虎鶫、七節を食す
今日の野鳥も昨日に続きトラツグミです。
タイトルは、「トラツグミ、ナナフシを食す」です。
観ていて飽きないトラツグミの採餌シーンでしたが、
落ちて痛んだミカンの果肉を啄ばんだり、
落ち葉を掻き分けて小さな木の実を啄ばんだり、
片足を小刻みに震わせて、出て来たミミズを捕食したりと、蜜柑畑の地面にはトラツグミの餌は豊富にあるようです。
トラツグミが何か大きな緑色の物体を咥えました。
最初何かと思いましたが、
後でモニターで拡大してみると、何と、ナナフシでした。
美味しそうに大きなナナフシを一気飲みです。
このナナフシ、ネットで検索してみると、「ニホントビナナフシ」という種の様です。
そして、検索欄に「ナナフシは鳥に食べられて子孫を拡散させる!? ~飛べない昆虫の新たな長距離移動法の提唱」という神戸大学理学研究科の興味深い研究成果が載っていました。
一読いただければ驚きの事実が分かります。草木の種が鳥の糞に消化不良物として残存して運ばれるように、なんと、ナナフシ類の固い卵も消化されずに鳥の糞として排出されて拡散するという研究成果です。ご参考まで。
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