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2015年8月24日 (月)

(創作珍鳥)ヒカリガラス

NATURE/HUMOR SERIES NO.18 (2006.02.04)

A FIELD GUIDE TO LITTLE-KNOWN & SELDOM-SEEN BIRDS OF JAPAN
日本の知られざる珍鳥の図鑑 (第18弾)

ヒカリガラス(Corvus luminarium)

スズメ目カラス科。体長50cm、翼長99cmでハシボソガラス大と報告されている。
翼下面側の下雨覆羽と次列風切羽の付け根にかけて両翼が蛍光色に発光する新種のカラス。発光光度は片翼で1cd(カンデラ)程度と報告されている。これは照度と光度の関係式"E(照度)=I(光度)/S2(距離の2乗)"から類推すると2~30cmの距離で寝室のJIS照度基準に匹敵する20lx(ルックス)程度の照度である。
このヒカリガラスが発見されたのは1996年の6月。発見場所は新潟県上田市近郊。発見者は、ワシタカ、フクロウの撮影で有名な動物写真家の菅崎学一氏で、未だ薄暗い早朝のゴミ収集場所でのタヌキの生態写真撮影用にセットしたデジカメ+センサーによる自動撮影装置での撮影記録であった。(発表された写真を下に掲載する)
発光の原理は解明されていないが、山種研究舎の発表では、長年にわたる防除対策に対抗し人気の無い夜間に採餌する必要にかられ、発光色素または発光細胞を有するように進化したのではないかとの説であった。
この説には反対論者も多く、その一人である某国立大学農学部のカラスの生態研究で有名なG教授は、以下のように解説し、これはただのカラスであると反論する。
『カラスの知能は犬や猫と同等、採餌の時間帯に夜間を追加することなど屁の河童。撮影された写真の分析から、嘴にも発光体が若干残されており、蛍光塗料か何かを自分で塗ったと推測できる。6月の観察時期と、近場に「蛍の里」が存在することから、蛍を採取してその発光細胞を羽に塗ったのではないか。これは、すばらしくひらめきのよい「天才ガラス」の出現である。』と。
どうも女性教授の方に分があると瑞鳥庵の住人は言っておりますが、この地球上の約9千種とも言われる鳥類の中でも最も脳が発達しており、観察記録に残る奇行だけでも、
①人の言葉をまねたり、
②スベリ台をすべったり、
③レールに置き石をしたり、
④電線からぶら下がってみたり、
⑤クルミを割るために走行する車を利用したり、
⑥ゴルフボールをキャッチして遊んだり、持っていって隠したり、
⑦屋根に積もった雪の上をでんぐり返しで何度も繰り返してすべったり、
⑧シカのした糞を拾ってそのシカの耳に詰めたり(ウマの糞をシカにでは馬鹿となるが)・・・等、おふざけが過ぎる。
とにかく、貯食の習性から発達した優れた記憶力と学習能力を発揮した好奇心旺盛な「遊び好き」、「おふざけ好き」の習性からは、庵の住人も、さも有りなんと思う次第です。現在、山種研究舎で論争準備中とか聞くが、昨今問題視されているデジカメ写真であることから真偽の判定は苦労しそうである。

Hikarigarasu

■探鳥のコツ
5月から6月にかけて全国の「蛍の里」を訪れること。

■探鳥特殊機器
砂糖水。フィルムカメラ。

  註)上記の奇行例は全て事実である。

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