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2015年8月20日 (木)

(創作珍鳥)タクミゲラ

NATURE/HUMOR SERIES NO.14 (2006.01.29)

A FIELD GUIDE TO LITTLE-KNOWN & SELDOM-SEEN BIRDS OF JAPAN
日本の知られざる珍鳥の図鑑 (第14弾)

タクミゲラ (Picus carvera)

キツツキ目キツツキ科。体長30cm、翼長50cm、体色はオオアカゲラに似るが大きさはアオゲラ位の新種。
頬、胸、腹にかけて象牙色をしており、頭部にハチマキ状の白線が一周入るのが特徴である。幼鳥の頃はサビが残り、あたかも豆絞りのハチマキに見える。メスは頭頂の赤色部が小さい。生息域は山間部の奥深いブナ林とされているが生息数は少ない。
他のキツツキ同様に大木に巣穴を彫るが、このキツツキの掘った巣穴の入口には、雛が巣口に出やすい様に階段が刻まれている。木の幹に穴を開けて中に生息する昆虫の幼虫やアリを捕食するが、幹に喰痕を残すばかりでなく様々な形のマークを刻み残すことが知られている。
数年前、東京の大学生のアベックが、卒業旅行に某海なし県の深山を訪れた際に、悪いとは思いながらもブナの幹にナイフで思い出のマークを刻んだ。その3年後にめでたく結婚して、再び思い出のその地を訪れた際に見たものは、幹の中腹に掘られた立派なキツツキの巣穴と、その上に刻まれた見覚えのある大きなハートと相合傘のマークであった。
ご主人が、文一単独出版社という野鳥関連の雑誌を発行する会社に勤務して野鳥に大変興味があったことから、このタクミゲラの世紀の発見に至り、気に入ったマークのコピーを刻む習性も同時に発表され有名となった。
発見者のご夫婦は、またも悪いとは思いつつも、同じ木の低位置にある3年前の古いハートマークに突き刺さる愛の矢を刻んで帰路についたが、その後、タクミゲラが巣穴の上のハートマークに矢を刻んだかどうかは定かでは無い。
現在、山種研究舎で調査継続中である。

Takumigera

■探鳥のコツ
世紀の珍種発見の扱いにより生息場所含め開示できない。

■探鳥特殊機器
同上の理由により開示できない。

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