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2015年10月

2015年10月31日 (土)

(創作珍鳥)コモチウズラ

■NATURE/HUMOR SERIES NO.32 (2006.10.09)

A FIELD GUIDE TO LITTLE-KNOWN & SELDOM-SEEN BIRDS OF JAPAN
日本の知られざる珍鳥の図鑑 (第32弾)

コモチウズラ(Coturnix pondera

キジ目キジ科。体長20cm、翼幅30cm、体色は雌雄ほぼ同色で薄い褐色の地に白、黒、朱の斑模様がある。キジ科の鳥の中ではめずらしく、東日本で繁殖し、西日本で越冬するという国内限定型渡り鳥で、ヒヨドリ等と同じく留鳥に分類されている。ウズラ同様に、茂みや農耕地などの草地に生息し、地上で昆虫類や穀類などを採餌する。
ウズラが低地の広葉樹林帯の開けたところに営巣して4~5羽の雛を育雛するのに対し、このコモチウズラは営巣をせず、体内の輸卵管部にある卵室に2卵を保持して孵化させ、孵化の瞬間に総排泄孔から雛をも排泄するという鳥類には珍しい卵胎生の繁殖スタイルを有すことが報告されている。この習性は、抱卵時の外敵からの脅威を避け、確実な育雛を目的とした進化の結果である。
身体のバランス上、必ず2卵を左右に保持するように、輸卵管は卵巣部より身体の両脇に向けて2つに分岐し、それぞれに1卵が保持される卵室を持っているとの解剖検証報告がある。卵を保持した卵室は体外からも目立ち、抱卵中のメスの成鳥のわき腹は大きく膨れてみえることから「子持ち鶉(コモチウズラ)」と呼ばれる。
ウズラの卵の主要生産地である愛知県の、某市の郊外にあるレストランの経営者が、このコモチウズラの人工繁殖に成功し、コモチウズラの塩釜蒸しをメインにした特別メニューを持っているそうであるが、抱卵期のものしか使えず、量産が不能で、今のところ宣伝も出来ないでいるそうである。
瑞鳥庵の住人の話では、そのメニューはNY在住の日系人シェフが考案したものであり、付け出しには、必ず「子持ち昆布」が出てくるそうである。また、その日系人シェフは、米国版TV番組に料理の鉄人として度々出演経験がある有名人とのことである。 下の欄に瑞鳥庵住人が考案した「ローストカイユ(フォアグラとキノコ詰め)」と称するカイユ(ウズラ)料理のレシピを紹介する。

Komochiuzura

探鳥のコツ
愛知県の某レストランを探すこと。又は、ウズラ養鶏場を虱潰しに探すこと。

探鳥特殊機器
イエローブック

*学名のpondera balance の意味で、2卵を左右に抱えて均衡が取れていることから。

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瑞鳥庵特別提供[ローストカイユ(フォアグラとキノコ詰め)]のレシピ:

(下ごしらえ)
*下腹部に卵を持っているコモチウズラを選ぶこと。これ常識。ウッゥーン?居なかったら鶉でも良しとするか。
*頭と脚を取って逆さに吊るし血抜きをする。このときよく押さえていないと駆けて逃げる。
*羽をむしり、バーナーで小さな羽毛を焼き取り、内蔵を取り出しよく水洗いしておく。

(調理の仕方)
① マッシュルームかエリンギ、セロリ、エシャロット、ベーコンを8mm角に切り、フォアグラは少し大きめに切っておく。
② バター、塩胡椒と醤油少々で炒め、フォアグラと一緒にコモチウズラの体腔に詰めケツの穴を竹串で縫っておく。
③ 体表に塩胡椒を軽く刷り込みオーブンで適当に焼く。時々取り出して酒に三温糖(+醤油少々)を溶かした液を刷毛で塗る。
④ 狐色に焼けたら出来上がり。
⑤ ②の煮汁に赤ワインとバター(+バルサミコ酢)を足して煮込んだソースをかけて食べる。
⑥ 付け出しにうずら豆の塩茹でなんかも善いのでは。

*未だ一度も作ったことが無いので、美味かったら連絡してと住人が言っています。

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2015年10月30日 (金)

(創作珍鳥)スイチョクビタキ

■NATURE/HUMOR SERIES NO.31 (2006.07.16)

A FIELD GUIDE TO LITTLE-KNOWN & SELDOM-SEEN BIRDS OF JAPAN
日本の知られざる珍鳥の図鑑 (第31弾)

スイチョクビタキ(Muscicapa verticale

スズメ目ヒタキ科ヒタキ亜科。体長16cm、翼幅23cm。体色は雌雄同色で背は褐色、胸部から腹にかけて薄い草黄色をしている。他のヒタキ類と同様に枝先に身体を立てて止まるが、このスイチョクビタキはさらに頭を反らして上空を見上げるような姿勢で止ることから探鳥時の判別は容易である。また、嘴の周りには比較的長い羽毛が生えている。
夏鳥として晩春に南方から渡来し、低地の広葉樹林帯の開けたところに営巣して4~5羽の雛を育雛することが報告されている。
このスイチョクビタキの特徴はその採餌の動作にあり、他のヒタキ類同様に双翅目、鱗翅目、カワゲラ目、カゲロウ目等の小昆虫を餌とするが、木立ちの上部の梢に止まり、上空を、それも真上を飛翔する小昆虫を見つけると飛び上がって捕獲し元の枝先に戻るという捕食動作を繰り返す。この動作自体は他のヒタキ類と余り相違は無いが、横、斜め横を飛ぶ小昆虫には目もくれないというか目が届かないところにこのヒタキの特徴=弱点がある。

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この捕食動作で思い出したのが、中立国スイスの空軍演習の話。瑞鳥庵住人の友人で、長年スイスに赴任されていた某氏から聞いた話しでは、空軍演習の日には垂直に立った飛行機雲が幾筋も見えるとのこと。国土が狭いので、水平飛行距離が稼げず、すぐに垂直飛行に切り替えざるを得ないために飛行機雲は垂直になるとのこと。これは余談です。

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話を戻すと、このスイチョクビタキについてのある密猟者の話では、いつも上ばかり見ているので下から近寄っても逃げなく、吸引力のあるDaysonタイプのサイクロン式、且つ、充電式のバキュームクリーナーで下から吸えば、いとも簡単に捕獲できるとのことで、掃除機を開けたら丸裸のヒタキが出てきて、尚も上に向かって飛び立とうとしていたとの話。お陰で生息数は極端に少ない。
人間でも視野が狭い者がおり、上位志向が強いばかりか、自己主張ばかりで協調性が無く、大抵器量は知れたものだが、そういう人気の無い御仁を「スイチョクビタキ」と呼ぶことにしたら如何かと住人が提案しています。

Suityokubitaki

探鳥のコツ
木立の梢に居り、真上にしか飛ばないことから、下から探すことは難しく、高い木の上に登って探すこと。

探鳥特殊機器
アルミ製の梯子、命綱
及び、墜落時保護用ヘルメット
(規格番号:労働省告示第109号)

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2015年10月29日 (木)

(創作珍鳥)ホウキサギ

■NATURE/HUMOR SERIES NO.30 (2006.07.01)

A FIELD GUIDE TO LITTLE-KNOWN & SELDOM-SEEN BIRDS OF JAPAN
日本の知られざる珍鳥の図鑑 (第30弾)

ホウキサギ(Egretta laxus-calzetta

コウノトリ目サギ科。体長65cm、翼幅90cm。朱色の嘴と瞳孔を有し、眼の下の耳羽の先端部には外光の反射を遮るためか黒い羽毛がある。体色はアマサギに似るが脚の下部に脛羽と呼ばれるフサフサとした白色の線状羽毛を持ち、脚が箒の様に見えることからホウキサギと呼ばれる。アマサギ同様に近年生息域を世界的に拡大しているともいわれているが、日本での観察例は現在まで鳥取県での一例のみで分類学上は迷鳥とされている。何処から迷い込んだのかは不詳である。
只、中国西部の奥地の露天商で、先に足爪の付いたダストワイパー(埃掃い)が多量に売られていて、このホウキサギの脚を切り取って乾燥させたものとの報告が、例の「あやしい探検隊」から発せられており、中国は四川省辺りに生息の可能性がある。
水深の比較的浅い水辺に脚を浸し、脛羽に寄って来る小魚を捕食する特異な待ち受け型捕食の習性が報告されている。
サギ類の捕食の形態には、大きく分けて ①待ち受け採餌型と ②積極的採餌型 との2種類があり、併用している種も存在する。
待ち受け型で有名なところでは、傘サギ(佐賀県や中国北京市郊外に生息するカササギとは異なる種)が上げられ、傘サギは、翼を傘状に開いて日陰を作り、そこに集まってきた小魚を捕食する。また、積極型では、コサギもこの類に入り、黄色い脚先を細かに振動させて石や堆積物の下にいる小魚を追い出して捕食する。
最近頻繁に新聞沙汰になるサギ(詐欺)連中は鳥類ではないが、このサギ属に似て、彼らの手口の形態として、待ち受け型と積極型の両方の技を巧みに使用している。
学名の「laxus-calzetta」は、英語に直すと「loose socks」のことで、一時期、日本の女子中高生の間で流行したあの不細工な太い足を更に太く見せる「ルーズソックス」と同じ語彙である。ホウキサギの場合は、脚部が細身でスマートに見える。
通常あまり鳴かないといわれているが、繁殖期の鳴声は、「カー」とか「キー」とか「クー」とか「ケー」とか「コー」とか聞こえるらしい。

Houkisagi_3

探鳥のコツ
四川省の奥地(もしくはチベット自治区かも)に行くか、観察例が報告された伯耆(ほうき)の国、鳥取県の河川で再飛来を待つこと。

探鳥特殊機器
ペディキアセット、顔黒化粧セット、携帯プリクラシール etc.(ごめん。これは女高生用でした。)

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2015年10月28日 (水)

(創作珍鳥)キジャク

■NATURE/HUMOR SERIES NO.29 (2006.06.XX)

A FIELD GUIDE TO LITTLE-KNOWN & SELDOM-SEEN BIRDS OF JAPAN
日本の知られざる珍鳥の図鑑 (第29弾)

キジャク(Phasianus pavo

キジ目キジ科。体長110cm、翼幅77cm。大胆なネーミングの様に体色は日本キジに酷似。且つ、上尾筒部にはインドクジャクの飾羽に似た華麗な羽を有し、クジャク同様にメス鳥への求愛ディスプレー(正午の頻度が高いと言われる)の際に大きく広げる。
南西諸島の一島のみに生息し、近年その数を増やしているとの情報があるが、生息する島は個人所有の島であり、興味本位のアクセスを禁じるためと、それ以前に、韓国との領有権問題が勃発する恐れから国家機密上極秘の島に指定されており、国土地理院の地図にもその所在は明らかにされていない。
鳥類学の権威と自称する瑞鳥庵住人の推測によると日本キジとインドクジャクの交配種であろうとのことだが、以前にコウライキジを日本国内に放鳥した際に、日本固有種のキジとの交雑種(下の絵参照)の発生をみたが、極近縁種であっても交雑種には生殖能力は無く、繁殖拡大に至らなかったことから、同じキジ目キジ科であるクジャクとの交雑種であるとも断定できないはずである。
瑞鳥庵の住人は、「日朝問題が上手く行っていればコウライキジとキジの交配繁殖は必ず上手く行くはず。どちらかを拉致して交配させてみるより、先ず日韓の教科書問題から!」と、また訳の分らないことを言っています。
鳴声はキジに似ているが、「ケン、ケン」 とは鳴かず、人を小馬鹿にした様に甲高い声で 「ケチョン、ケチョン」 と鳴く。 また、一部の観察者からは、「キジャクが 『グシケーン、ケーン』 と鳴いたので、同行の具志堅さんが振り返って、『ハーイ!』 と返事をした。」 との笑い話の報告もある。実際にそう鳴いたのかどうかは確証が持てない。

Kijaku_4

探鳥のコツ
生息する孤島を探し当てること。
Googleマップの衛星写真で地図上に無い島影を探し当て密航する手はある。 衛星写真検索のURLはhttp://maps.google.com/が適当か。
上手く探し当てることが出来たら住人にも連絡されたし。

探鳥特殊機器
国旗掲揚に使う日章旗
掲揚するとキジャクは太陽と間違えて羽を広げるかも。
いずれにしろ警備隊に拿捕されても良ければの話。

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2015年10月27日 (火)

(創作珍鳥)スカシアマツバメ

■NATURE/HUMOR SERIES NO.28 (2006.06.11)

A FIELD GUIDE TO LITTLE-KNOWN & SELDOM-SEEN BIRDS OF JAPAN
日本の知られざる珍鳥の図鑑 (第28弾)

スカシアマツバメ(Apus stealthia

アマツバメ目アマツバメ科。 体長20cm、翼幅43cmほどで、アマツバメに似ると報告されているが詳細不明。
近年、アマツバメの群れに混じって飛翔している姿らしきものが撮影され、その姿が背景を透かしたように写っていることから、画像分析で実績のある某大学の研究機関に撮影写真の詳細鑑定分析が依頼された。
その結果、生物界の常識を覆すスカシアマツバメの存在が発表され、米国防総省をはじめ大変な話題となった。
飛翔中の姿は透明に近く、且つ、他のアマツバメ属と同様に高速で飛翔するために殆ど肉眼での観察は難しい。進化の過程で、外敵である猛禽類からの捕獲回避の手段としてこの「ステルス性」を身に着けたものと思われるが、生物学的な透明性を帯びる原理は個体捕獲が出来ず未だ解明されていない。
鳥類学者、及び、科学者の所見では、チョウゲンボウが野ネズミの糞尿の発する赤外線を頼りに狩をする様に、猛禽類は赤外線視覚を能力に有して採餌に利用しており、スカシアマツバメはこれを逆手に取って、身体から発する赤外線量を背景の赤外線量同量にコントロールするといった卓越した能力を有しているのではないかとの山種鳥類研究舎からのコメントがある。
一方、英米の科学者達は、「このスカシアマツバメは光の進む方向を制御できる特殊な微細構造を持つ羽を有し、人や猛禽類の可視光の波長に対する「不可視性」を備えている可能性があり、この原理を用いればあの有名な「ハリー・ポッター」に出てくる透明マントの製作も夢ではない。」との論文を2006年5月26日の米科学誌サイエンス電子版に発表した。
透明マントの製作が可能ならば軍事目的にもマジックショーにも大いに利用できることから、米国防総省とマジシャンの協会から多額の研究費が提供されるとの噂もある。
話を戻すが、このスカシアマツバメのその他の形態や生態はアマツバメに似ていると推測されるが、同属のインドショクヨウアマツバメの様に巣が中華料理の「ツバメの巣」に利用可能かどうかは不明である。

Sukashiamatsubame

■探鳥のコツ
先ず、アマツバメの群れを探すこと。日本の識者の知見に逆らわないとすると、コントロール不能なレベルの強力な赤外線を照射してみること。

■探鳥特殊機器
赤外線発光装置、赤外線暗視双眼鏡(以前ブラサガリフクロウの探鳥に使用したノクトビジョン)

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2015年10月26日 (月)

裏山の新客ジョウビタキ

稚拙な「創作珍鳥」を一休みして、今日の野鳥は菜園の裏山の新客であるジョウビタキです。

もう10月の下旬。例年ですと、菜園脇の木立にもジョウビタキが顔を出してくれる頃です。

秋日和の続く日曜日。カメラ片手に裏山を散策してみました。

Jyoubitaki269920151025

来ていました。 ジョウビタキの雄です。

Jyoubitaki268320151025

カタ、カタ」と口で舌を叩いて出す音に反応して、私の周りを飛び回ってくれました。

またこの半年間。菜園の周りで可愛らしい姿を存分に見せてくれるのでしょう。

(撮影日:2015.10.25)

菜園では一昨日、里芋の収穫をしました。今週は玉ネギの植え付けです。そして、ブログは「創作珍鳥」の連載に戻ります。

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2015年10月25日 (日)

(創作珍鳥)カタリドリ

■NATURE/HUMOR SERIES NO.27 (2006.06.03)

A FIELD GUIDE TO LITTLE-KNOWN & SELDOM-SEEN BIRDS OF JAPAN
日本の知られざる珍鳥の図鑑 (第27弾)

カタリドリ(Sturnus novaensis

スズメ目ムクドリ科。体長24cm、翼長30cm。雌雄同色で灰褐色をしているが、雑食性の太い嘴とアイリングは鮮やかな朱色をしている。
その他の外見上の特徴としては頭部の右側が極端に大きい。
低木の生い茂る低山広葉樹林帯に生息する留鳥とされているが、観察記録は殆ど無く、個体数も定かではない。
自然界には他の鳥類の鳴き声を真似る、ムクドリ、モズ、モッキンバード(北米)等の野鳥がおり、他にも、人の物まねをする、オウム、インコの類や九官鳥が良く知られており、総じてこれらの鳥は陽気な鳥としての地位を確保している。
これらの鳥の親分格がこのカタリドリで、一説によると右脳が素晴らしく発達しており、人の長時間に亘る会話をあたかもテープレコーダーで録音したかの様に記憶して、物静かな環境の中で、時として、テープレコーダーの再生よろしく、低い声で繰り返ししゃべって遊ぶという驚くべき習性を持っているらしい。しかし、その低音の鳴き声と、物真似をする会話の内容から、陰気な野鳥の部類に入るらしい。
瑞鳥庵の住人の旧友で、デバガメ趣味の御仁(ここでは先生と呼ぶ)が経験したエピソードとして、下の様な話があるらしい。
先生は、今でもこの話を思い出す度に鳥肌が立ち、身の毛が弥立つ思いをするらしい。後からこのカタリドリの話を聞き、飛び立った鳥のシルエットから、あれはこのカタリドリの仕業と思い込むようにしているらしいが、お陰様で、デバガメの悪趣味はすっかり直った。らしい。
「しかしこの鳥、NOVAに行かなくても、日本全土が津波に襲われた時も海外で十分にやっていける鳥である。」と、また訳の分からないことを瑞鳥庵の住人が言っている。

Kataridori

■探鳥のコツ
丹沢地方の藪を探すこと。エロチックな面白い会話の鳴き声を期待するならモーテルの近くの藪がお薦め。

■探鳥特殊機器
ビデオレコーダー
(現認用であるが証明は難しいだろう。モーテルの側の藪では使わない方が良い。)

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カタリドリ観察エピソード  -2006.6.3-  by 瑞鳥庵

いつぞやの年の早春に、丹沢山塊のとある沢筋に山菜取りに訪れたとき、
藪の中から男女の声がするので、物静かに近寄り聞き耳を立てていると、

   女性の声:「あんた、あの娘とデートしたでしょう。」
   男性の声:「そんな、おぼえないよ。」
   女性の声:「嘘おっしゃい。知ってんだから。」
   ?「パン、パン」と云う乾いた音と「ボコ、ボコ」と云う鈍い音。
   しばらくして、
   男性の声:「・・・・・ じつは。???(聞き取れない声)」
   がして、尚も、聞き取れない男女の声がしばらく続いたという。

更なる興味を引かれた先生は、胸躍らせてその声のする藪の中に入り込もうとした。
 

その時に、一羽の鳥が飛び立ったことを記憶している。

男女の声のした辺りに踏み込んでみたものの、人影は無く、文明の利器である
テープレコーダーもSONYのラジカセもCDプレーヤーも見当たらず、
薄気味悪くなって一目散に麓の蓑毛のバス停まで駆け下りた。

先生は全身創痍で鳥肌も立っていたそうである。

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2015年10月24日 (土)

(創作珍鳥)ジンメンガモ

■NATURE/HUMOR SERIES NO.26 (2006.06.03)

A FIELD GUIDE TO LITTLE-KNOWN & SELDOM-SEEN BIRDS OF JAPAN
日本の知られざる珍鳥の図鑑 (第26弾)

ジンメンガモ (Anas personas)

ガンカモ目ガンカモ科。 体長63cm、翼長99cm、雌雄同色でカルガモに若干似ているが、背の次列風切の数枚に白色の羽があり、また、大雨覆羽に黒いスポット斑を持つ白色の羽を有す。その外、カルガモと相違する点として肩羽の中央部に赤い羽根を持つことである。全体的に野性味を帯びた美しいカモ。
鳴声は、しわがれた口笛のような鳴き声で、マガモのように「ガーガー、クワックワッ」とうるさく鳴く。
カモ類には珍しく留鳥であり、日本の固有種とされるが、生息域、及び、生息数が限られており詳細な生態は明らかにされていない。水草が密集する開けた湿原、あるいは沼地に住み、通常頭を水に突っ込んで植物を採餌し、水辺から離れた場所に営巣して雛を孵し、幼鳥期は昆虫や軟体動物を餌とすることが報告されている。
関東以北のとある山上湖で発見されたと言うが、他に観察例がなく、おそらく世紀の発見となる珍鳥であろう。
このカモの一番の特徴は、名前の由来ともなっており、水に頭を突っ込んで水草を採餌している様子が、お面が水面に浮かんで泣いているように見えるところである。無防備となる採餌中の猛禽類からの防御としてこのような羽色を備えたとされている。
偶々、瑞鳥庵の住人のフィルムファイル内に、何処で撮影したか住人は明かさないが、このジンメンガモを撮影したフィルムがあり、無断で焼き増して下に写真を掲載したが、見れば見るほど愉快な光景である。
住人の言うところでは、この池には一時期有名となった人面魚(ドイツ鯉の頭部の模様が人面に似ていた)も生息しており、この池のある地方自治体が村興しのために池の名前を「人面池」とし、現在公開に向けて整備中とのことだそうである。
瑞鳥庵の住人の言うことですので、ホラ鴨。ではなく、ホラかも。

Jinmengamo_2

■探鳥のコツ
「人面池」が整備されて公開になるまで待つこと。

■探鳥特殊機器
きっと高い入園料を課せられると思うので現金が必要。
併せて、折りたたみ式の椅子(入園待ちのために必要)

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2015年10月23日 (金)

(創作珍鳥)クゲビタキ

■NATURE/HUMOR SERIES NO.25 (2006.05.27)

A FIELD GUIDE TO LITTLE-KNOWN & SELDOM-SEEN BIRDS OF JAPAN
日本の知られざる珍鳥の図鑑 (第25弾)

クゲビタキ (Phoenicurus imperialis)

スズメ目ヒタキ科。 体長18cm、翼幅29cm、オスは高貴な紫色の上半部と白色の下腹部をしており、オオルリに良く似ているが、後ろに大きく反って垂れ下がる黒色の冠羽を頭頂部に有し、メスはこれまた、高貴な萌黄色の体色で、房状に垂れ下がる黒い冠羽を有しており、別名女官ビタキ(ニョカンビタキ)と呼ばれている。
夏鳥として本州の深山に渡来し繁殖するが、一夫多妻制で、3年を超えたオスの成鳥は数羽のメスを従えていることが報告されている。一羽のメスの産卵数は多くなく、通常2~3卵を産卵するが、育雛の確率は低い。また、オスの繁殖内で最初に巣立ちしたオスの幼鳥のみが種の継承者となり、次に巣立ちする群れの中の全てのオスの幼鳥は無残にも巣から追放され成育を見ない。 しかし、一旦、種の継承者と成り得たオス鳥は、群れのメス鳥達からの給餌を受け、一日何もせずただ梢で鳴いているという優雅な生活を一生送る。
鳴声は、横笛を吹くような甲高い声で「ピーロロ、ピーロロ、ピーロロロー」と囀る。
和名の由来は、オスの冠羽が公家の鳥柄帽子に似ていること、また前述のように、メスの冠羽が女官の黒髪に似ていることから、公家に似たヒタキ(火焚き)=クゲビタキと命名されている。

Kugebitaki

■探鳥のコツ
奈良の山奥での観察例が報告されているが情報不足のため探鳥のコツは不明。申し訳ありません。

■探鳥特殊機器
推測であるが、横笛、笙、鼓等の雅楽器、又は、東儀のCD。バードコールとして使用する。

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2015年10月22日 (木)

(創作珍鳥)センスイツグミ

NATURE/HUMOR SERIES NO.24 (2006.05.13)

A FIELD GUIDE TO LITTLE-KNOWN & SELDOM-SEEN BIRDS OF JAPAN
日本の知られざる珍鳥の図鑑 (第24弾)

センスイツグミ (Turdus schnorkel)

スズメ目ヒタキ科ツグミ亜科。 体長25cm、翼幅38cm、体色はツグミに似るが黒色が強い。嘴が変わっていて非常に大きく、嘴の鼻孔部がストロー状に突出している。また、眼にはカワガラス、カワセミ類と同様に瞬膜が発達しており、水中に潜ってカワニナ、イシムシ等を採餌するのに適した特徴をしている。日本へは、冬鳥として北海道を含む北日本の山間部の渓流に渡来し、夏季にシベリア北部で繁殖することが報告されているが、生息数は少ない。
嘴のストロー状の鼻筒管を水面に出して呼吸することができ、長時間にわたる水中での採餌が可能である。また、餌となるカワニナ、イシムシ類の殻、小石を砂嚢に貯め消化促進を図るばかりか、水中での浮上防止のウェイトとしても利用している。
ある動物学者の話では、種の生存のための食性分化が進む過程で、水中での高蛋白な川虫を餌とするためにカワガラスの習性を真似て、この様な嘴部の進化を遂げたのではないかという話である。
同属のアカハラの「ヒョローン、ヒョローン」という鳴声にも似ているが、良く響く透明感のある声で「ピコーン、ピコーン」と鳴き、その声は潜水艦の中で聴こえるソナーの反響音に大変良く似ている。

Sensuitsugumi

■探鳥のコツ
北海道、東北地方の渓流の氷の張ったよどみに浸かって待つこと。

■探鳥特殊機器
ドライスーツ、水中眼鏡、シュノーケル

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2015年10月21日 (水)

(創作珍鳥)チョウシセキレイ

NATURE/HUMOR SERIES NO.23 (2006.05.13)

A FIELD GUIDE TO LITTLE-KNOWN & SELDOM-SEEN BIRDS OF JAPAN
日本の知られざる珍鳥の図鑑 (第23弾)

チョウシセキレイ (Motacilla metronomeus)

スズメ目セキレイ亜科。 体長21cm、翼幅30cm、体色は日本固有種のセグロセキレイや生息域を拡大してきた外来種のハクセキレイと同様に白黒のモノトーンをしているが、尾の途中に1cmほどの白黒が反転した部分がある。
他のセキレイ属と同様に渓流を含む河川域を生息域とし、ハクセキレイの群れに混じって行動することが報告されている。セキレイ属は例外(イワミセキレイのみが、尾を左右に横に振る)を除いて、長い尾を上下に振るが、このチョウシセキレイは垂直に立てた尾を左右に振ることで容易に識別できる。
名前の由来は、千葉県銚子市で発見されたわけではなく、また、お調子者であるからでもない。この尾振りの動作が調子をとるように見えることから調子鶺鴒(チョウシセキレイ)と命名された。
非生物学的、非科学的、且つ、非人間工学的にも珍説、且つ、愚説であり、恥ずかしくて余り開示したく無い話ではあるが、瑞鳥庵の住人達数人で結成する例の怪しげな学会では、このチョウシセキレイの周期的な尾振り動作等の研究から得た成果として、「動物学的無意識的運動周期論」とかいう論文の発表の用意をしているとのことである。 (此処だけの話)
その論説によると、このチョウシセキレイをはじめとするセキレイ属の尾振り運動周期も、イソシギの胴体上下動周期も、人類の貧乏ゆすりも、はたまた、S●Xの際の無意識的ピストン運動周期にさえも、統一性があり、

「全ての動物の無意識的運動周期は、T(周期)=0.6446S(秒)で表される。」 というものである。

バカバカしくて、測定する気力も無い(S●Xをする気力はあっても)が、ご興味のある御仁は一度測定されてみては如何だろうか。

Tyoushisekirei

■探鳥のコツ
ハクセキレイの集団塒を探してその中に尾を立てて横に振るセキレイを探すこと。セキレイは夕刻に集団塒に集まることから暗くて探鳥は難しいが。

■探鳥特殊機器
ストップウォッチ、カウンター

学名のmetronomeus は音楽演奏の際の調子取りに使用するメトロノームのこと。

6 4 4 6 ⇒ む し し ろ ⇒ 無視しろ?

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2015年10月20日 (火)

ルリタテハと翡翠

今日の野鳥はカワセミです。

先週末は春野菜の畝立てを完了し、少し時間も出来たので、菜園周辺の探鳥に出掛けてみました。

隣の荒神様のの高木の頂で、モズがキーキーと騒がしく囀っていたのは知っていましたが、ジョウビタキ等の冬鳥の姿も観えるかもと、期待しての散策でした。

結果は残念ながら不発。成果はゼロでしたが、

Ruritateha265320151017

山の木小屋の片隅に青い綺麗な蝶を見付けました。 ルリタテハです。

鳥が蝶では如何し様も無いのですが・・・・・

菜園小屋へ引き上げる途中で、脇を流れる川筋で、同じ青い体色をしたカワセミを見付けました。

Kawasemi267520151017

菜園での農作業中にもよく、「チィー」というかん高い声を聞いていたカワセミ♂です。

最近小川にも入り込んで来たカワウの食害で、少なくなったハヤの稚魚でも狙っていたのでしょうか、暫し川面を見詰めていましたが、飛び込みもせずに移動して行きました。

ブルーな秋日和の一日でした。

とうとうブログネタの野鳥写真が底を突いてきましたので、明日から暫く、瑞鳥庵HOMEPAGEから「創作珍鳥」の続きを転載したく、宜しくお願い致します。

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2015年10月19日 (月)

栴檀の木のエゾビタキ

今日の野鳥はエゾビタキです。

干拓地の外れにある公園で探鳥しましたが、鳥影は薄く、帰ろうと思っていたところに小さな鳥影が・・・。

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実をつけた栴檀センダン)の木の梢に止まりました。 エゾビタキです!

地元神奈川の山の公園で毎年今頃お逢いするエゾビタキ様ですが、岡山県南笠岡の海辺の公園で出逢うとは、思ってもいなかったことでした。

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こんなところにも立ち寄っているのですね。

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嬉しくなって、暫しお相手をして貰いました。

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たわわに実をつけた栴檀の梢には蟷螂カマキリ)も取り付いていました。

(撮影日:2015.10.15)

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2015年10月18日 (日)

秋桜雀

今日の野鳥はスズメです。

その数を減らしていると言われるスズメですが、都会の一部のことでしょうか? 私の周りでは以前と同じ様に普通に観られます。

岡山県南笠岡の干拓地に隣接する公園では、今が旬とばかりに咲き誇った秋桜コスモス)の植え込みの中に群雀が居て、まさしく群れていました。

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ノビタキの姿は無く、ここでもコスノビとはいきませんでした。weep

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上の写真の左下の拡大です。

スズメは花には止まりませんね。

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近くの笠岡湾干拓地にある道の駅「笠岡ベイファーム」には、満開のコスモスの花と鮮魚や秋の野菜などを求めて多くの観光客が訪れていました。

(撮影日:2015.10.15)

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2015年10月17日 (土)

瀬戸内のイソヒヨドリ

今日の野鳥はイソヒヨドリです。

留守にしている神奈川では、超珍鳥のヒメイソヒヨが現れて大騒ぎになっていたとか。それも、第一発見者は、今年舳倉島と北海道にご一緒した鳥友Yさんだったとか。

そんな偶然を当てにした訳ではありませんが、山間の集落でノビタキと今年初認のジョウビタキを撮った足で、春先に潮干狩りに行く瀬戸内の海岸部に行ってみました。

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ヒメイソヒヨならぬ只のイソヒヨドリですが、

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いつも可愛い所作を見せてくれる、私の大好きな野鳥です。

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海辺の民家の鬼瓦の上で脱糞ポーズのイソヒヨドリのメス。

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何故かコンクリートの堤防が良く似合います。

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またまた、ひょうきんなポーズですが、この後フナ虫を捕まえたようでした。

(撮影日:2015.10.15)

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笠岡と北木島を結ぶフェリー。

陽だまりの小さな漁港ではチヌ釣りの釣り人やサヨリ釣りの釣り人がのんびりと竿を垂らしていました。

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2015年10月16日 (金)

山間のノビタキ

今日の野鳥はノビタキです。

帰省途中に寄った三重松坂の野鳥で何とか5月20日からのブログの連載を継続して来ましたが、とうとうブログネタが途切れてしまい、また昔の「創作珍鳥」を転載せざるを得ない?状態に陥りました。

菜園の片付け作業も一段落し、家内と下の娘とその孫娘が帰京した翌日の昨日、近くの探鳥ポイントに出掛けてみました。

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山間部のセイタカアワダチソウが繁茂する耕作放棄地の一角に居ました。 ノビタキです。

当日は県南まで足を延ばしましたが、セイタカアワダチソウが生い茂る耕作放棄地の多いこと。半端では有りません。

そして山間部には空き家の多いこと。

そんな集落の一角に、

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居ました、ジョウビタキ♀です。

距離は150mほど。近付こうにもイノシシ除けの電気柵が張り巡らされていて近付けません。

証拠写真ですが、今季の初認日となりました。

(撮影日:2015.10.15)

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最初に行ったポイントは、春の「つつじ祭り」と晩秋の雲海で有名な弥高山。隆起準平原の吉備高原にポコッと頭を突き出したモナドノック(太古の昔の火山の残丘)で、これから秋が深まると、山頂から、瀬戸内に向けて広がる雲海を写真に収めるカメラマンで賑わうところです。

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これは当日8時半頃の写真ですが、霧の濃い明け方はこんなものではありません。朝日が昇った雲海は、それはそれは芸術的です。チャンスがあったら今回の帰省期間中に挑戦してみたいと思っています。

下は、山に残っていたアジサイです。

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こんなアジサイも綺麗ですね。

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2015年10月15日 (木)

三重の池のオグロシギ

今日の野鳥は在庫の中からオグロシギです。

今月初めに、帰省に途中に訪れた三重松坂の海辺の池には、セイタカシギアオアシシギの他に、オグロシギツルシギの姿もありました。

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セイタカシギの手前の左がオグロシギ、最後部がツルシギです。どちらも1羽だけのようでした。

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下は、オグロシギの飛び立ちの瞬間と

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飛翔姿です。

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この松坂の海辺の池には、未だエクリプス羽をした、渡って来たばかりのオナガガモハシビロガモ達の姿もありました。

(撮影日:2015.10.03)

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2015年10月14日 (水)

三重の池のアオアシシギ

今日の野鳥はアオアシシギです。

ヘラサギの居た三重松坂の海辺の池には数種類のシギが居ました。

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コガモと一緒に池の中の石積で休息するのはアオアシシギです。

お互いにそっぽを向いて、

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どうゆう拍子にか向かい合って・・・、 お互いの存在を確認していたのかも知れません。

この池には6羽ほどのアオアシシギが居ましたが、この一羽だけが

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飛び回って、

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池の中に数箇所ある石積を転々としていました。

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の生え際で採餌をするアオアシシギです。小魚でも居るのでしょうか小走りに走り回っていました。

(撮影日:2015.10.03-04)

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2015年10月13日 (火)

雲出川河口のユリカモメ

今日の野鳥はユリカモメです。

既に10日も前になってしまいましたが、帰省途中に寄った三重の雲出川の河口には冬の使者ユリカモメの群の姿がありました。

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河口に出来た中州で休息するカワウユリカモメウミネコも少々混じっていました。

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渡って来てまだ日が浅く、群での飛翔を楽しんでいるようでした。

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干潟の水溜りに集まったユリカモメミヤコドリダイシャクシギホウロクシギの4種です。

来月上旬の帰宅の際も寄って見ようと思っていますが、あと一月もすれば、シギチに替わり、多種のカモ類の姿が観えるでしょう。

(撮影日:2015.10.03)

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2015年10月12日 (月)

まさか、オオ○○○○○?

今日の野鳥はホシハジロです。

三重松坂の池から引き上げる際に、車窓から周りの小さな池を探鳥してみました。

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池の縁に廃棄してある小船の船縁に一羽のホシハジロのオスの姿が観えました。

何か変です。嘴に有るはずの白い斑が有りません。 ?・・・・・。まさか、オオホシハジロ

慌てて、一度仕舞い込んだカメラに500mmのズームレンズを装着して手持ちで狙いました。

下は、その飛翔姿ですが、

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羽色は淡色でオオホシハジロの様ですが、嘴はそれほど長くは無く、頭部の形も違うようでした。多分、エクリプスでしょう。

後で分かったことですが、ホシハジロの群の中には嘴の黒い個体も混じるとか。

残念ながらオオホシハジロではありませんでした。

(撮影日:2015.10.04)

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2015年10月11日 (日)

ここにもセイタカシギの群

今日の野鳥はセイタカシギです。

この初夏、北海道も観、初秋に湘南の休耕田でも撮ったセイタカシギですが、ここ三重は松坂の池にも12羽の群の姿がありました。

その昔は珍鳥だったと言うのも嘘みたいな話ですね。

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成鳥、幼鳥入り乱れて、長いピンク色の足を伸ばして飛翔するセイタカシギの群。

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池の中央部の餌場に舞い降りました。

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同一方向に優雅に歩いて採餌を始めました。 青い水面に派手な体色が映えて綺麗でした。

(撮影日:2015.10.04)

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2015年10月10日 (土)

ヘラサギの飛翔姿(続)

今日の野鳥もまたまたヘラサギです。

午前9時半頃、何かに驚いてカモ類が一斉に飛び立った後、ヘラサギが青空に舞い上がりました。

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狙っていた青空バックの飛翔姿です。

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連写しながら、ファインダー越しにヘラサギの美しい飛翔姿を堪能致しましたが、ヘラサギは池から他の場所に飛び去ってしまったようで、仕方なく帰省の途に着きました。

(撮影日:2015.10.04)

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2015年10月 9日 (金)

ヘラサギの飛翔姿

今日の野鳥もヘラサギです。

松坂市内のホテルに投宿した翌日、日の出を待ってヘラサギの居た池に向かいました。

前日の夕刻とは反対側の、伊勢湾と池を隔てる高い堤防の上に陣取って池を見渡すと・・・・・、

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居てくれました。 前日と同じく、青空を映した青い池の真ん中にヘラサギは佇んでいました。

そして、間も無く飛び立って、池の周りを飛翔してくれました。

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こちらに向かって飛んで来て、

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至近で斜め前方からの飛翔姿が撮れました。

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稲刈りの終わった緑の刈田の上を滑空するヘラサギ

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この後、池に舞い降りて、またぞやストレッチと羽繕いを始めました。

2年前に川越の沼で観たヘラサギは、嘴全体に橙色の部分が残っている幼鳥でしたが、まさか、あの個体ではないでしょうね?

環境庁のレッドリストのカテゴリーでヘラサギDDの情報不足。現在日本では、クロツラヘラサギよりも珍しいとか。

(撮影日:2015.10.04)

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2015年10月 8日 (木)

採餌するヘラサギ

今日の野鳥もヘラサギです。

もう夕刻の5時になろうとする頃、ストレッチを終えたヘラサギは池の中に入り採餌を始めました。

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ダイサギチュウサギコサギに混じっての採餌ですが、採餌スタイルの異なるヘラサギの動作に皆唖然としているようでした。

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ダイサギの背後で採餌をしていましたが、

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近付き過ぎて、

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ダイサギが驚いて跳び上がりました。

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「何だこいつは!」ダイサギは思ったでしょうが、足元に魚でも居るのか、ヘラサギは嘴を左右に振りながら、平然と採餌行動を続けていました。

観ているところでは餌を捕った様子はありませんでしたが、ヌマチチブを沢山捕っていたとか。

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池に居たセイタカシギと。

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これは、セイタカシギコサギダイサギとの四種混合。

隣接する池にメガソーラの施設が建設中のために、残されたこの池に多くの野鳥達が集まっているのか、サギ類カモ類シギチ等、多種の野鳥が居て密度が高い池でした。

陽も落ちて来て、5時半前に撤収して近くのホテルに投宿いたしました。

(撮影日:2015.10.03)

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2015年10月 7日 (水)

ヘラサギとの再会

今日の野鳥はヘラサギです。

帰省途中に寄った三重県松坂の河口で、偶々お会いした地元のバーダーの方にヘラサギの存在を教えて頂き、また、ご親切にもその場所までご案内頂いて、久し振りにヘラサギに再会することが出来ました。

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午後3時を過ぎていましたが、まだ陽は高く、ヘラサギの居る池の水面は快晴の青い空を映していました。

嘴を背に差し込んで休んでいたヘラサギが漸く首を持ち上げてストレッチと羽繕いを始めました。

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斜め横からのエンジェルポーズです。

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翼伸ばし。

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直接頭掻き。

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頭が真横を向きました。

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そして欠伸。

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斜陽の中で佇むヘラサギです。翼の先端、初列風切羽の先端に黒色が残るので若鳥でしょうか?

久し振りのヘラサギ。夕刻まで楽しませて貰いました。

(撮影日:2015.10.03)

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2015年10月 6日 (火)

三重でオオアジサシ

一昨日、郷里岡山の実家に帰省いたしました。今回の滞在は約1ヶ月。夏野菜の片付けと春物の植え付け準備ですが、もちろん、遊びも。早速、恒例の「いいだこ釣り」のお誘いがありました。

神奈川からの帰省は愛車利用ですが、片道9時間弱も掛かる道中ですので、最近は途中で一泊することにしています。歳を口実に、途中の野鳥スポットでの撮影をしているといったところですがね。

今回は三重の雲出川河口に寄りました。既にコクガンの群が南下したとの情報があったので、もしやと思って、松坂に宿をとりました。

今日の野鳥は、そこで撮った絶滅危惧Ⅱ類(VU)のオオアジサシです。

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地元の方にスコープで河口の中州の向こう側に居るオオアジサシを教えていただき数羽を確認出来ましたが、距離は優に250m以上は有り、豆粒、否、芥子粒?否、埃です。

428に2倍のテレコンにDXで1.3xの撮像範囲に設定。ピントの甘い最大倍率で上の写真です。ウミネコに混じって水浴びをするオオアジサシの姿が何とか確認出来ますでしょ?

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ウミネコに威嚇されて飛び上がるオオアジサシ

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証拠写真の域を脱していませんが、初見初撮りのオオアジサシでした。

この日は5羽居たそうですが、私には確認出来ませんでした。

このオオアジサシですが、渡りの時期に、愛知県、三重県の伊勢湾岸の地で定期的に見られるとのことです。

(撮影日:2015.10.03)

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2015年10月 5日 (月)

渡りの先陣のコガモ

今日の野鳥は、渡って来たばかりの冬の使者、コガモです。

冬鳥であるカモ類の渡来が報告されるようになりました。多分、いつも早いコガモあたりは遣って来ているのではと、近くの公園に寄ってみました。

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来ていました。コガモです。

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長旅の疲れを癒すように、木陰で入念な羽繕いをしていました。

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未だ♂はエクリプス羽で雌雄の区別はもう少し経ってからはっきりしてきますが、さしずめこの子あたりは雄のエクリプスでしょうか?

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渡って来たばかりで警戒心が強く、人影を見るだけで飛び立っていました。

(撮影日:2015.09.30)

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下は、公園で咲き始めた秋の七草の一つの藤袴フジバカマ)です。

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別名「香水蘭」とも呼ばれ、古の貴族たちは衣服や髪に飾り、香りを楽しんだとか。

ちなみに、「秋の七草」とは、ご存知の、ハギ)、桔梗キキョウ)、クズ)、藤袴フジバカマ)、女郎花オミナエシ)、尾花オバナ)、撫子ナデシコ)ですよね。 最後に「秋の七草」と付けて、5・7・5・7・7で覚えると覚え易いとか。

ハギ/キキョウ・クズ/フジバカマ・オミナエシ・オバナ/ナデシコ・秋の七草Let's try !

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2015年10月 4日 (日)

ノビタキの止まり物

今日の野鳥もノビタキです。

先日のふざけたタイトル「ロマノビ」ではありませんが、「コスノビ」(コスモスに止まるノビタキ)の様に、ノビタキが止まる対象によって大々的な簡略名称が使われます。もちろん、一部の鳥屋の世界だけですがね。

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これはススキの穂先に止まったノビタキですが、未だ穂が出ていないのでなんとも呼び名が付けられません。coldsweats01

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この穂先には頻繁に遣って来るので、定点セットして待ちました。しかし、上方にセットしてしまい失敗作となりました。

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見返りのポーズです。

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これはススキの茎に止まるノビタキ。さしずめ「ススノビ」でしょうか?happy01

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これは「ササノビ」?。happy01

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セイタカアワダチソウに止まるノビタキ。 「セイノビ」? それじゃ背伸びになってしまいますよね。happy01

おふざけが過ぎるようですのでこの辺で。

結局、「コスノビ」は撮れませんでした。weep

(撮影日:2015.09.29)

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2015年10月 3日 (土)

ノビタキの採餌

今日の野鳥は先日河川敷の公園で撮ったノビタキです。

再登場のノビタキですが、大きな芋虫を捕って食べ倦むノビタキです。

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草叢に降り立って何か大きな芋虫を捕って茅の天辺に帰って来ました。

デカイ芋虫です。映像から(気持ち悪いのを我慢して、厭々ながら)調べてみると、ハスモンヨトウの幼虫のようです。

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食べ倦んで、

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移動して、

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安定した地面に落としました。

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ここでも悪戦苦闘の連続で、

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結局は、藪の中に持ち込んで、その後どうしたかは分かりません。ノビタキにとっては大き過ぎたのかも知れませんね。

(撮影日:2015.09.29)

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2015年10月 2日 (金)

秋の日の磯のアオバト

今日の野鳥はアオバトです。

近場なので、いつでも行ける湘南のポイントですが、この度の神奈川在宅期間中は天候不良もあって行けませんでした。

毎年恒例になっている感のあるアオバト撮影です。そろそろ終盤に近付いた秋の晴天の日に出掛けてみることにしました。

当日の撮影目標は、青空をバックにした大写しの飛翔写真で、しかも、428に2倍のテレコンを着け、ピンが甘いのと遅いのとの両方を克服するテストでもありました。

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久し振りの快晴。箱根側(西側)の順光側に方向を定め、偶に遣って来るアオバトを狙いました。葡萄色の肩羽をした雄鳥3羽と雌です。(左クリックで少し大きな写真になります。)

なかなかピントが合いませんでしたが、以下、大写しの写真です。

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左が♂で右が♀

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左が♀で右が♂

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大潮の干潮時、

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釣り人を避けて逆光の磯を訪れるアオバト

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磯ではクロダイが上がっていました。

そしてこの後、昨日掲載の迷鳥コグンカンドリの出現となりました。

(撮影日:2015.09.30)

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2015年10月 1日 (木)

えーっつ? グンカンドリ?

今日の野鳥は、昨日湘南の海岸で撮った、迷鳥 コグンカンドリです。

今季未だアオバトを撮っていなかったので、10月早々の郷里岡山への帰省までに撮っておこうと思い、例の湘南の磯に出掛けました。

夏の最盛期には一日延べ4,000羽ものアオバトが海水を飲みに遣って来る海岸ですが、秋も深まり、そろそろ終盤にかかる頃です。

出の悪いアオバトを待ってると、お隣のカメラマンさんが「あれは?なんですか?」と上空を飛ぶ大型の鳥を・・・・・

「えーっつ? グンカンドリ?」と、(今日のタイトルを)思わず叫んでしまいました。

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正確にはコグンカンドリの若鳥です。

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図鑑によると、年に1、2羽、大型台風が日本近海に北上した際に、稀に観られる熱帯地域の海鳥で、日本で観られるのは大抵が若鳥だとか。

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テレコンを装着していましたのでピンが甘いのですが、数枚の飛翔写真を下に掲載します。

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漢字名で「小軍艦鳥」。軍艦鳥とは英名の Frigatebird の訳からとか。群れの飛翔姿が艦隊に似ているとか、他の海鳥の獲った餌を奪う習性が戦略的で、あたかも、海戦で小回りの利くフリゲート艦の様であることから付いた名前だとか。

先の大型台風21号に押されて北上したのでしょうか? 思ってもみない大物の出現という帰省前の思わぬプレゼントでした。 

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