腹の赤いツバメ
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今日の野鳥はカケスです。
山の公園といっても帰省中の郷里岡山の公園で、先日つつじ祭りで賑わった「弥高山公園」です。 標高654m。晩秋の雲海でも有名な山の公園でもあります。
菜園の作業も一段落し、あとは注文した夏野菜の苗が届くのを待つまでとなりましたので、カメラ片手に山の公園に出掛けてみました。
キビタキのポイントで待っていたら一羽のカケスが現れました。
鋭い眼つきですね。
ドングリのへたが散らばる地面に降りて採餌をしていましたが、この時期ドングリは残っているはずもなく、何を探していたのでしょうかね。
高木の梢でさえずるキビタキの声と笹薮でさえずるウグイスの声を聞きながら小一時間を過ごしましたが、声はすれども姿は・・・で、少々閉口気味のところでしたが、少し大物のカケスが撮れて満足した一日となりました。
公園脇に咲いていた八重のヤマブキの花
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今日の野鳥はサシバです。
岡山の田舎へ帰省する前に、鳥友Sさんにサシバの繁殖する千葉の谷戸(里山)に連れて行ってもらいました。
着いた里山には5年ほど続けて繁殖していると言われる番が既に営巣していてオスが求愛給餌の餌さ獲りに奮闘していました。
餌さ獲りに飛び立つサシバのオス。 ここのサシバの雄鳥は片足が異常で、写真の様に飛翔中も体側に付けることが出来ないようでした。
しかし、狩の能力は抜群(?)の様で、短時間の間にヘビとトカゲを獲って来て雌鳥に渡しました。しかし、その獲物を持った姿は残念ながら撮れませんでした。
遠くて、光も逆光気味で、少々諦めていたところ、
ヒノキの大木の天辺に止まっていた鳴いていた雌鳥の背後に雄鳥が遣って来て、
交尾が始まりました。
距離70m以上はあったでしょうか? 遠かったのですが、期待していた交尾シーンが撮れました。連射80コマ。後で確認した交尾時間は14秒間でした。
谷戸の田に水が張られ、カエルの姿が目に付きだすと、近くでこんなシーンも撮れるのでしょうね。
兎に角遠かった!
(撮影日:2015.04.16)
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今日の野鳥は、谷津干潟で撮ったメダイチドリです。
早速ですが、上の写真の中にメダイチドリは何羽? 左クリックで、少し大きな画面でご確認下さい。(答えは最後に。)
貝殻が堆積した干潟では、メダイチドリの体色が迷彩色となって、ちょっと観にはなかなか見付りません。
夏羽に移行中の雄のメダイチドリを追いました。
ところで、上の干潟の写真の中に見える無数の貝殻とウミニナ。 干潟って凄い生態系を持っているものだなと感心しましたが、このウミニナは減少が著しく、ここ千葉県では重要保護動物に指定されているとか。?
(撮影日:2015.04.12)
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話は変わって、先週の火曜日。 近所の老夫婦に誘われて瀬戸内海の磯に潮干狩りに行きました。 砂浜もあるのですが、天然記念物のカブトガニの保護のため潮干狩りは禁止区域となっていて、貝掘りはごろたの磯で行います。
これが成果ですが、めっきり少なくなったアサリと、長い水管を出したオオノガイやオニアサリ(地方名 タバコガイ)等です。 その他、大きなメカブ(和布蕪)をつけたワカメも採れて筍のシーズンの食卓に潤いをもたらせます。田舎暮らしも捨てたものではありません。
忘れてしまうところでしたが、メダイチドリの数は9羽でした。
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今日の野鳥は、昨日に引き続き、1ヶ月以上も前の在庫の中からのヒレンジャク です。
キレンジャク のリベンジに赴いた湘南の山の公園の広場には、既にヒレンジャク の群れの姿はありませんでした。ヤブランの実を食べ尽くして他所へ移って行ったのでしょう。
キレンジャク の返り討ちに遭って引き揚げて来た駐車場で観たものは・・・。
なんと!抜けたはずのヒレンジャク の12羽の群れでした。
観ていると、強剪定された植栽の切口から流れ出る樹液を舐めに遣って来たようでした。
こんなポーズもレンジャクの特徴が出ていて良いですね。 (クリックで少し大きな写真になります。)
綺麗な羽色をしたヒレンジャク は、雌雄ほぼ同色とのことですが、羽色には個体差があり、一番上の写真の個体のように次列風切の先端に白斑の無い個体や、一番下の写真の個体のように白斑があり、羽軸の先端部に赤い小さな斑がある個体がいるそうです。
また、初列風切羽の内弁の先端部に白線があり、畳んだ時に白い横段に見えるのが成鳥。横段が見えないのが若鳥とのこと。
併せて、尾羽の赤色の幅が広く、黒い喉の境界がはっきりしているのがオスとのことです。
よって、一番上の写真の個体は成鳥の(たぶん)オス。一番下の写真の個体はオスの若鳥でしょう。
英名を Japanese Waxwing と言うそうですが、世界的には日本を含む極東にしか居ない希少種で、Waxwing (蝋の翼)と言っても、次列風切先端の赤い小さな斑は、北半球全域に分布するキレンジャク (Bohemian Waxwing ) の蝋状物質とは異なり、只の斑とか。
(撮影日:2015.03.18)
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今日の野鳥は、随分と前の在庫の中から、リベンジに赴いた湘南の山の公園のキレンジャク です。
知り合いのブログを拝見していると、どれも素晴らしいレンジャクの写真が一杯。
まだヤブランの実が残っていて、桜が散り始める前にと、諸事を調整して、3月の18日にリベンジを決行いたしましたが・・・。
山ほど居た?キレンジャク も ヒレンジャク も大半が既に抜けてしまったそうでしたが、それでも、かろうじて、2羽のキレンジャク が居てくれました。
狙いは、桜の木に止まるキレンジャク でしたが、
桜の木にはなかなか止まってくれず、止まってくれても奥の桜の木。
枝の間から狙います。
小枝がうるさくて、これぞと言った写真は皆無です。
リベンジに赴いたはずが、返り討ちに遭ってしまいました。
また来年ですね。
これは、ヤブランの草叢から散策路に出て来て何かを捕食したキレンジャクです。距離約6m。やっとピントが合う至近距離でした。
拡大してみると、捕食した餌はダンゴムシのように見えました。
ヤブランの実は全て食べ尽くされ、最後まで残ったこの2羽のキレンジャク は、草叢に落ちたヤブランの実を採餌していました。
(上の2枚の写真は左クリックで少し大きな写真になります。)
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今日の野鳥は在庫の中から猛禽類のミサゴとトビです。
既に4週間も前になりますが、ハヤブサを撮りに行った江の島には、ハヤブサばかりでなく、崖の磯場にはミサゴや多くのトビが居ました。
当日、少なくとも2回目だと言う狩りをして崖の上の木の枝に帰還して来たミサゴです。獲物は少し小さめなボラでした。
11時頃に食事を終えて、2時間ほど木の枝先で休んでいたでしょうか、13時前におもむろに飛び立って出て行きました。
そして、ものの20分も経たない内に、ボラを捕まえて帰って来ました。 さすが湘南の海は魚の宝庫、と思ってしまいますが、それにしてもこのミサゴ、相当の狩りの名手に違いありません。
獲物を見せびらかす様に旋回して、お決まりの木の枝に降りて行きました。
そしてこれは湘南江の島名物になってしまったタカ科の猛禽トビです。
岩場で餌を探すトビ
釣り人が捨てたか、波に打ち上げられたか、岩場で干物となった小魚を拾いました。 このトビ、頑なに野生を維持している不器用なトビかも知れません。
そしてこれは、金属の猛禽? 米軍戦闘攻撃機 F/A-18スーパーホーネット。雀蜂でした。 16km北に米国海軍航空隊厚木基地があります。
(撮影日:2015.03.26)
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今日の野鳥はダイサギの亜種である亜種チュウダイサギです。
郷里岡山に帰省する前に、シギチの渡りを確認に東京湾の奥の干潟を探鳥しました。
谷津の干潟で一通りシギチを観察した帰りに自然観察センターの淡水池を覗くと、婚姻色に変わりかけた亜種チュウダイサギが居ました。
飾り羽と眼先の翡翠色が綺麗でした。
風に飾り羽がなびき、頭頂の羽が逆立って冠羽の様です。
淡水池では葦が伸びてきて、綺麗な背景が得られました。
小さな欠伸をして、
池の獲物を狙っていましたが、
不発に終わり、淡水池に出て来ました。足の付け根(脛)も婚姻色で赤くなっているのが分ります。
下は、おまけの脱糞シーンです。
お後が宜しい様で・・・。
(撮影日:2015.04.12)
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今日の野鳥は初撮りのシラコバトです。
桜雨の続く合間の好天の日、鳥友Sさんのご好意でシラコバトを撮りに行きました。
まだまだ寒い日が続き、前日は首都圏にも小雪が舞ったそうで、Sさんから防寒の手袋をお借りしての撮影でしたが、シラコバトは、然る工場の軒下の電気のターミナルボックスの上で巣作りの真っ最中でした。
工場の屋根の上に止まるシラコバト。
日本では初見初撮りのシラコバトでしたが、以前、旅先のスイスで撮ったことのある鳩でした。 只、移入種と言われるここ埼玉のシラコバトはインド系の亜種だそうですね。
和名の通り、白っぽくて綺麗な鳩ですよね。
木立から枯れ枝を運んで来ては、
軒下のターミナルボックスの上に運び込んでいました。
電柱の上で胸を膨らませて鳴くシラコバト。 小さな優しい声で、「ポポーポ、ポポーポ」と鳴いていました。
偶にはこんなシーンや、
こんな木止まりのシーンもありましたが、
営巣場所が場所だけに、
折角のホバリングシーンも、人工物の背景となってしまいました。
江戸時代に鷹狩りの狩猟鳥として放鳥されたものが留鳥として残っているとの説が有力ですが、一時期数十羽まで減少し、その後、天然記念物に指定されて増え、現在、埼玉県周辺で約2,000羽ほどが生息しているとのこと。
工場の軒先に営巣するなんて、同じ外来種のドバト並みに繁殖力旺盛かと思ってしまいますが、どんどん変わる生息域の環境下、天然記念物であり、埼玉県の県鳥でもあるシラコバトの種の維持を願うばかりです。
(撮影日:2015.04.09)
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昨日、郷里岡山の田舎に帰省しました。 連休明けまで居て夏野菜等の植え付けを行います。
暇を見て近くの渓谷にも足を伸ばしてみる積りです。今年も元気な夏鳥の姿が観えれば良いのですが。
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今日の野鳥はコチドリです。
4月最初の日曜日、花曇の予報が一転して青空が覗く天気に。 家事のノルマ(?)を早々に済ませて近場を回ってみました。
午後遅くに回った西湘の河口は、カモ類の殆んどが渡去してしまい、期待して行ったシギチの到来には少し早すぎたようで、閑散としていました。
河口の砂浜を散策していると、夏羽に装いを変えたコチドリの番を見付けました。小石の混じる砂浜では、良く観ないと見落としてしまい、飛び立った後でその存在に気付きます。 (左クリックで少し大きな写真になります。)
砂浜に咲く菜の花。
黄色の大きなアイリングが目立つ可愛いコチドリと、浜に咲く黄色の菜の花。
シギチが渡って行くのももう直ぐです。
(撮影日:2015.04.06)
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今日の野鳥はハシビロガモです。
満潮を迎えた谷津干潟の西の水路には、北帰行を間近に控えたハシビロガモの群れが集まっていました。
渡去前で活性が上がっているのか、
飛び回り、
大写しです。
名の通り大きな幅広い嘴をしていて、その先端から水を吸って、上下の嘴の横にある漉櫛を通して排水し、珪藻等のプランクトンを捕食するそうですが、オスの黒い大きな嘴は機能的にも髭鯨(ヒゲクジラ)の口の様にも見え、名を「鯨嘴鴨(クジラハシガモ)」としても良かったのではと思うことしきりです。
そしてこれは、後日、谷津干潟自然観察センターの淡水池で撮った番の写真ですが、手前のオスの嘴をご覧下さい。吸い込んだ水を嘴の基部から排出しているのが見えますね。
葦原の前の干潟で憩う番。
もうすぐ渡って行くのですね。
(撮影日:2015.03.31)
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今日の野鳥はヒドリガモです。
渡来数が多く、何処にでも居て、見飽きて、滅多に撮らないヒドリガモですが、先月末に訪れた千葉県船橋の谷津干潟には、残り少なくなったオナガガモやハシビロガモに交じり、ヒドリガモの群れが、水面に出た数本の杭の争奪戦を繰り広げていました。
言わば、ベンチの取り合いですね。
天場がフラットな杭は格好の休憩場所のようで、空き待ちが発生します。
そこは畜生。 民度の低い何処かの国の一部の人達の様に、割り込み、奪い合いが始まります。
3本ある杭の中の左端の杭の天場は尖っていて、水掻きのある足では止まれません。
メスの後にオスが挑戦しましたが、やっと「命」のポーズが出来たにとどまり、
以下、得意の連続写真です。
渡り前に怪我でもしたら大変です。傍若無人のヒドリガモの体当たりをかわして明け渡すしか手がありません。
姑息な手段でやっと手(水掻きのある足)にした杭も、仲間に狙われていて・・・、その後も執拗な争奪戦が繰り広げられていました。
ここは日本海でも東シナ海でもなく東京湾に面した谷津干潟でした。
(撮影日:2015.03.31)
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今日の野鳥はセイタカシギです。
先月末、シジュウカラガンを撮りに行った帰りに、船橋は谷津の自然観察センターに寄ってみました。
生憎、センターは臨時休刊日でしたが、干潟の南西の小道から北帰行前のカモ類や17羽の群れで居たセイタカシギの撮影を楽しみました。
飛翔するセイタカシギ。 (左クリックで少し大きな写真になります。)
白黒の身体に赤い長い脚。 何時見ても綺麗な鳥です。
17羽の群れの中に、数羽の首筋の後ろが黒いセイタカシギが居ました。 未だ観ぬ珍鳥オーストラリアセイタカシギに少し似ています。
頭の模様は個体差が大きく、
こんな真っ白い個体も居たりで、分っているのですが、ついつい後首筋の黒いのを追い掛けてしまいます。
飛び立ちの飛翔姿と、
シギチも種によって、そのまま足を上げて直接頭掻きをする種と、翼の上から足を回して間接的に頭掻きをする種があるそうで、このセイタカシギは写真のように後者の間接頭掻きをする種です。長い足、難しくないのかな?
そして最後は、
葦原前の干潟で採餌する風景です。
(撮影日:2015.03.31)
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今日の野鳥は、シジュウカラガンです。
ずい分と前に情報を貰っていたシジュウカラガンでしたが、家事多忙に加え、2時間を越える遠地だったためになかなか重い腰が上がりませんでした。
例年になく早い桜の開花などで、もう幾らなんでも渡去してしまっただろうと思っていた矢先、未だ居るとの朗報が入って来ました。
早速、鳥友Sさんと利根川水系の三日月湖らしい沼に出掛けました。
ポイントに着くや否や、すぐに、畑の中で採餌する一羽のシジュウカラガンの姿を見付けることが出来ました。 雌雄の別は分りませんが、白い頸輪がはっきりした成鳥です。
私にとっては、懐かしい鳥でもあります。
その昔の米国赴任中、近くの公園でよく見かけ、小さかった息子が追い掛けられて怖がっていたカナダガン( Canada Goose )のその一亜種です。
沼の側の田んぼで、白い花をつけたナズナ(別名ぺんぺん草)を摘んで食べていました。
この時期のナズナは種子を実らせていて、渡り前の脂肪吸収にはもってこいの餌でしょうか。
脱糞のシーンです。 水田の肥やしには、これももってこいの肥料でしょうか。 良く食べ良く出していたシジュウカラガンでした。
戦前、日本の旧農務省も実施した繁殖地千島北方諸島での毛皮用の北極狐等の放し飼いなどにて一時期絶滅的被害を受けたものの、その後の米国を主体とした回復計画が効を奏し、その数を徐々に回復して来たと聞きました。
そして、なんと今季、およそ2,000羽ものシジュウカラガンが伊豆沼、八郎潟等で観察された?とか。事実ならば大変嬉しい情報です。
午前中の短時間で、田んぼでの採餌、飛翔、沼での羽繕い等を繰り返してくれ、撮影ショット数も三桁を数えました。
明日は、飛翔姿を掲載致します。
(撮影日:2015.03.31)
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長らく続けてきました道東シリーズですが、とうとう今回が最終です。
最終、第28弾の野鳥は、待望だったベニヒワです。
最後の最後、空港に向けて鶴居を出て暫く走ったその時、Nさんが路肩で採餌するベニヒワの群れを見付けて、又もや、バスは急停車。
バスを降り、皆、興奮状態で近寄りますが、ベニヒワとの距離はなかなか縮まりません。 一通り路肩のベニヒワを撮って引き返すと、別の小鳥の群れが木々の梢を渡っています。
観ると、これもベニヒワの群れです。 小さな群れも合わせると4~50羽は居たでしょうか?
何とか、待望の、木止まりのベニヒワ が撮れました。
ハンノキの種子を食べるベニヒワのオス。
この子はメス。
ハンノキの熟れた球果からは風などで種子が落ちるようで、雪上に落ちた種子を啄ばんでいました。
この子はオス。
本当に最後の最後。 ベニヒワが撮れました。
時間を使い果たして昼食は空港か飛行機の中。もちろん皆異存無し。笑顔で一路空港に向かいます。まったく現金なものです。
途中でも、バスの中からベニヒワの群れが飛ぶのが観えました。「何んだぁー。居る所にゃ居るじゃないぃー。」の声も・・・。 まあ、そう都合良くはいかないものです。
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「冬の道東の野鳥シリーズ」の最終にあたり
既に一ヵ月半も前のことになりましたが、今回の冬の道東撮影の旅、心配した天候にも恵まれ、そこそこの成果を挙げることが出来たのではと自負しております。
そして何よりも、ガイドさんやツアーメンバーの方々に恵まれ、13年振りの冬の道東撮影の旅を大いに楽しむことが出来ましたこと、拙い道東シリーズを終えるに際し、ここに厚くお礼申し上げます。
ケアシノスリやオジロワシの舞った霧多布岬
(携帯電話での撮影写真:2015.02.20)
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既に夏鳥の到来が報告されている今日この頃ですが、冬の道東シリーズを未だ続けており申し訳ございません。
今日の野鳥は第26弾のオオマシコ です。
旅も最終段。 未だ小鳥を撮っていません。 車中では、ベニヒワ、シマエナガ 等のどこかのパンフレットに書かれていた「出会いたい鳥」、「撮影したい鳥たち」の名が意識的に発せられて、ガイドのNさんにプレッシャーを掛けます。
そこはNさん。大したものです。
道路脇にオオマシコの群れを見付けて、バスは又もや急停車。今回が初めての若い運転手さんにはヒヤヒヤものです。
道路脇の立ち木の枝に止まるオオマシコ のオス。 群れの中には綺麗な赤色をした数羽のオスが居ました。
雪が多いので餌が探せず、路肩に顔を出した草地が小鳥達の餌場のようでした。
下は、雪上に落ちた草の実を啄ばむオオマシコのメスです。
白い雪の中の赤いオオマシコ。 思ってもいなかった美しいシーンが撮れました。
「ベニヒワ は居ないの?」、 「シマエナガ は無理かなぁー。」
オオマシコ を撮り終えて帰ってきたバスの中では、Nさんに聞こえるように、こんな声がしました。
旅は、残すところあと数時間となりました。
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少し間が空きましたが、今日からまた再開致します「冬の道東の野鳥シリーズ」の第24弾は、ハシブトガラ です。
伊藤タンチョウサンクチュアリーの庭先に設置されているバードフィーダーとスエットフィーダーに遣って来ていたハシブトガラ です。
フィーダーの周りの雪の上に落ちた餌を啄ばむハシブトガラ
ハシブトガラ は、日本では北海道にのみ生息する留鳥で、酷似するコガラ の亜種ではありません。
しかし、名の太い嘴なんぞでは我々素人には識別が難しく、頭上の光沢色、嘴の鮮明な会合線ぐらいでしか判断する相違点はありません。
写真を見る限り、頭に少し白っぽい光沢があり、嘴の会合線がハッキリしています。よって、この子は、強引に、ハシブトガラ です。・・・でしょう。
他に、スエットフィーダーに遣って来ていたのは、
胸の白色が綺麗な亜種エゾアカゲラのオスでした。
(撮影日:2015.02.21 & 22)
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今日は、イソヒヨドリの採餌シーンです。
ハヤブサを狙うカメラマンの姿には慣れてしまったのか、すぐ足元まで近寄って来て、採餌をする可愛い姿に、ついついシャッターを押してしまいました。
採餌に磯の岩棚の上を走り回ります。 その姿はひょうきんですが、小さな餌を見付ける能力は流石です。
イソヒヨドリが採餌した3種の餌は、
小さな巻貝からほじくり出した身
フナムシでした。
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明日からまた、残っている「冬の道東の野鳥シリーズ」を掲載いたします。
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今日は、ハヤブサの食事シーンです。 気持ちの悪い写真の数々ですがご容赦を。
交尾の後、メスが鳴いてオスに採餌の催促をしたようです。オスが狩りに出掛けて小一時間後、小鳥を獲って来てメスに渡しました。
メスが左足に黄緑色の小鳥を掴んで鳴いています。オスへの感謝の声でしょうか?はたまた、餌が小さ過ぎるとの苦情でしょうか?
産卵期のメスにはカワラヒワはやはり小さ過ぎたようです。すぐに食べ終わり、
食事場所に散乱した羽毛の中から食べ残しの餌を咥え出しました。 ドバトか何かの足の様に見えました。
大きな口を開けて飲み込み始めましたが、
デカ過ぎて、悪戦苦闘状態が続きます。
出したり入れたり、
喉に支えているのか首の後ろが膨らんでいます。
暫く休憩して、
巣に帰りました。
抱卵30日位と云いますので、4月の末には元気な雛の姿が観えるはずです。
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今日は、ハヤブサの交尾シーンを披露致します。
島の裏手の崖の中腹に、小さく突き出た格好のお立ち台があり、そのお立ち台にハヤブサが止まりました。
「キィー、キィー、キィー」と鳴いていましたので、てっきり、メスがオスに餌の催促をしているものとばかりに思っていましたが、いきなり、オスが飛んで来て交尾が始まりました。
いきなりの拡大ですが、ワイド四つ切り縦にカットしてみました。 (左クリックで少し大きなサイズになります。)
下は、連続写真の抜粋です。
(14:10’35.80) メスが前傾姿勢をとり、オスが飛来
(14:10’37.30) オスがメスの背に乗り
(14:10’38.10) 交接
(14:10’44.40) 交尾終了
(14:10’45.20) オスがメスの背から離脱
たった6秒強の交尾でしたが、猛禽の交尾シーンは圧巻でした。
脱糞をして、(大きく膨れた赤い総排泄孔が良く見えます。)
巣へご帰還です。
巣には既に1、2個の卵が有るのかも知れません。
(撮影日:2015.03.26)
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