してしまいました。
今日からの「北米東海岸の野鳥」は「メイン州の鳥」と題して、メイン州に遠征して撮った海鳥数種を掲載致します。
第一弾の今日の「メイン州の鳥」は、No.85 の Arctic Ternです。
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今日からの「北米東海岸の野鳥」は、かなり遠い昔、アメリカ赴任中に訪れた北部メイン州の野鳥達です。
目指す Machias Seal Island は、Cutler の沖合いにあります。
Pittsburghを経由してBangorに降り立ち、一路海辺の町Cutlerへ。Cutler へは、Bangor から Rt.222→ Rt.1→ Rt.3→ Rt.233→ Rt.198→ Rt.3→ Rt.1 と辿り、Machias 市内を抜け、海岸沿いの Rt.191 で行きます。Machias からは30分弱の道のりです。Rt.1 は歴史のある街道ですが、途中は何もありません。Cutler には宿がなく、Machias のモーテルを予約しました。
Cutler は、海岸沿いに在る小さな漁村です。氷河の削ったフィヨルド海岸の奥に位置し、潮の干満の差が6~7mと大きく、ロブスター漁の良港として、又、干満の差を利用したサケマスの養殖漁業の町として栄えています。
そして、目指す Machias Seal Island への出航場所ともなっています。右手の少し大きな小船が探鳥客を島まで運ぶクルーズ船です。
ブラインドから眺める島内の様子。
Atlantic Puffin は周りのあちこちの岩の下に営巣し育雛しているようでした。偶に親鳥が口いっぱいに鰯を咥えて帰って来ますが、なかなか好機にシャッターを下ろせません。滞在時間は正味3時間と決められていて12時20分に島を出発し帰途につきました。
今日の「フロリダの野鳥」は、アジサシ類の続きで、No.83 の Roseate Tern です。
日本の南西諸島などで観られるベニアジサシですが、アメリカでは非常に稀なアジサシだそうです。 メキシコ湾を回遊し、営巣の目的で海岸に飛来するそうですが、確かに沢山のアジサシのコロニーの中に1羽だけで居ました。最初は比較的生息数の多い Forster's Tern かと思いましたが、嘴の色から Roseate Tern と同定しました。 完全夏羽に移行中の個体です。
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次は、No.84 の Sandwich Tern です。
Royal Tern に似た中型のアジサシですが、黒い嘴の先の黄色いスポットが識別のポイントです。
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よく飛び回っては、近くのサインポールの戻って来て止まっていました。
フロリダはアジサシの種類も多く、シギチの識別と同様に同定には難儀を致します。大きさ、嘴、脚の色、頭の形、これに季節と、成鳥、幼鳥の判定条件を必要とし、アメリカの図鑑を駆使して識別してみても同定は困難を極めました。
今日の「フロリダの野鳥」は、アジサシ類の続きですが、Black Skimmer の居たホテルのビーチには、他に4種類のアジサシが居ました。今日はその内の2種を掲載致します。
先ずは、No.81 の Royal Tern です。
オレンジ色の大きな嘴をしたアジサシです。上の写真の個体は、繁殖羽の成鳥(Breeding Adult )です。 下の Caspian Tern の周りに居る複数の個体が非繁殖羽の成鳥(Nonbreeding Adult )です。一見、まったく異なるアジサシのようです。
日本で観られれば、エリグロアジサシの様に、「ハゲ」とか「ハゲオヤジ」とかあだ名を付けられそうですね。(笑)
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次は、No.82 の Caspian Tern です。
日本でもお馴染みの大型のアジサシ、オニアジサシです。 Royal Tern に混じって冬羽の個体が1羽だけ居ました。若鳥でしょうか? 体の大きさと、赤い大きな嘴の先に黒い斑があることで Caspian Tern と識別可能でした。
アメリカ滞在中のフロリダ遠征には、鳥種として2種を必ずゲットするという目的がありました。ターゲットの1種は前出の Roseate Spoonbill (ベニヘラサギ)、そして、もう1種のターゲットは、ハサミアジサシでした。
ハサミアジサシの群れが ホテルのプライベートビーチに滞留していると聞き、そのホテルである HOLIDAY INN FORT MYERS BEACHに投宿いたしました。
チェックインを終え、すぐに裏手のビーチに出てみると、
なんと!凄い数のハサミアジサシの群れ! 白いアジサシ類の姿も見えました。
と云うことで、今日の「フロリダの野鳥」は、No.80 の Black Skimmer です。
飛翔する群れの姿。体長に比べ長い翼をしています。
白砂のビーチで憩う Black Skimmer の群れ。赤白黒の配色が映えるアジサシです。雌鳥は雄鳥よりも明らかに小さいそうで、この写真は雌鳥でしょう。
変わった嘴をしていますよね。
このビーチにはこのクロハサミアジサシの他にも数種のアジサシ類が居て撮影を楽しませてくれました。(続く)
今日の「フロリダの野鳥」は、No.79 の Osprey です。
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電柱に設営された営巣用の台に営巣したミサゴ、雛はもう巣立ち直前です。
遠くの枯れ木の枝先にキャットフィッシュをつかんで止まったミサゴ
翼を広げてバランスを取りながらの食事風景です。
今日の「フロリダの野鳥」は、No.78 の Ring-billed Gull です。
Birds of North America Greetings Unknown その他 アオアシシギ アオゲラ アオサギ アオシギ アオジ アオバズク アオバト アカアシカツオドリ アカアシシギ アカウソ アカエリカイツブリ アカエリヒレアシシギ アカオネッタイチョウ アカガシラカラスバト アカガシラサギ アカゲラ アカコッコ アカショウビン アカツクシガモ アカハシハジロ アカハジロ アカハラ アカヒゲ アジサシ アトリ アナドリ アビ アホウドリ アマサギ アマツバメ アマミコゲラ アメリカウズラシギ アメリカコガモ アメリカコハクチョウ アメリカヒドリ アリスイ イイジマムシクイ イカル イカルチドリ イシガキシジュウカラ イシガキヒヨドリ イスカ イソシギ イソヒヨドリ イヌワシ イワツバメ イワヒバリ インドクジャク インドハッカ ウグイス ウズラ ウズラシギ ウソ ウタツグミ ウチヤマセンニュウ ウトウ ウミアイサ ウミウ ウミスズメ ウミネコ エゾアカゲラ エゾビタキ エゾフクロウ エゾムシクイ エトピリカ エトロフウミスズメ エナガ エリグロアジサシ エリマキシギ オウチュウ オオアカゲラ オオアカハラ オオアジサシ オオカラモズ オオカワラヒワ オオクイナ オオグンカンドリ オオコノハズク オオシロハラミズナギドリ オオジシギ オオジュリン オオセグロカモメ オオセッカ オオソリハシシギ オオタカ オオトウゾクカモメ オオノスリ オオハクチョウ オオハシシギ オオハム オオバン オオヒシクイ オオホシハジロ オオマシコ オオミズナギドリ オオムシクイ オオモズ オオヨシキリ オオルリ オオワシ オカヨシガモ オガサワラノスリ オガサワラヒヨドリ オガサワラメジロ オグロシギ オサハシブトガラス オシドリ オジロトウネン オジロビタキ オジロワシ オナガ オナガガモ オナガドリ オナガミズナギドリ オニアジサシ オバシギ オーストンオオアカゲラ オーストンヤマガラ カイツブリ カケス カササギ カシラダカ カタグロトビ カッコウ カツオドリ カナダヅル カモメ カヤクグリ カラアカハラ カラシラサギ カラスバト カラフトビンズイ カラフトムジセッカ カラフトワシ カラムクドリ カリガネ カルガモ カワアイサ カワウ カワガラス カワセミ カワラヒワ カンムリウミスズメ カンムリカイツブリ カンムリワシ ガビチョウ キアシシギ キガシラシトド キクイタダキ キジ キジバト キセキレイ キタツメナガセキレイ キタヤナギムシクイ キバシリ キバラガラ キビタキ キマユホオジロ キマユムシクイ キョウジョシギ キョクアジサシ キリアイ キレンジャク キンクロハジロ キンバト ギンザンマシコ ギンムクドリ クイナ クサシギ クビワキンクロ クマゲラ クマタカ クロアシアホウドリ クロアジサシ クロウタドリ クロガモ クロサギ クロジ クロツグミ クロツラヘラサギ クロヅル クロハラアジサシ ケアシノスリ ケイマフリ ケリ コアオアシシギ コアカゲラ コアジサシ コアホウドリ コイカル コウノトリ コウライアイサ コウライウグイス コウライキジ コオバシギ コオリガモ コガモ コガラ コクガン コクマルガラス コグンカンドリ コゲラ コサギ コサメビタキ コシアカツバメ コシジロオオソリハシシギ コシャクシギ コジュケイ コジュリン コチドリ コチョウゲンボウ コノドジロムシクイ コノハズク コハクチョウ コブハクチョウ コホオアカ コマドリ コマミジロタヒバリ コミミズク コムクドリ コモンシギ コヨシキリ コルリ ゴイサギ ゴジュウカラ サカツラガン ササゴイ サシバ サバクヒタキ サバンナシトド サメビタキ サルハマシギ サンカノゴイ サンコウチョウ サンショウクイ シジュウカラ シジュウカラガン シチトウメジロ シノリガモ シベリアアオジ シベリアオオハシシギ シベリアジュリン シベリアハクセキレイ シマアオジ シマアカモズ シマアジ シマエナガ シマキンパラ シマゴマ シマセンニュウ シマフクロウ シメ シラオネッタイチョウ シラガホオジロ シラコバト シロアジサシ シロエリオオハム シロカモメ シロガシラ シロチドリ シロハラ シロハラクイナ シロハラゴジュウカラ シロハラホオジロ シロハラミズナギドリ ジャワアカガシラサギ ジュウイチ ジョウビタキ スイスの野鳥 スズガモ スズメ ズアカアオバト ズグロカモメ ズグロチャキンチョウ ズグロミゾゴイ セアカモズ セイタカシギ セキレイ(白化変異) セグロカッコウ セグロカモメ セグロサバクヒタキ セグロセキレイ セッカ センダイムシクイ ソウシチョウ ソデグロヅル ソリハシシギ ソリハシセイタカシギ タイミルセグロカモメ タイワンハクセキレイ タイワンヒヨドリ タカサゴクロサギ タカサゴモズ タカブシギ タゲリ タシギ タネコマドリ タヒバリ タマシギ タンチョウ ダイサギ ダイシャクシギ ダイゼン チゴハヤブサ チゴモズ チフチャフ チュウサギ チュウシャクシギ チュウダイサギ チュウヒ チョウゲンボウ チョウセンチョウゲンボウ チョウセンメジロ ツクシガモ ツグミ ツツドリ ツバメ ツバメチドリ ツミ ツメナガセキレイ ツルシギ テンニンチョウ トウゾクカモメ トウネン トキ トビ トモエガモ トラツグミ トラフズク ドバト ナベコウ ナベヅル ニシオジロビタキ ニシセグロカモメ ニュウナイスズメ ノグチゲラ ノゴマ ノジコ ノスリ ノハラツグミ ノビタキ ハイイロオウチュウ ハイイロチュウヒ ハイイロヒレアシシギ ハイイロミズナギドリ ハイタカ ハギマシコ ハクガン ハクセキレイ ハシナガウグイス ハシビロガモ ハシビロガモ(白化個体) ハシブトアジサシ ハシブトウミガラス ハシブトガラ ハシブトガラス ハシボソガラス ハシボソミズナギドリ ハジロカイツブリ ハジロクロハラアジサシ ハジロコチドリ ハチクマ ハチジョウツグミ ハッカチョウ ハマシギ ハヤブサ ハリオアマツバメ ハリスホーク(飼育) バライロムクドリ バン ヒガラ ヒクイナ ヒシクイ ヒドリガモ ヒバリ ヒバリシギ ヒメアマツバメ ヒメイソヒヨ ヒメウ ヒメクイナ ヒヨドリ ヒレンジャク ビロードキンクロ ビンズイ フクロウ フルマカモメ ブッポウソウ ヘラサギ ベニアジサシ ベニヒワ ベニマシコ ホウロクシギ ホオアカ ホオジロ ホオジロガモ ホオジロハクセキレイ ホシガラス ホシハジロ ホシムクドリ ホトトギス ホロホロチョウ(飼育) ホントウアカヒゲ マガモ マガン マキノセンニュウ マキバタヒバリ マナヅル マヒワ マミジロ マミジロキビタキ マミジロタヒバリ マミジロツメナガセキレイ マミチャジナイ ミコアイサ ミサゴ ミソサザイ ミゾゴイ ミツユビカモメ ミフウズラ ミミカイツブリ ミヤケコゲラ ミヤコドリ ミヤマカケス ミヤマガラス ミヤマホオジロ ミヤマホオジロ(部分白化) ミユビシギ ムギマキ ムクドリ ムナグロ ムネアカタヒバリ ムラサキサギ メグロ メジロ メジロガモ メダイチドリ メボソムシクイ メリケンキアシシギ モスケミソサザイ モズ ヤイロチョウ ヤイロチョウ(飼育下) ヤツガシラ ヤドリギツグミ ヤブサメ ヤマガラ ヤマゲラ ヤマシギ ヤマセミ ヤマドリ ヤマヒバリ ヤンバルクイナ ユキホオジロ ユリカモメ ヨシガモ ヨタカ ヨナグニカラスバト ヨーロッパトウネン ライチョウ リュウキュウアカショウビン リュウキュウキジバト リュウキュウキビタキ リュウキュウコゲラ リュウキュウコノハズク リュウキュウサンコウチョウ リュウキュウサンショウクイ リュウキュウツバメ リュウキュウヒヨドリ リュウキュウメジロ リュウキュウヨシゴイ ルリカケス ルリビタキ ワカケホンセイインコ ワシカモメ 三宅島 下甑島 伊豆沼・蕪栗沼 倉敷フクロウの森 創作珍鳥 哺乳類 図鑑 大洗~苫小牧航路 奄美大島 宮古島 小笠原 年賀状 手料理 掛川花鳥園 昆虫 東京~八丈島航路 沖縄 短歌 石垣・与那国島 石垣・西表島 絵ぶたまつり 羅臼のシャチ 舳倉島 蜻蛉 蝶 趣味 釣り 雨遊庵 魚類 鯨類&海獣 鵜飼
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