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2017年9月12日 (火)

絵ぶた制作 2017-④

今日は、絵ぶた制作の第4弾、「タコハンクの制作」です。

ファインディング・ドリー」の数居るキャラクター達の中で、脇役でありながら、とびっきりユニークな存在である7本足のタコハンクです。

私が制作担当を買って出ましたが、ディズニーによりかなり変態化されたキャラで、瀬戸内海は香川の多度津沖で、今迄に2、3百匹のイイダコを釣った経験のある私でも、7本もある足等、どう表現しようか全体イメージが湧きません。coldsweats02

そこで、あぶら粘土を調達して小さな模型を作ってみることにしました。

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菜園小屋「雨遊庵」で作ったあぶら粘土のタコハンク。 「針金」を意識して、足の形状を工夫しました。 やはり吸盤は少しは付けた方が・・・良いに決まっています。よね?

しかしこれが、後に貼り手に大変な迷惑を掛けることに。

出来た粘土作品の四方と上からの写真を撮ってコピーし、台座から高さ125cmを頭頂とするように方眼を入れました。

下は、粘土作品とそのコピーを配して進めた「針金」の過程です。

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約2週間の奮闘の末に、

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やっと完成した「針金」と「照明取付け」です。顔作りと小さな9つの吸盤取付けに苦労しました。

水槽とジンベイザメデスティニーを仕上げた貼り手達が「紙貼り」を担当してくれましたが、

Hank201707143983

その複雑な「針金」を見て協議中です。coldsweats02

ここどうやって貼るねん?」とは、今回から参加していただいた大阪弁の抜けない先輩のH君

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作った本人が言ってはなんですが・・・、これですもんね!?coldsweats01

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貼り手達には多大な工数をお掛けしてm(. ̄  ̄.)mス・スイマセーン

総勢3名+2名で10日以上も掛かって「紙貼り」が完成したタコハンク。 この後、Y君が霧吹きをして皺を取ってくれました。

ここで、「」のことを少し。

使用する紙は、こうぞを原料とした機械漉きの和紙(奉書紙)です。かなり上質な障子紙と思って下さい。

縦横の寸法を指定して裁断して貰いますが、繊維の方向で強度も色の塗りも変わってきますので、紙の繊維の向きを考慮して「紙貼り」をします。このタコハンクで言えば、頭から足先まで縦の繊維方向で貼り終えます。細かいでしょう?

これが、名人Y君のこだわりであり、綺麗な作品に仕上がる秘訣なのです。

さて、次は「書割り」です。

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線描で済ます部分にもマジックと墨を入れておきます。

Hank20170729_112440

色付け」が終わり、

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蝋引き」が終了した完成品です。

下は、天日に晒して「蝋引き」の蝋を万遍に行き渡らせ、余分な蝋を流す行程です。

Hank20170805_144206

蝋引き」の下手な私にとっては必須の最終行程です。

炎天下に2、3時間も置けば、紙はプラスチックの様になり、雨にも負けずの絵ぶた作品へと変身致します。

次回は、「シロイルカベイリーの制作」です。

(続く)

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