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2015年11月 6日 (金)

(創作珍鳥)ケナガ

■NATURE/HUMOR SERIES NO.38 (2007.12.30)

A FIELD GUIDE TO LITTLE-KNOWN & SELDOM-SEEN BIRDS OF JAPAN
日本の知られざる珍鳥の図鑑 (第38弾)

ケナガ(Aegithalos crinitus

目科等の分類は目下不明であるがスズメ目エナガ科に属するのではないかとの報告がある。体長15cm、翼幅20cm。
体色は茶褐色で、観賞用に改良された巻き毛カナリアほど美しくはないが、羽毛ははるかに長く、まるで毛玉の様に見える。
数年前に発見された新種であるが、希少種であり、生態、生息域については公開されておらず、鳴き声も不詳である。
日本で観察される野鳥で、和名に「・・・・・ナガ(長)」の付く種は沢山存在する。
前出の「キナガ(気長)」の様に生態から命名される種もいるが、身体の部位の特徴から安易に命名されるものが圧倒的に多いことは、視覚による観察が主流であることからも容易に判断できる。
尾羽の長いオナガ(尾長)やエナガ(柄長=尾羽を柄杓の柄に例えた命名)。(サンコウチョウは、その声の良さで安易な命名を免れている。)
脚の長い野鳥も多いが流石にアシナガとは付けれずに、精々セイタカシギとかに留まっているのは、脚の長いツルやサギ類の種類が多いせいであろう。 これは首の長い種に首長(酋長ではなくクビナガと読む)と付けられなかった理由と同じである。代わりにツルとか首の長い種名を使って安易に命名した例も見られ、ツルクイナ、ツルシギ等はこの部類に入る。
また、鳥類の特徴としての嘴(くちばし)に至っては、首と同様に食性によって多様であり、もちろん長い嘴を持った多くの野鳥が存在することから、嘴長(ハシナガ)云々という特別な名を持った野鳥は存在しない。 ダイシャクシギ、サオシギ(オット!これは創作珍鳥でした。)の名に嘴長命名の傾向が若干みられる。
本題の「ケナガ」であるが、他に該当する野鳥が居ないことから毛(羽毛)長として命名されたものらしい。
しかし、である。ケナガネズミとか、野菜に付く厄介者のケナガコナダニ等もその道では「ケナガ」と称されており、『せめて「ケナガドリ」くらいの名を付けてやったらどうだったのか』と瑞鳥庵の住人が言っておりました。

Kenaga

■探鳥のコツ
毛糸で作ったデコイを小枝に掛けて飛来を待つ。

■探鳥特殊機器
犬用グルーミンググッズ/荒目のコーム(櫛)
長い羽毛が小枝に絡んで身動きが取れなくなっていたら優しく保護して毛繕いをして放鳥してやって下さい。

学名の "crinitus" "long-haired"の意

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