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2015年11月 3日 (火)

(創作珍鳥)バンノウハシガラス

NATURE/HUMOR SERIES NO.35 (2007.02.10)

A FIELD GUIDE TO LITTLE-KNOWN & SELDOM-SEEN BIRDS OF JAPAN
日本の知られざる珍鳥の図鑑 (第35弾)

バンノウハシガラス(Corvus omnipotensia

スズメ目カラス科。体長60cm、翼幅90cm。体色等特徴はハシブトガラスに酷似しているが、7cmにも及ぶ長大な嘴は複雑な形状をしており採餌に好都合な進化が見られることから「万能嘴鴉(バンノウハシガラス)」と命名された。
作年の夏、東京は夢の島で発見され、暮れにはアメリカ/ニューヨーク郊外でも類似の鴉(CROW)が発見されたとの情報もあるが、夢の島での発見例では、未だ栓がされたジュースの瓶の王冠を開けてストロー状の舌を差し込んで中身のジュースを飲んでいたとのことである。
また、ニューヨークの発見例では、ケチャップの瓶の蓋を回して中に残っていたケチャップを食べていたそうである。
大きな嘴は下の絵の様に、先端はナイフ、中央部は栓(蓋)回し、口元は栓抜きの形状をしており、アメリカでは、有名な携帯万能ツールである「LEATHERMAN」の名前を取って「LEATHERMAN CROW」と呼ばれているとか。英名は「Almighty-billed Crow」。
また、舌は長く、両側を丸めてストロー状の管にすることができ液体を吸う際に使用する。
この鴉の発見は、国際鳥類学会、及び、多くの生物学者に大きな波紋を投げかけたことは言うまでも無く、目下、大きな議論を生んでいる。ダーウィンの提唱した「進化論」においても、進化の時間は少なくとも100万年単位であるものが、僅か数十年の単位で起こり得ると仮定されたことである。なぜなら、王冠が発明されて以来、僅か200年弱。このバンノウハシカラスの嘴は王冠を開けるための進化としか考えられないことからである。まさか、成長の過程で自ら嘴を加工したとは思えないとの説。
この話を聞き、自称鳥類学者の瑞鳥庵の住人はハシブトガラスの「自己加工(DIY)説」を力説し、「鴉を侮るな!」と言っています。
また、住人は、「この鴉で思い出したが、3~40年前、自動販売機のメーカーが未だ消費者全てを善良者とみなして市中に販売機を導入していた時代に、京都に下宿していた今は亡き親友が栓抜きとストローを持って鴉も寝静まった夜な夜な店先のコーラの自動販売機の蓋を開け、コーラ瓶の王冠を開けてストローで立て続けに2本も空にしていた。」と、貧しくて頭の良い親友の蛮行を話してくれました。
『必要は発明の母。貧困は蛮行の父。』などと、馬鹿らしいことも言っていました。まったくの余談です。
余りにも恥ずかしくて書きたくありませんが、ちなみにこの鴉の鳴声は「アホー、アホー」だそうです。

Bannouhashigarasu

探鳥のコツ
都市部のゴミ集積場に群がるハシブトガラスの中を丹念に探すこと。

探鳥特殊機器
瓶入りのジュース(推奨:愛媛みかんジュース)
瓶入りバター等。
何れも野鳥保護のために賞味期限内のものが望ましいことは言うまでもない。

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