舳倉島の野鳥 ⑩ シロハラ
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今日の舳倉島の野鳥第5弾はシマゴマです。
シマゴマは今回の舳倉島遠征で期待していた初見初撮りの野鳥でした。
初日に出ていたと言うポイントを教えて貰って待ったのですが、既に抜けてしまったとのこと。 3日目に、別の場所でやっと撮ることが出来ましたが、胸の鱗斑が薄い個体でした。
初日に別の場所で撮った写真ですが、胸の鱗斑が薄いことからコルリのメスではないかと言われていた個体です。
腰に青味も見当たらず、この個体もシマゴマですよね。
2日目からこの場所はノゴマのオスに陣取られました。
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島の西半分の中央を走る小路。 島の方達の生活道路で、偶に三輪自転車が行き交いますが、途中途中の両脇のブッシュの中にも探鳥ポイントがあり、この小路にもいきなり野鳥が飛び出します。
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舳倉島の野鳥シリーズは未だ第4弾ですが、早々に、私が識別不能なヒタキ種を掲載して、この拙いブログにアクセスしてくださる識者の方に判定をお願いしようと思い付きました。
島の東端に近い松林で、コサメビタキの中に混じって行動を共にしていました。
他の写真も付け加えましょう。
皆、同じ場所で撮った同じ個体です。
サメビタキとは異なるし、胸の縦斑からはエゾビタキかなと思ったのですが、尾羽の形状等から「胸斑の強く出たコサメビタキ」とするのが妥当なような気がしますが如何でしょうか?
どなたか判定をお願い致します。
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追記: 2016.12.01
識別不能として放置しておりましたが、この度、BIRDER 2016 10月号の特集「図鑑だけでは見分けられない鳥たち」のサメビタキ類の識別記載を参考に判定した結果、
① 初列風切の突出が三列風切の長さの約120%と大きいこと。
② 眼先の白色部がほぼないこと。 に注目し、
「サメビタキ」と同定することにいたしました。
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舳倉島の野鳥第3弾はコサメビタキです。
鳥数が少なかった島内でしたが彼方此方でコサメビタキの姿は観ることが出来ました。
オオハナウドの枯れた軸に止まるコサメビタキ。可愛い姿にシャッターを押してしまいます。
水場に顔を覗かせたコサメビタキ
これからまた渡って行くのでしょうか、数羽の群れで飛び回っていました。
島の東端に近い松の林にも数羽のコサメビタキが居ましたが、この群れの中に胸斑がある一羽の変わったヒタキが居ました。
明日のブログでご披露致しましょう。
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島の彼方此方に咲くオオハナウドの花。 特に北側の海岸線には群落が出来ていました。
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早速ですがこのムシクイの名は?
体長11、2cm程。 黄色身かかった体下面に全身がオリーブ色。
民宿「つかさ」に近い空き地の茂みに居たのですが、以前この茂みでは迷鳥のキバラムシクイが出ていたとの話は聴きましたが・・・・・。
どなたか鑑定をお願い致します。
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追記: 2017.01.01
識別不能として放置しておりましたが、この度、初見初撮りのチフチャフを掲載するにあたり、真木氏の「日本の野鳥650」のチフチャフのページの左前ページに掲載されているキタヤナギムシクイの記載内容等を参考に、
① スマートで、後ろに細長い感じに見えること。
② 初列風切の突出が長いこと等をはじめとする記載内容。
③ 舳倉島では秋の渡りの時期の観察例が殆んどであるが、過去に5月下旬に観察された例もあること。
等から、「キタヤナギムシクイ」と同定することにいたしました。
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舳倉島は海女さんの島。 島の南側には番屋が並びますが、冬季は空き家になってしまいます。冬場の島民数は12、3人とか。
民宿「つかさ」の前を東に走る自転車用舗装道路。この右手の潅木の茂みにもムシクイが沢山居ました。
浜の空き地にはハマヒルガオの花が咲いていました。
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心配していた定期船の運航も決定し、予定通り5月15日の9時に舳倉島に向け輪島を発ちました。
定期船「ニューへぐら」の船内には、なんと冬の道東撮影ツアーでご一緒した闘将・Nさんの姿も。
初めての舳倉島に、少なく見積もってもライファー5種は確実?・・・と、大きな期待を持っていたのですが、一足先に行かれている鳥友 Tさんからの事前連絡では、「今年は鳥が少なく、何も居ない!」とのこと。 折角の遠征を前に気が殺がれます。
明日から崩れるとの天気予報に大いなる期待をかけて、島に到着するや否や早速撮影に出掛けました。
舳倉島での野鳥撮影のスタイルは、「出てくる鳥は全て撮る!」です。
先ず最初は、ご期待にそえないセンダイムシクイです。
過去に何種かの珍しいムシクイが記録されている舳倉島です。しかし、その場での同定は不可能に近く、まさに、出てくる鳥は全て撮り、後で図鑑と照合して同定です。
と言うことで、3泊4日の今回の舳倉島遠征では、センダイムシクイの写真を山ほど撮りました。否、撮ってしまいました。
以下お恥ずかしい抜粋です。
水場に来たセンダイムシクイ
浜のロープに止まるセンダイムシクイ。
島のいたる所で観掛けて、何回もシャッターを押しました。
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今回お世話になった民宿「つかさ」
同行の鳥友SさんもYさんも大鼾掻き。 大酒を飲んで米国製の耳栓をして寝て、今回は何とか寝不足を解消致しました。
島のあちこちに咲いていたツルキキョウの花
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菜園作業を終えて10日に神奈川に帰って来ました。
ブログに大穴を空けてしまいましたが、里帰り出産で元気な孫娘を出産した次女を送り出した後、14日から昨日まで鳥友Sさんと3人で舳倉島に行って来ました。
世界有数の渡り鳥の休息地として、また、バーダーのメッカとして知られる舳倉島ですが、私にとっては初めて訪れる探鳥地でした。
今回、鳥数が少なく珍鳥にも恵まれなかった舳倉島でしたが、目下膨大な数のショットを整理中です。おってご披露致したく思っています。
とりあえず、今日は、行きがけに寄った戸隠森林植物園で撮ったミソサザイです。
3年ぶりの戸隠でしたが、参道寄りの駐車場は有料となり、園内の木道は老朽化が進み、そして鳥影も少なくなった様に感じましたが、
いつもの場所のミソサザイだけは、今年も元気に囀っていました。
そして、ここだけの話ですが・・・、
この日、小鳥のこみちを歩いていた時、随神門の方から大鳥居の方角に向けて赤い鳥が飛んで行くのを観てしまいました。
赤い鳥、復活なるか!?
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今日の野鳥は在庫の中からゴイサギです。
2月の半ば、湿生公園の竹薮に羽繕いをするゴイサギが居ました。
白くて長い冠羽を持つ成鳥です。
しかし、赤い虹彩のギョロ眼で睨まれてしまうと・・・
昔よく郷里の河川で、夏の夜中にカンテラ(アセチレンのガスランプ)の灯かりで川魚を漁りましたが、夜行性のゴイサギに「ギャッ」と鳴いて足元から飛び立たれ肝を冷やした経験があります。
驚いて持っていたカンテラを水に落としてしまいましたが、真っ暗闇の中でした怖い経験も今は懐かしいゴイサギとの思い出です。
昼間のゴイサギの表情もかなり奇怪で怖いものです。下は、その奇怪な表情の写真です。
このくらいにしておきましょう。
(撮影日:2015.02.14)
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今日の野鳥はキセキレイです。
帰省して菜園作業をやっていると野鳥撮影にもなかなか出掛けられず、ブログネタも尽きてしまいます。1ヶ月以上も前の在庫の写真を掲載して顰蹙を買うのも仕方の無いことなのですが、昨日は、田舎でしか観えないキセキレイの雛への給餌シーンを撮ることが出来ました。
実家の前の散髪屋さんの裏手に毎年キセキレイが営巣して雛を育てます。今年も順調に育雛していて、巣の中の4羽の雛が大分大きくなって来ました。
許可を貰い、愛車をブラインド代わりにして車内から撮影させて頂きました。
営巣場所は昨年と同じエアコンの室外機と雨樋の間の狭い場所。人通りもそこそこあってカラスや天敵の攻撃からは雛の防御が可能な場所なのでしょう。
近くの路面から芋虫を捕ってきたキセキレイのオス。
カワゲラを捕ってきたキセキレイのメス。 営巣場所から川までは15mほどの距離です。餌さ獲りには事欠きません。
旧店舗の黄色のテントの庇が雄鳥のお気に入りの場所のようです。
カゲロウやカワゲラなどの羽虫を口一杯に捕って来ました。
雨樋の後ろにのぞく雛の尾羽からは巣立ちが間近なことが推察されます。暑い中、無事に巣立ってくれることを祈りながら、撮影を切り上げました。
ところで、帰省中の岡山県西の高梁市ですが、一昨日、気温30.5℃を記録し、またまた日本一となったそうです。(昨日は31℃を越えました。)
確かに暑い一日でしたが、「高梁市、気温日本一を記録」という報道を聞くと、「一体何処で測っているんだ?」という質問が飛び交うのも、不名誉な記録との認識があるからなのでしょうね。
ちなみに高梁市の観光キャッチフレーズに、これを逆手に取った「アツイぜ、高梁(市)!」があります。 猛暑の中、今夏も頑張りましょう。
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今日の野鳥はコゲラです。
先日のカケスを撮った山の公園で帰り仕度をしていると、目の前の木の幹に動く影が。
コゲラです。
コツコツと叩いて、厚い表皮の中から小さな甲虫を摘み出しました。
そう言えば、未だ桜が蕾みの頃、神奈川の自宅近くの公園で撮ったコゲラの在庫写真がありました。
朽ちて折れた枝先で餌の虫を探していましたが、瞬膜をおろした舌出しの瞬間が撮れました。 (撮影日:2015.03.23)
下は頭部の拡大です。
普通、瞬膜は白っぽい半透明だと思っていましたが、コゲラの瞬膜は黒っぽくてかなり強靭そうです。
穴掘り時に飛び散る木っ端から眼を保護するためにこんな瞬膜を持つに至ったのでしょうが、安全基準を十分に満足しているゴーグルなのでしょうね。
「御身大切 (安全第一) 仕事第二」 昔、どこかで聞いた標語です。
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