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2015年10月29日 (木)

(創作珍鳥)ホウキサギ

■NATURE/HUMOR SERIES NO.30 (2006.07.01)

A FIELD GUIDE TO LITTLE-KNOWN & SELDOM-SEEN BIRDS OF JAPAN
日本の知られざる珍鳥の図鑑 (第30弾)

ホウキサギ(Egretta laxus-calzetta

コウノトリ目サギ科。体長65cm、翼幅90cm。朱色の嘴と瞳孔を有し、眼の下の耳羽の先端部には外光の反射を遮るためか黒い羽毛がある。体色はアマサギに似るが脚の下部に脛羽と呼ばれるフサフサとした白色の線状羽毛を持ち、脚が箒の様に見えることからホウキサギと呼ばれる。アマサギ同様に近年生息域を世界的に拡大しているともいわれているが、日本での観察例は現在まで鳥取県での一例のみで分類学上は迷鳥とされている。何処から迷い込んだのかは不詳である。
只、中国西部の奥地の露天商で、先に足爪の付いたダストワイパー(埃掃い)が多量に売られていて、このホウキサギの脚を切り取って乾燥させたものとの報告が、例の「あやしい探検隊」から発せられており、中国は四川省辺りに生息の可能性がある。
水深の比較的浅い水辺に脚を浸し、脛羽に寄って来る小魚を捕食する特異な待ち受け型捕食の習性が報告されている。
サギ類の捕食の形態には、大きく分けて ①待ち受け採餌型と ②積極的採餌型 との2種類があり、併用している種も存在する。
待ち受け型で有名なところでは、傘サギ(佐賀県や中国北京市郊外に生息するカササギとは異なる種)が上げられ、傘サギは、翼を傘状に開いて日陰を作り、そこに集まってきた小魚を捕食する。また、積極型では、コサギもこの類に入り、黄色い脚先を細かに振動させて石や堆積物の下にいる小魚を追い出して捕食する。
最近頻繁に新聞沙汰になるサギ(詐欺)連中は鳥類ではないが、このサギ属に似て、彼らの手口の形態として、待ち受け型と積極型の両方の技を巧みに使用している。
学名の「laxus-calzetta」は、英語に直すと「loose socks」のことで、一時期、日本の女子中高生の間で流行したあの不細工な太い足を更に太く見せる「ルーズソックス」と同じ語彙である。ホウキサギの場合は、脚部が細身でスマートに見える。
通常あまり鳴かないといわれているが、繁殖期の鳴声は、「カー」とか「キー」とか「クー」とか「ケー」とか「コー」とか聞こえるらしい。

Houkisagi_3

探鳥のコツ
四川省の奥地(もしくはチベット自治区かも)に行くか、観察例が報告された伯耆(ほうき)の国、鳥取県の河川で再飛来を待つこと。

探鳥特殊機器
ペディキアセット、顔黒化粧セット、携帯プリクラシール etc.(ごめん。これは女高生用でした。)

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