ブッポウソウの繁殖状況を確認に
異例の梅雨明け宣言が発令された昨日、海外遠征から帰国したヒデびたきさんと一緒に、その後のブッポウソウの繁殖状況を確認に町内の巣箱を回ってみました。
前回の巣箱確認からは3週間が過ぎていて、孵化の状況と、そして、産卵の確認出来なかった巣箱内の再確認を重点に実施しました。
いくつかの巣箱を覗きながら山の上のオジサン達の巣箱を目指しますが、前回産卵が確認された巣箱では抱卵期から既に抱雛期に入り、巣箱内では孵化したばかりの丸裸の雛を抱いて温める親鳥の姿が観察されました。
そして、山の上で最初に向かったのは、親鳥の出入りが確認されていたにもかかわらず前回の確認で卵の無かったササユリの里のSさんの巣箱でした。
モニターで確認して笑顔を返してくれたヒデびたきさん。
何と! 今回、4卵の産卵を確認出来ました。Sさんの喜ぶ顔が浮かびます。(笑)
次は、タワマンのMUさんの巣箱。
行くと、気配を感じて親鳥が飛び出しましたが、
巣の中には丸裸の孵化したばかりの雛が4羽。抱雛期の真っ最中で順調の様でした。
そして次は、今年営巣が確認出来ていないIさんの自然木の巣箱。落胆しているIさんの為に祈る様に中を覗きましたが・・・・・、残念ながら産卵を確認することは出来ませんでした。
重い足を引きずって、次は前回スルーしたMさんの2つ目の巣箱。Iさんの巣箱に近くて、昨季は設営したものの途中で倒していた巣箱です。
近付くと親鳥が飛び出して巣箱の周りを飛び回ります。
覗くと、何と! 2~3の産卵が確認され、雛も孵化しているようです。
Iさんの巣箱への営巣に影響が有ったかも知れません。
そしてこれは、5卵の産卵が確認されたMさんの巣箱。ここも順調なようです。
いくつかの巣箱を巡回した後、最後に、前回2卵の産卵が確認されていた我が町中のヒデびたきさん設営の巣箱を確認。
ここでは4卵の産卵が確認され、目下抱卵中でした。
今回確認出来ていない巣箱もありましたが、新たに8~9卵の追加が確認され、町内のブッポウソウの産卵個数は40卵近くになりました。
皆無事に巣立ってくれることを祈ります。
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