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2015年8月23日 (日)

(創作珍鳥)ハヤテアジサシ

NATURE/HUMOR SERIES NO.17 (2006.02.04)

A FIELD GUIDE TO LITTLE-KNOWN & SELDOM-SEEN BIRDS OF JAPAN
日本の知られざる珍鳥の図鑑 (第17弾)

ハヤテアジサシ (Sterna concorde)

チドリ目カモメ科。体長60cm、翼長150cm、細長い体つきをした超大型のアジサシ類。
クロハラ、オニ、ベニ等のアジサシ類と同様に、頭部は過眼線を含み頭頂部まで黒色をしている。嘴は幼鳥、成鳥共に黒い。スマートな体形以外に最も特徴的なのは、青、白、赤の3色の派手な冠羽であるが、飛翔時には殆んど見えないとのことである。
生態の詳細は明らかにされていないが、キョクアジサシ同様に北極圏と南極圏の間の渡りをすることが報告されており、ヨーロッパで渡り途中の少数の観察例も報告されている。渡りのルート上に無い日本での観察例は下記の一例を除き今までのところ無い。
2000年7月25日、九州地方の某県に開設予定であった新空港(バブル期に新設され、ジェットが離発着可能な滑走路と10機分のターミナルゲートを備えた空港ビルが今も残る)の敷地内で落鳥していた成鳥1羽を玩んでいた野良猫から空港管理組合員が取り上げたことから初認に至った。ヨーロッパでの観察例からの報告では、飛翔速度は常時300km/h以上でハヤブサよりも速いといわれているが、飛翔時の風切の羽音は「ゴォーゴゴゴゴォー」と大変喧しく、カミナリシギの異名を持つオオジシギのディスプレイフライトの羽音など及びもしないそうである。
話は変わるが、鳥と飛行機は同じ原理で飛んでいる(揚力の基となる翼の"迎え角"は共に6度、"翼面荷重"と"重量"と"巡航速度"には相関があることが科学的に立証されている)ことから、英仏が協調してこのハヤテアジサシの生物的、科学的分析を基に、1962年に調和の取れた超音速旅客機「コンコルド」の開発に着手した。・・・との噂である?
道理で、挙句の果てに騒音まで真似てしまうことになった?・・・・・?
日本での初認個体は野良猫による損傷が激しく冠羽しか残っていなかったが、空港管理組合員が赤い羽根募金の際に持ち出し、残念ながらそれ以来行方不明となっている。鳴声は、騒々しい羽音の下では聞き取りが難しく確定がされていないが、セグロアジサシに似た「ジュウジュウ」とか、「ジュテームジュテーム」とかと聴こえるらしい。
下の写真はフランス/ナント在住の鳥類学者が撮影した飛行写真であるが、なんと!飛行機雲まで出ている?ウソーッ!ホント?

Hayateajisashi

■探鳥のコツ
日本での探鳥のコツは無い。春秋の渡りの時期にドーバー海峡辺りに行くことか。

■探鳥特殊機器
照準機付双眼鏡(戦闘気分が味わえます)。耳栓。

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