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2015年11月 5日 (木)

(創作珍鳥)キナガ

■NATURE/HUMOR SERIES NO.37 (2007.12.30)

A FIELD GUIDE TO LITTLE-KNOWN & SELDOM-SEEN BIRDS OF JAPAN
日本の知られざる珍鳥の図鑑 (第37弾)

キナガ(Certhia longus-praestolor

スズメ目キバシリ科。体長15cm、翼幅20cm。キバシリ類の一種と推定されているが、キバシリとは比べものにならないほどの稀少種であり、観察例は近年皆無に等しい。 一説には、ユーラシア大陸北部と北米大陸の一部に生息域を持つと報告されている。
嘴はキバシリに似ず扁平で大きい。体色は木肌と見間違うというか木肌そのもので、 特に雑木と称されるクヌギ科の木肌(樹皮)にそっくりの羽毛を有している。雌雄同色かどうかは定かでない。
命名の由来はその奇妙な食性にある。キツツキ類が幹に穴を開けて捕食するのに対し、「キナガ」は、小甲虫類の羽化したばかりの幼成虫を餌とし、それも、 成虫が木肌に産卵した部位を記憶しておき、初夏の羽化まで飲まず食わずで数ヶ月も待つという変わった食性から「キナガ(気長=気が長い)」と和名が付けられた。 ちなみに米国では、Long-waited Bird と呼ばれているらしいがこれも定かではなく、たまに、Wrong-waited Bird と書いた野鳥誌を見ることがある。
生態は、その特殊な疎食の食性による省エネ型のスタイルから、鳥とも思えない、「鳴かず飛ばず」との報告がある。
「興味ある繁殖の生態についてなど知る由も無い」とは この鳥を研究した例の自称鳥類学者団体の代表者である瑞鳥庵住人の捨て台詞。
日本では西日本の温暖な瀬戸内地方の雑木林で生息が確認されていたが、 中国からの大気汚染物質の飛来による植生の枯渇が原因で、現在は殆ど観察されることがない。
絶滅危惧種ⅠAに登録されている?が、来年にでも、絶滅種への登録変更が 予定されている?これも定かではない。

Kinaga

■探鳥のコツ
気長に探すことか?

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