オイカワの産卵シーン
申し訳ございません。今日も野鳥から逸脱です。
ウナギの稚魚やモクズガニの稚蟹を放流した淵の上流には水深15cmほどの浅瀬があります。その浅瀬では5月の下旬頃からオイカワが集り産卵繁殖行動が繰り広げられていました。
水深が浅く、風による水面の波うちが無ければ、立ち居地によってはかなり鮮明な水中写真のような撮影が可能です。いつもの野鳥をオイカワに代えて望遠レンズで狙った産卵シーンを以下にお見せいたしましょう。
頭部に追星が出たオイカワが雄で、抱卵した雌を巡って数匹の雄(岡山の田舎では、赤や青に体色を換えた雄のオイカワの成魚のことを「あかじ」と呼びます。)が集います。
産卵シーンや雄同士のバトル等、魚影は小さくともあのサケやマスの様な産卵シーンを目の当たりにして何枚もシャッターを押しました。
以下はその内の産卵、放精の連続シーンです。
雌の後を雄が胸鰭、腹鰭をいっぱいに広げて覆い被さります。下に居るのはオイカワの卵を狙うカワヨシノボリです。
大きな尻鰭を全開して覆い被さりました。
完全に被さって
雌を横倒しに・・・・・
本来なら産卵・放精のシーンですが、サケなんかの様な放精の白煙は見られません。
ことは終って雄が離れて行きますので、少し寂しいのですがこれが産卵・放精シーンだったのでしょうね。
(続く)
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