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2015年11月

2015年11月30日 (月)

4年振りのウミスズメの群

今日の野鳥はウミスズメです。

昨日、鳥友Sさんと、三浦半島の漁港に今年も遣って来たウミスズメを狙って、久し振りの遠征をしました。

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漁港の外海に15羽ほどの群れが居て、回遊してくる小イワシを追い掛けて漁港の中にまで入り込んで来ます。

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波にピントを持って行かれて、なかなかピントの合った、しかも、目に光が入った写真は取れませんが、こう言う場合は「下手な鉄砲」式で、ショット数を重ねます。

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これは、小魚を追って入った漁港内から外海へのご帰還の姿です。

Umisuzume486020151129

日曜日でも頻繁に漁港に出入りする漁船や釣り船に追われながらも、5羽、6羽、7羽と、その群の数を変えながら、漁港周辺で採餌を繰り返していました。

ウミスズメは、この漁港では4年振りの再会。今年の夏には道東で夏羽のウミスズメに会いました。

Umisuzume505320151129

これは冬羽に換羽した個体ですが、

Umisuzume509120151129

群の中には、まだ目の上に夏羽の白い飾羽を残す個体も混ざっていました。

(撮影日:2015.11.29)

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2015年11月29日 (日)

かご抜けのテンニンチョウ

今日の鳥は、過去の写真からテンニンチョウです。

今から7年前の10月。 渡り途中のノビタキと、磯のイソヒヨドリクロサギを狙って、神奈川県最西端の真鶴岬を訪れました。

黒い溶岩の磯で待っていると、長い飾り尾羽をしたサンコウチョウの様な鳥が磯の岩に上に降り立ちました。

Tennintyou043420081011

観たこともない鳥です。 機材のセットに焦りまくっている間に、

Tennintyou0440z20081011

崖の方に飛んで行ってしまいましたが、何とか証拠写真は撮れました。

珍鳥でしょうか? 図鑑では見たことがありません。

暫く待っていると、崖下の枯れ枝に止まってくれました。ほんの2、3分だったと記憶していますが、岬の裏側に飛んで行ってしまいました。

下は、何とか撮れた木止まりの写真です。

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次の釣行の予定をキャンセルして、急ぎ帰宅して図鑑を調べると・・・・・。 図鑑(フィールドガイド)の後ろの方の「野生化した飼い鳥(外来種や家禽)」のページに、その姿が載っていました。 ハタオリドリ科のテンニンチョウ(♂夏)と出ていました。

ちなみに、テンニンチョウ天人鳥)の生息地はサハラ砂漠以南のアフリカだそうで、完全な「かご抜け」だったのです。

(撮影日:2008.10.11)

でも、日本野鳥の会の「野鳥誌」に投稿して翌々月に写真と記事が掲載されました。下がその投稿記事の全文です。

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珍鳥大騒動!
 ペンネーム/瑞鳥庵の住人(神奈川県)
 
  野鳥撮影歴は20年になります。10月の連休を利用して、真鶴半島での秋の渡りの時期の野鳥撮影と、その後一泊で伊東でのヒラメ釣りをと、少々欲張った久し振りの遠出を実行しました。

  真鶴半島に着くや早速ノビタキのお出迎えです。海岸にはイソヒヨドリやトビ、沖の定置網ではミサゴのダイビング。久し振りの野鳥観察です。

  ススキにとまるノビタキを撮影していたら、ヒラヒラと舞い降りる尾の長い小鳥が。逆光で見る姿はまさにサンコウチョウ!しかし、順光でみる体色は白、しかも嘴は真っ赤!

  とっさに撮ったデジカメ写真は距離がありピンボケ気味だがなんとか見える。

  興奮冷めやらぬ間に、娘にメール。題名は〈珍鳥撮ったど-!〉。もちろん、その後の釣行はキャンセルして帰宅。急ぎ新刊の「フィールドガイド日本の野鳥」を紐解くと、しばらくしてこの鳥の絵が!

  名は「テンニンチョウ」。しかし、表題に「移入種」の文字が・・・・・・。

  立ち直るのに少々の時間が掛かりましたが、珍鳥として、我がホームページ(〈瑞鳥庵〉で検索可)にアップロードしました。アフリカ原産の野鳥で、国内では「かご抜け」としての観察記録と繁殖例もあるそうです。

  そして、釣りはと言うと、翌日伊東に出掛けて、ヒラメならぬ特大のアカエイ3匹をゲット。前日に続き、娘へのメールは 〈アカエイ釣ったど-!〉でした(笑)。

昔の話で申し訳ない。

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2015年11月28日 (土)

冬の河原のイカルチドリ

今日の野鳥は昔の在庫の中からイカルチドリです。

冬季、乾ききった寒空の下、川筋を歩いていると、「ピッピッピッピッ」と鳴いて水際を飛び回る千鳥が居ました。

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コチドリに似た、少し大きなイカルチドリでした。

Ikaruchidori029k20080302

グレー一色の河原で見付けるのは容易ではありません。

(撮影日:2008.03.02)

下は、「瑞鳥庵HOMEPAGE」の記載です。

保護色をしていて動きがなければなかなか見つけることは出来ませんが、「ピォッピォッ」と鳴いて飛び廻る姿はなかなかのものです。 全国的に多い別名は「かわらはしり」。一部の地方では「いかる」と呼ばれるらしい。そして、昔は千鳥のことを「イカル」とも呼んでいたらしく、イカルチドリは「チドリチドリ」 または「イカルイカル」となる?なんだかややこしい。

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2015年11月27日 (金)

(創作珍鳥)チブサカモ

今日は、続く天候不順による鳥観の不調と最近の鳥枯れ(?)の為に、この8月上旬から続けて来て、目下の最終弾となっている「創作珍鳥」を掲載することに致しました。

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■NATURE/HUMOR SERIES NO.39 (2008.04.03)

A FIELD GUIDE TO LITTLE-KNOWN & SELDOM-SEEN BIRDS OF JAPAN
日本の知られざる珍鳥の図鑑 (第39弾)

チブサカモ(Anas tits

ガンカモ目ガンカモ科。体長50cm、翼幅100cm。カモ類の一種と推定されているが、胸部の肉が盛り上がって露出し、 あたかも人間の女性の乳房に似ていることから「乳房鴨=チブサカモ」と呼ばれることになったらしい。非常に興味をそそられる野鳥であるが、 残念ながら稀少種であり、現在、絶滅危惧種ⅠAに登録されようとしている。
北の離島で生息が確認されていたが、興味本位な如何わしい興行主等に高価に売れることから乱獲され、近年の観察例は皆無に等しい。 生態についても不肖な点が多く、雌雄同型、同色かどうかも定かでない。しかし、イヌイットの伝承によると、このカモはイヌイット語で 「レズビアン」を意味する「○×△□!」と呼ばれていたことが判明しており、想像たくましい某好色自称鳥類学者は雌雄同型、同色と勝手に推測しているらしい。  ただ、某好色・・・学者とは我等が愛する?例の瑞鳥庵の住人、及び、その友人達ではないことだけは付け加えておく。
「通常、氏名を音読する際は、下に来る語を濁音で呼び、この「乳房鴨」の場合は、「チブサガモ」と呼ばれるべきであるが、 「チブサ カモ」と、この「カモ」を濁音で呼ばないのは、単に、胸の突起を「乳房では?」と疑ってみたくなったスケベな前出の某学者がわざと命名したらしい。」と 瑞鳥庵の住人が言っています。 うぅ・・・ん。そう カモ?
チブサカモの写真はかろうじて存在するが、映倫によりR-18(米国ではNC-17)に指定されており公には出来ない。
「数種の亜種が存在し、それらはなかなかに興味をそそる。稀に見る熱烈興奮野鳥種! 貴兄が18以上なら、是が非でも、ずーと下の、卑猥な絵をご覧なされ。」と好色とも疑われそうな住人が言っております。

Chibusakamo

■探鳥のコツ
公開不能

■探鳥特殊機器
これらも公開不能

学名は (Anas tits )
"Anas""Anal"ではなくて、カモ類であること、"tit" は乳首のことを示し、"s" は左右対であることを表す。

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Chibusakamohidden
(お願い) 速やかにEXITして下さい。

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2015年11月26日 (木)

また逢いたいアオシギ

今日の野鳥は、昔の撮影写真の中からカテゴリーに追加するアオシギです。

今から10年ほど前の2006年3月、単独で、奄美大島への野鳥撮影行を挙行致しました。その旅で、地元神奈川からのグループの方達とお会いし、リーダー格のHさんから、横浜のとある里山公園に出ているアオシギの情報を頂きました。

アオシギは滅多に会えない希少種です。

帰宅後、何度か撮影行を企画しましたが、雑事に追われ、再度情報を貰って行ったのは3年後の冬でした。

Aoshigi152320090201

待つこと小一時間、落葉の積もった雑木林の広場の奥に出て来ました。

お尻を上下に振りながら出て来た青灰色の羽を持つ地鴫は、紛れも無いアオシギで、落葉の下から大きな幼虫を取り出して食べていました。

下は、その捕食の連続写真です。

Aoshigi152520090201Aoshigi152620090201Aoshigi152720090201Aoshigi152820090201Aoshigi152920090201Aoshigi153020090201

あれから7年。MFのヤマセミと同じく、帰って来てはくれません。

鳥の世界も「一期一会」ですね。

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2015年11月25日 (水)

蓼科のハギマシコ

今日の野鳥は、昔の撮影写真の中からカテゴリーに追加するハギマシコです。

Hagimashiko012620061230s

今から9年前の年末、雪の蓼科に妻との休暇を兼ねて、オオマシコハギマシコ等の冬の小鳥を撮りに出掛けたことがありました。

テラスに餌台を設営した野鳥撮影の出来るペンションに2泊して、妻は温泉と読書、私は2階の窓からの野鳥撮影を楽しみました。

Hagimashiko007620061230

Hagimashiko006720061230

窓の前の立木の枝先にハギマシコの群れが遣って来て、シックな羽色を楽しませてくれました。

Hagimashiko010220061230

水分補給は雪でしょうか? 

Hagimashiko010720061230

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赤松の枝に残る雪を食べていました。

正確な撮影日は、2006年12月30日。 当時のHOMEPAGEへの記載には下記を記しておりました。

公私共々いろんなことがあった年でした。忙中閑有り。どうも仕事は嫌いの様です。仕事で多忙を極めると好きなことに走る傾向が強く、事業撤退、義父の逝去、事業譲渡等々の渦中にあっても、3月に奄美、5月に軽井沢、7月には岡山と、野鳥撮影に出掛けました。
そして年末休みにと、月刊野鳥誌「BIRDER」の広告で知ったオオマシコが撮影できる蓼科のペンションを予約。宿のHPに記載通りの素晴らしい環境と、雪を降らせた大型の低気圧が過ぎ去った後の絶好の天気に恵まれた山里の冬鳥撮影行となりました。
ペンションの名は「アダージオ」。一部に公開を拒む常連も居られるようですが、オーナーお薦めの素晴らしい探鳥スポットです。

辛い過去を思い出してしまいましたが、お世話になったペンション「アダージョ」のHPは昨年の7月末に更新されており、運営を継続されているものと推察致しております。ご確認の上、出掛けてみられたら如何でしょうか。

下は、蓼科高原から望む雪景色の八ヶ岳連峰です。

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綺麗でした。

(撮影日:2006.12.29)

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2015年11月24日 (火)

朝日池のマガン

今日の野鳥は、大昔の在庫の中からのマガンです。

当ブログ右欄のカテゴリーにはアップロード済みの野鳥名を載せていますが、ブログ立上以前に撮影し、その後撮影していない野鳥種14種ほどが未掲載となっています。

先日ハクガンをアップした際に「マガン」が無いことに気付き、どうせ掲載ネタに困るのなら、適当に時期を見計らってでも大昔の写真を載せることに致しました。m(_ _)m。

14種と言っても、亜種、篭脱け等を含めたもので、中には、フイルム時代のものや、数度のPCの故障・入れ替え等で元データーが紛失してしまい、近々に閉鎖しようと計画している「瑞鳥庵HOMEPAGE」からのものも含まれますが、ご容赦の程、宜しくお願い致します。

前置きが長くなりましたが、昔撮ったマガンです。

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今から6年前の暮れに、私が主宰する(今は幽霊団体と化した)野鳥写真撮影愛好家の会「鳥観ING」のメンバー4名で、ハクガンが渡って来るという「朝日池」を探鳥地に入れた「新潟冬季撮影行」を挙行いたしました。

日々の行いが良過ぎた?のか、念願のハクガンには逢えずじまいでしたが、

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オオヒシクイマガン達の飛翔姿を堪能した撮影行でした。

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上は、名峰「米山」を望む空を飛ぶマガンの群。

(撮影日:2009.12.05)

この他、フィルム時代の16、7年前に二度ほど、マガンを撮りに宮城県の伊豆沼、内沼に遠征しました。 保有するフィルムは退色劣化が進んでいると思いますが、往年のフィルムスキャナーを引っ張り出して再生に挑戦してみたいと思っています。

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2015年11月23日 (月)

タゲリの飛翔姿

昨日に続き、今日の野鳥もタゲリです。

ふわふわと群れ飛ぶタゲリの姿は美しいものですが、なかなか上手に撮れません。

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遠過ぎたり、

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バックに人工物が入ったりと。

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腕が悪いのを棚に上げて欲情は言えませんが、でも、偶には、綺麗な背の羽色が少しは入ったりと・・・、

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また挑戦致しましょう。

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下は、山の公園に咲いていたアザミです。

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11月の終わりに咲く小型の色の濃い可愛いアザミですが、名前が分かりません。

日本だけでも60種以上の種類があって、交雑種もあるとか。花径2cmほどの、つい写真に撮りたくなるような可愛いアザミでした。

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2015年11月22日 (日)

渡って来たタゲリ

今日の野鳥はタゲリです。

久し振りに青空の覗いた昨日、手持ちのズームを手に、冬鳥を求めて近所のMFを散策してきました。

ミヤマホオジロが渡って来たと聞いた山の公園の水場にも寄ってみましたが鳥影は無く、最後は、先日タゲリを探した畑地に行ってみました。

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毎年タゲリの群れが越冬する畑地には13羽のタゲリの群れが居て、

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翳り始めた薄日の中で、玉虫色に輝く綺麗な羽色を見せてくれました。 (左クリックで少し大きな写真になります。)

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時に雲間から射す斜陽を浴びながら、

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稲田と里芋畑の間を交互に渡って、

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採餌に余念がありませんでした。

昨日最初に訪れた市内の渓谷では、20℃を上回る気温に浮かれたのか、

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山吹の葉の上でムラサキシジミが、これまた綺麗な翅を広げていました。

この小さなムラサキシジミですが、学名はトキNipponia nippon に似て、 Arhopala japonica japonica  と言い、成虫で冬を越すそうです。

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2015年11月21日 (土)

青空に舞うノスリ

今日の野鳥はノスリです。

天候不順の続いた今週でしたが、週明けの僅かに覗いた青空を見付けて、近場のMFを巡ってみました。

時にカケスオナガノスリが出る里山を散策していると、上空を猛禽が飛びました。

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ノスリです。 昨シーズン、同じこの場所で観た同一個体でしょうか?

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昨シーズン、アカゲラが遣って来ていた柿の木には、木守り柿が一つ残されていました。 小鳥に残す「布施柿」とも言うそうで、なにか心が安らぐ光景でした。

そこで発句。

木守柿 残りて空に 鵟(のすり)舞う

もちろん、駄作です・・・よね? では短歌は?

鵟(のすり)舞う  空青くして お布施柿 心優しき 人ぞ在るらん

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2015年11月20日 (金)

早々に遣って来たオカヨシガモ

今日の野鳥はオカヨシガモです。

先週の晴れ間に、駅裏の名水公園の池を覗いたときには姿が無かったオカヨシガモですが、今週の半ばに覗くと、昨シーズン同様に十数羽が遣って来ていました。

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中にはもうペアを形成した雌雄が居て、他の群れとは行動を別にしていました。

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いつ観ても雄の羽色はシックで、特に、胸の波紋(青海波と呼ぶらしい)が綺麗ですね。

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これは雌。マガモの雌に少し似ています。

Okayoshigamo431120151117

毎年この時期には渡来を確認に行かざるを得なくなった存在でもあります。

(撮影日:2015.11.17)

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2015年11月19日 (木)

葦の花穂に集まる雀

今日の野鳥はスズメです。

先日のヒメクイナの出る臨海公園の葦原にはスズメの群れが居て、の花穂(かすい)に実った種子を食べに遣って来ていました。

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穂先に止まったところを狙うと、スズメの重みで穂が下がります。まるでシーソーです。

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花穂をしごいて旨そうに種子を食べていました。

しかし、水の浄化や自然環境の改善で知られるの、鳥類への貢献も多様で凄いものですね。

根っこには貝類や水生動物、小魚(稚魚)を育み、水鳥の餌場を提供し、若葉は水禽の餌さとなり、花穂に実る種子はスズメをはじめとする小鳥の餌となり、冬季は枯れ茎に潜む昆虫の卵や幼虫を求めて多くの小鳥が集います。そして密生した葦原は野鳥達の格好の隠れ家になるんですよね。

葦は良し。

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2015年11月18日 (水)

堰のアオサギ

今日の野鳥はアオサギです。

最近その数を増し、何処でも目にする野鳥となったアオサギです。

スローシャッターで取水堰の亜種ダイサギを撮っていると、何時の間にか手前にアオサギが来ていました。

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縦構図で一枚。

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そして、ズームを400mmに落として横構図で。

撮影データは、ISO100、F25、シャッタースピード 1/20でした。

(撮影日:2015.11.12)

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2015年11月17日 (火)

堰のダイサギ

今日の野鳥は亜種ダイサギです。

近場のMFに冬鳥のタゲリが遣って来たとの情報を掴んで、午後から出掛けてみましたが、毎年採餌場にする数箇所の畑にはその姿が在りませんでした。

仕方なく、川筋の別のMFに寄って、コンクリートブロックで造られた取水堰で待ちうけ漁をするダイサギを狙いました。

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車窓からの手持ち撮影で、絞りに絞ってシャッタースピード25分の1以下で、流水の感じを出すことに挑戦しました。

風もあり、ブレブレの写真の中かからですが、数枚を。

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最後は西日も覗いてくれて、深みが出せました。 

(上の写真全て、左クリックで少し大きな写真になります。)

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2015年11月16日 (月)

スカイツリーとハクガン

今日の野鳥もまたまたハクガンです。

多分、当日最後の撮影可能な川行きだったのでしょう。 午後2時40分過ぎに3羽のハクガンが河川敷に戻ってきた後、ギャラリーの皆さんは撤収を始め、待っていた私は、ここぞとばかりに、持って行った広角ズームを取り出し、東京スカイツリーをバックに入れたハクガンの写真に挑戦しました。

もう二番煎じ、三番煎じはとっくに過ぎて、何番煎じでしょうか?・・・、ね、yajimaさん。

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河川敷からは土手の上にスカイツリーが望め、第一展望台を含めた地上約300m以上が入ります。

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対角となるカメラマンに注意しながら

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数ショットを撮影して帰途に付きました。

(撮影日:2015.11.11)

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2015年11月15日 (日)

ハクガンの遊泳・飛翔姿

今日の野鳥もハクガンです。

河川敷の3羽のハクガンの幼鳥は、採餌と休息に余念が無く、なかなか飛び立って川に入ろうとしません。

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川を行くタグボートが過ぎても、未だ、

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近付いて来たドバトの群れを追い払ったりと、なかなか水に入ろうとしません。

1羽が背伸びをして羽ばたいた後に、一斉に川中に向かって飛び立ちました。余りにも急だったことと、大勢のギャラリーに阻まれて、飛び立ちの姿は撮れませんでした。

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川中で並んで泳ぐ3羽のハクガンの幼鳥。

水を飲みに入った様で、しきりと顔を付けて水を飲んでいました。

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ユリカモメ とのツーショットならぬフォーショット?

しかし、ものの1分少々で、

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川面から飛び立ちました。

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そして河川敷に舞い戻ってきました。

上が唯一撮れた2羽のみの飛翔写真でした。 (左クリックで少し大きな写真になります。)

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2015年11月14日 (土)

3羽のハクガン

今日の野鳥はハクガンです。

近年、その数が復活してきて、裏日本や東北の太平洋岸でも姿が観えるそうですが、58年振りに都内を流れる川の河川敷に3羽のハクガンの幼鳥が遣って来て、大勢の野鳥愛好家で賑わっているとの情報を貰いました。

臨海公園でのヒメクイナの撮影を正午で切り上げ、久し振りにお会いした鳥友Oさんの車に便乗させて頂いて河川敷のポイントに行きました。

堤防に上がると、人だかりの中に3羽の白いハクガンの姿が見え、

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広い河川敷のグラウンド脇の草地で、所々に密生する青いクローバーを旨そうに食べていました。 (左クリックで少し大きな写真になります。)

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人馴れしていて、至近3mほどまで近付いて来てもまだ採餌に夢中でしたが、

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ごっつい脚で恐竜の様に駆けたり、

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立ち止まってポーズを取ってくれたり、

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身体を伏せて休息したり、

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ストレッチをしたり、

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背伸びをして羽ばたきをしてくれたりと、大いに楽しませてくれました。

生憎、すっきりとした青空が望めないコンディションでしたが、飛び立ちと遊泳、それと、飛翔の姿を期待して暫く河川敷で待機しました。

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2015年11月13日 (金)

脇役のヒクイナ

今日の野鳥はヒクイナです。

近年、姿を見るのはなかなか難しいといわれるヒクイナですが、一昨日訪れた東京の臨海公園では、希少種のヒメクイナに人気を奪われて脇役を演じることになったようでした。

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ヒメクイナが出て来たのトンネルの中に何か動くものが・・・・・。

赤い顔が観えました。 ヒクイナです。

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頸を振りながら出て来たのですが、大勢のギャラリーに驚いたのか、

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ヒメクイナ同様に、いきなり飛び立って、の茂みに飛び込んでしまいました。こちらも秒単位の出現でした。

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2015年11月12日 (木)

間に合ったヒメクイナ

今日の野鳥は希少種のヒメクイナです。

未だ郷里岡山に居た先月末、よく行く東京の臨海公園にヒメクイナヒクイナクイナの3種の水鶏(クイナ)が出ているとの情報がありました。

つい最近の横須賀のヒメイソヒヨもそうでしたが、11月第2週の帰宅時までには既に抜けてしまっているのでは?と心配が先行していました。

長雨の天候不順が続き、やっと晴れ間が期待できる昨日、出掛けて来ました。

前々日の在住(滞在)情報は貰いましたが、果たして居てくれるやら。

聞いていた現場の状況から、三脚の使用は諦めて、始発の電車で向かいました。久し振りの電車通勤(?)でした。

待つこと30分ほど、

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塒となっているの茂みから出て来ました。

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前日までの長雨で淡水池の水位が上がり、小さなヒメクイナには歩き難かったのか、

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ものの数秒ほど居て、いきなり右手のの茂みに飛び込みました。

余りにも素早かったので飛び物の写真は下半身だけが写っていました。

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待つこと2時間半。採餌場のの茂みから又もや飛んで戻って来たのですが、これもいきなりで、「あっ!」と言う間も無く、引っ込んでしまいました。

初見初撮りとなったヒメクイナは、噂通りの手強い相手でした。

下は12時時点の現場の状況です。参考までに。

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2015年11月11日 (水)

公園の池のアカガシラサギ

今日の野鳥はアカガシラサギです。

帰省からの帰りに寄った大阪の緑地公園の池にはアカガシラサギが居ました。

幾つかある公園内の池を転々としているようで、教えてもらった当日の居場所は、最南端の飛び地のようなところにある池でした。

ミゾゴイ用に用意した150-500のズームレンズの手持ち撮影ではギブアップするしかない、かなり遠い対岸にアカガシラサギが出るとのこと。

暫く待っていると、

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藪から池端の古杭の上に出て来てくれました。 冬羽のアカガシラサギです。

しかし、遠い!

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証拠写真にしか使えませんね。

ミゾゴイの英名 Japanese Night Heron に対して、このアカガシラサギの英名は Chinese Pond Heron だとか。 この日は、日中の Heron を収めた日でした。

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2015年11月10日 (火)

ミゾゴイの顔と頭掻き

今日の野鳥もまたまたミゾゴイです。

笹薮から覗くミゾゴイの頭部を大写しに撮ってみました。

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ペリカン目サギ科XXゴイ属の典型的なひょうきんな正面顔です。

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精悍な横顔

頭上に遣って来たカラスを警戒して

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また上目遣いに。

下は、頭掻きのシーンです。

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後頭部の短い冠羽を立てて、

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右足での直接頭掻きです。

ミゾゴイの居た大阪の緑地公園では、

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ナンキンハゼが綺麗に紅葉して、白い実を付けていました。

(撮影日:2015.11.07)

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2015年11月 9日 (月)

溝五位の採餌

今日の野鳥もミゾゴイです。

大阪の緑地公園のミゾゴイは昼間も採餌に夢中で、笹薮の落葉の中から、

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こんな大きなミミズを掘り出して、撮影に訪れたカメラマン達をビックリさせていました。

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落葉の下でミミズの立てる音を探知するのか、はたまた、ミミズが揺らす落葉の動きを探知するのか、

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又もや、大きなミミズを掘り当てました。

ミゾゴイは溝に住む五位鷺ゴイサギ)ということで「溝五位」とか。 本州以南の日本でしか繁殖していない種だそうで、英名は、Japanese Night Heron です。

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2015年11月 8日 (日)

帰途に撮ったミゾゴイ

今日の野鳥は初撮りのミゾゴイです。

郷里岡山の実家からの帰宅途中、情報を貰っていた大阪の緑地公園に寄ってミゾゴイを撮って来ました。

寄らせて貰った大阪府の緑地公園は施設も充実したかなり広い公園でした。

3時間のドライブの末に11時前に到着。雨の予報は良い方に外れて何とか持ちそうでした。早速、教えて頂いたミゾゴイのスポットに急行すると、

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木立の中のの茂った藪の中から丁度出て来たところでした。

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藪から出て来て、

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立ち止まり、

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こんなポーズも見せてくれました。

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この後、飛んで笹薮の中に入ったのですが、飛びものはシャッタースピードが上がらず、駄目でした。

隣の原っぱから流れてくるBBQの匂いと煙を嗅ぎながら小一時間ほど、採餌のシーンや下草の間から覗かせる顔の大写しを撮って楽しみました。

当日は三重に一泊して、先月、帰省途中に寄った雲出川河口で探鳥の予定でしたが、宿をキャンセルして昨夜帰宅しました。2、3日雨が続く様で憂鬱です。

ミゾゴイの続きはまた明日に。

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2015年11月 7日 (土)

菜園に降りてきたジョウビタキ

在庫の「創作珍鳥」も残すところ現時点での最終弾である第39弾の一種のみ。拙い「創作珍鳥」へのアクセス、ありがとうございました。

ところで、今日7日は、郷里岡山の田舎での菜園仕事(別称は百姓仕事ですが)を終えて、何も無ければ、神奈川への帰宅の途上です。

途中一泊して、大阪の緑地公園に寄り、その足で、帰省途中に寄った三重は松坂の河口で探鳥をして8日に帰宅する予定でいます。

菜園を離れる前々日。小屋脇の梅の梢で「カタカタ」と声がします。

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裏山から先日の?ジョウビタキ♂が降りて来てくれました。

隣の荒神様のの大木の天辺で、「キーキー」と鳴いて秋の到来を知らせてくれていたモズが去った後、寂しくなった菜園でしたが、

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今年も我が菜園のマスコットを演じてくれそうです。

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今回の帰省中の野鳥撮影は不調に終わりましたが、海に川にと田舎の友人達が誘ってくれ、綺麗な自然と美味しい味覚を存分に味わいました。下はその一部のご報告です。

先ずは「四国多度津沖のいいだこ釣り」

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瀬戸大橋を眺めながらの「いいだこ釣り」です。同行の竿頭は350匹を釣ることも。

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食卓に並べた「いいだこの柔らか煮」です。もちろん私の手料理で、米糠と粗塩でヌルを取り、墨袋と目玉を落とし、足先も2cmほど落とします。自家製のショウガニンニクをすり込んだ酒入りの煮汁で、落し蓋をして中火で煮込みます。一匹50円から酷い時には500円にもなる高級料理です。

そして、県南を流れる清流河川での「シジミ捕り」

今年は多くて、幼友達との分業で、2時間で10kgの収穫でした。

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これは私の分け前で、3日ほど砂出しをして水を切り、小袋に分けて冷凍にして使います。

極めつけは、道具を借りた幼友達の親戚で貰ったズガニでした。

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甲羅の幅7cmほどの旨そうなズガニモクズガ二)でした。

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さっそく蒸して食卓へ。 旨いのなんのって、頬(ほっぺた)が落ちそうでした。  昔、北京で食べた上海蟹よりも旨かったのは、旬の新鮮さのせいでしょうかね。

ブドウ、それに無農薬野菜。秋は田舎が一番です。

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2015年11月 6日 (金)

(創作珍鳥)ケナガ

■NATURE/HUMOR SERIES NO.38 (2007.12.30)

A FIELD GUIDE TO LITTLE-KNOWN & SELDOM-SEEN BIRDS OF JAPAN
日本の知られざる珍鳥の図鑑 (第38弾)

ケナガ(Aegithalos crinitus

目科等の分類は目下不明であるがスズメ目エナガ科に属するのではないかとの報告がある。体長15cm、翼幅20cm。
体色は茶褐色で、観賞用に改良された巻き毛カナリアほど美しくはないが、羽毛ははるかに長く、まるで毛玉の様に見える。
数年前に発見された新種であるが、希少種であり、生態、生息域については公開されておらず、鳴き声も不詳である。
日本で観察される野鳥で、和名に「・・・・・ナガ(長)」の付く種は沢山存在する。
前出の「キナガ(気長)」の様に生態から命名される種もいるが、身体の部位の特徴から安易に命名されるものが圧倒的に多いことは、視覚による観察が主流であることからも容易に判断できる。
尾羽の長いオナガ(尾長)やエナガ(柄長=尾羽を柄杓の柄に例えた命名)。(サンコウチョウは、その声の良さで安易な命名を免れている。)
脚の長い野鳥も多いが流石にアシナガとは付けれずに、精々セイタカシギとかに留まっているのは、脚の長いツルやサギ類の種類が多いせいであろう。 これは首の長い種に首長(酋長ではなくクビナガと読む)と付けられなかった理由と同じである。代わりにツルとか首の長い種名を使って安易に命名した例も見られ、ツルクイナ、ツルシギ等はこの部類に入る。
また、鳥類の特徴としての嘴(くちばし)に至っては、首と同様に食性によって多様であり、もちろん長い嘴を持った多くの野鳥が存在することから、嘴長(ハシナガ)云々という特別な名を持った野鳥は存在しない。 ダイシャクシギ、サオシギ(オット!これは創作珍鳥でした。)の名に嘴長命名の傾向が若干みられる。
本題の「ケナガ」であるが、他に該当する野鳥が居ないことから毛(羽毛)長として命名されたものらしい。
しかし、である。ケナガネズミとか、野菜に付く厄介者のケナガコナダニ等もその道では「ケナガ」と称されており、『せめて「ケナガドリ」くらいの名を付けてやったらどうだったのか』と瑞鳥庵の住人が言っておりました。

Kenaga

■探鳥のコツ
毛糸で作ったデコイを小枝に掛けて飛来を待つ。

■探鳥特殊機器
犬用グルーミンググッズ/荒目のコーム(櫛)
長い羽毛が小枝に絡んで身動きが取れなくなっていたら優しく保護して毛繕いをして放鳥してやって下さい。

学名の "crinitus" "long-haired"の意

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2015年11月 5日 (木)

(創作珍鳥)キナガ

■NATURE/HUMOR SERIES NO.37 (2007.12.30)

A FIELD GUIDE TO LITTLE-KNOWN & SELDOM-SEEN BIRDS OF JAPAN
日本の知られざる珍鳥の図鑑 (第37弾)

キナガ(Certhia longus-praestolor

スズメ目キバシリ科。体長15cm、翼幅20cm。キバシリ類の一種と推定されているが、キバシリとは比べものにならないほどの稀少種であり、観察例は近年皆無に等しい。 一説には、ユーラシア大陸北部と北米大陸の一部に生息域を持つと報告されている。
嘴はキバシリに似ず扁平で大きい。体色は木肌と見間違うというか木肌そのもので、 特に雑木と称されるクヌギ科の木肌(樹皮)にそっくりの羽毛を有している。雌雄同色かどうかは定かでない。
命名の由来はその奇妙な食性にある。キツツキ類が幹に穴を開けて捕食するのに対し、「キナガ」は、小甲虫類の羽化したばかりの幼成虫を餌とし、それも、 成虫が木肌に産卵した部位を記憶しておき、初夏の羽化まで飲まず食わずで数ヶ月も待つという変わった食性から「キナガ(気長=気が長い)」と和名が付けられた。 ちなみに米国では、Long-waited Bird と呼ばれているらしいがこれも定かではなく、たまに、Wrong-waited Bird と書いた野鳥誌を見ることがある。
生態は、その特殊な疎食の食性による省エネ型のスタイルから、鳥とも思えない、「鳴かず飛ばず」との報告がある。
「興味ある繁殖の生態についてなど知る由も無い」とは この鳥を研究した例の自称鳥類学者団体の代表者である瑞鳥庵住人の捨て台詞。
日本では西日本の温暖な瀬戸内地方の雑木林で生息が確認されていたが、 中国からの大気汚染物質の飛来による植生の枯渇が原因で、現在は殆ど観察されることがない。
絶滅危惧種ⅠAに登録されている?が、来年にでも、絶滅種への登録変更が 予定されている?これも定かではない。

Kinaga

■探鳥のコツ
気長に探すことか?

■探鳥特殊機器
サーモグラフィー(サーモビジョン)
僅かな体温を目当てに居場所を探す道具

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2015年11月 4日 (水)

(創作珍鳥)コバンバト

NATURE/HUMOR SERIES NO.36  (2007.07.01)

A FIELD GUIDE TO LITTLE-KNOWN & SELDOM-SEEN BIRDS OF JAPAN
日本の知られざる珍鳥の図鑑 (第36弾)

コバンバト(Chalcophaps magus-lemiscus

ハト目ハト科。体長25cm、翼幅30cm。キンバト類の一種でキンバト以上に希少種である。体色には光沢色の淡青色、淡緑色が混じり、白く大きい頬線が特徴である。 和名の「コバンバト」は、幼鳥期の頭部に扁平な部分を有し、巣立を迎えるまでは羽毛が無く、その扁平な部分が小判に似ていることから「小判鳩」の名がついた。
他のハト類同様に、雑穀類を餌とし、開けた里山を生息域としていたが、羽色がとにかく美しく、中世に錦糸製造のために大量に捕獲され、 現在は殆ど見ることが出来ない。絶滅危惧種ⅠAに登録されているが、近い将来、絶滅種への登録変更は必至である。
ハト類は営巣に無頓着で、決して立派な巣作りをするわけではないが、このコバンバトはそれに輪を掛けて一切の巣材を使用せず、 地面の草株を利用していたと、室町時代の「なんとか草子(名前は忘れたが)」に記載があるらしい。卵数は1個で、育雛場所は外敵からの 攻撃を避けるために固定しないとの学説がある。
特徴は、幼鳥の頭部の羽毛の先端がカギ(鈎)形をしており、また、成鳥の胸部から腹部にかけての羽にはリング状の羽毛繊維が多数存在する。 このマジックテープのような互いの羽毛の特徴を利用して、親鳥は腹に雛をぶら下げて営巣場所を転々と移動したらしい。
成鳥となり、飛翔能力を持つようになると雛の頭部の鈎状の羽毛は脱落して普通の羽毛に生え替わり、親鳥との癒着行動も見られなくなる。
ただ、イヌノフグリ(犬のキン○○の意味の雑草)が実を付ける秋口には、腹部に沢山のフグリの実を着けた成鳥が観察されたそうである。
鳴き声の観察記録は無く不詳であるが、マジックテープを剥がす時の音に似た「ジィャー、ジィャー」というひどい鳴き声であったことが想像される。

Kobanbato_2

探鳥のコツ
「豆でも撒けば?」と住人は言っていますが、本当は何も知らないらしい。

探鳥特殊機器
マジックテープ。これは捕獲用です。

学名のmagus-lemiscus magic-tape の意

マジックテープのしくみは
下記のクラレファスニング株式会社のHPが詳しい
http://www.magic-tape.com/secret/shikumi.html

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2015年11月 3日 (火)

(創作珍鳥)バンノウハシガラス

NATURE/HUMOR SERIES NO.35 (2007.02.10)

A FIELD GUIDE TO LITTLE-KNOWN & SELDOM-SEEN BIRDS OF JAPAN
日本の知られざる珍鳥の図鑑 (第35弾)

バンノウハシガラス(Corvus omnipotensia

スズメ目カラス科。体長60cm、翼幅90cm。体色等特徴はハシブトガラスに酷似しているが、7cmにも及ぶ長大な嘴は複雑な形状をしており採餌に好都合な進化が見られることから「万能嘴鴉(バンノウハシガラス)」と命名された。
作年の夏、東京は夢の島で発見され、暮れにはアメリカ/ニューヨーク郊外でも類似の鴉(CROW)が発見されたとの情報もあるが、夢の島での発見例では、未だ栓がされたジュースの瓶の王冠を開けてストロー状の舌を差し込んで中身のジュースを飲んでいたとのことである。
また、ニューヨークの発見例では、ケチャップの瓶の蓋を回して中に残っていたケチャップを食べていたそうである。
大きな嘴は下の絵の様に、先端はナイフ、中央部は栓(蓋)回し、口元は栓抜きの形状をしており、アメリカでは、有名な携帯万能ツールである「LEATHERMAN」の名前を取って「LEATHERMAN CROW」と呼ばれているとか。英名は「Almighty-billed Crow」。
また、舌は長く、両側を丸めてストロー状の管にすることができ液体を吸う際に使用する。
この鴉の発見は、国際鳥類学会、及び、多くの生物学者に大きな波紋を投げかけたことは言うまでも無く、目下、大きな議論を生んでいる。ダーウィンの提唱した「進化論」においても、進化の時間は少なくとも100万年単位であるものが、僅か数十年の単位で起こり得ると仮定されたことである。なぜなら、王冠が発明されて以来、僅か200年弱。このバンノウハシカラスの嘴は王冠を開けるための進化としか考えられないことからである。まさか、成長の過程で自ら嘴を加工したとは思えないとの説。
この話を聞き、自称鳥類学者の瑞鳥庵の住人はハシブトガラスの「自己加工(DIY)説」を力説し、「鴉を侮るな!」と言っています。
また、住人は、「この鴉で思い出したが、3~40年前、自動販売機のメーカーが未だ消費者全てを善良者とみなして市中に販売機を導入していた時代に、京都に下宿していた今は亡き親友が栓抜きとストローを持って鴉も寝静まった夜な夜な店先のコーラの自動販売機の蓋を開け、コーラ瓶の王冠を開けてストローで立て続けに2本も空にしていた。」と、貧しくて頭の良い親友の蛮行を話してくれました。
『必要は発明の母。貧困は蛮行の父。』などと、馬鹿らしいことも言っていました。まったくの余談です。
余りにも恥ずかしくて書きたくありませんが、ちなみにこの鴉の鳴声は「アホー、アホー」だそうです。

Bannouhashigarasu

探鳥のコツ
都市部のゴミ集積場に群がるハシブトガラスの中を丹念に探すこと。

探鳥特殊機器
瓶入りのジュース(推奨:愛媛みかんジュース)
瓶入りバター等。
何れも野鳥保護のために賞味期限内のものが望ましいことは言うまでもない。

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2015年11月 2日 (月)

(創作珍鳥)バッタドリ

NATURE/HUMOR SERIES NO.34 (2006.11.23)

A FIELD GUIDE TO LITTLE-KNOWN & SELDOM-SEEN BIRDS OF JAPAN
日本の知られざる珍鳥の図鑑 (第34弾)

バッタドリ(Alauda locustas

スズメ目ヒバリ科。体長14cm、翼幅34cm。体色は地味な黄緑色をしており、背に数本の茶の縦筋が入る。
一番の特徴は、発達した腿が体側から後に大きくはみ出し腰の更に上部に突き出していることである。この発達した脚で、バッタよろしく地面を蹴って飛立つことが報告されている。翼は比較的長いが、幅は狭く、飛翔力は乏しいとされる。
また、眼には大きな網目模様のカバーがあり、雑草等の障害物からの眼球被傷を保護をしているのではないかといわれている。
このバッタドリは、昆虫写真家であり、この度、科学分野の優れた写真家に贈られる2006年度のレナート・ニルソン賞を受賞された、粟森 酔(あわもり すい:泡盛で酔うではない)氏により、氏のフィールドでバッタの撮影中に発見された。氏は、「大きなバッタがいたので喜び勇んで追っかけたが、バッタでなく鳥だったので非常に残念だった。」と、鳥類学者が聞くともったいないようなコメントを寄せている。さっすが超一流の昆虫写真家である。何とか庵の住人なら即、野鳥写真家に宗旨替えしただろうに!?
氏の観察報告では、バッタ同様に凄いスピードで跳ね跳び、離床と着地の際には「バン!」と大きな音を立てるとのこと。また、飛翔中に「チキチキ」と鳴き、追っかけていると、「チキチキ、バン!バン!チキチキ、バン!バン!・・・」と何処かで聞いたことのある拍子に聴こえ楽しくなったとも報告している。
生態は未だ持って明らかにされていないが、草叢に穴を掘って営巣するらしい。

Battadori

探鳥のコツ
粟森氏のフィールドである九州地方の草叢を探すこと。

探鳥特殊機器
手製特殊カメラ。

locustas=Grasshopper(イナゴ)の意。

ちなみにバッタドリの英名はGrasshopper bird

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2015年11月 1日 (日)

(創作珍鳥)フタゴハクチョウ

■NATURE/HUMOR SERIES NO.33 (2006.10.22)

A FIELD GUIDE TO LITTLE-KNOWN & SELDOM-SEEN BIRDS OF JAPAN
日本の知られざる珍鳥の図鑑 (第33弾)

フタゴハクチョウ(Cygnus gemellia

ガンカモ目ガンカモ科。体長140cm、翼幅225cm。オオハクチョウに酷似し、個体での識別は難しい。
水面からの飛立ちの際に水泳の自由形(クロール)の様に片翼ごと交互に羽ばたいて離水し、また、飛翔中に雌雄が絡み合い互いに片翼のみを使用して飛翔し、長距離飛翔中には左右を入れ替わることが観察されている。
冬鳥として晩秋に北米大陸はアラスカの極地から山陰地方の日本海沿岸地方に渡来するが、他のオオハクチョウ、コハクチョウが繁殖地と越冬地の間の2000Km余りを途中の中継地を経由して渡ってくるのに比べ、このフタゴハクチョウは雌雄二羽のお互いの飛翔力をフルに使って6000Kmもの長距離を一気に渡来してくることが、この度の山種鳥類研究舎による衛星追跡調査にて確認された。
両翼を交互に羽ばたくことが出来るこのハクチョウは、約9千万年前に現生鳥類が出現して以来初めて観察された鳥類であろうと、世界の鳥類学者の間で進化の過程が注目されているのは言うまでも無い。勿論、現存する地球上の約1万種の鳥類の中でも他に類を見ない。
「フタゴハクチョウ」の命名の由来は説明するまでも無いが、「現在88に分類される星座名は、1928年に国際天文学連合(IAU)の第3回会議にて定められたが、当時、このフタゴハクチョウの存在が分かっていたら星座の命名にも少なからず影響があったであろう。」と、又もや瑞鳥庵の住人が訳の分からないことを申しております。

Futagohakutyou

探鳥のコツ
白鳥渡来時の飛翔群の中を観察すること。
観た人が居たら先ずは乱視を疑ってみること。

探鳥特殊機器
天体望遠鏡(ふたご座、白鳥座の観察にも使えます。)

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