緋寒桜に来るヒヨドリ
今日の野鳥は、緋寒桜に来るヒヨドリです。
東京の桜の開花宣言が発表された当日、陽気に釣られて近くの湿生公園に行ってみました。
早咲きの緋寒桜が満開を向かえ、花の蜜を求めてヒヨドリが遣って来ているはずです。
花も丁度見頃。 来ていました。 ヒヨドリです。
地味なヒヨドリ、この余りにも人気の無い鳥を、「花鳥風月」を意識して撮影するシーンは他に見付からず、いつもこの緋寒桜に来るシーンになってしまいます。
それも、バックはヒヨドリの体色に合わせてグレーがベスト。
私の姑息な油絵のバック処理手法に、使用した絵の具を混合して薄目に背景を塗ってみるという手法があります。 案外上手くいくものです。 この姑息な手法を使えば、緋寒桜の派手なピンクとヒヨドリのくすんだグレーを混ぜて、バックは薄明るいグレーでしょうか。
裏手の山の緑が入らない様にアングルにも気を使います。 もちろん青空にも。
「ヒィーヨ、ヒィーヨ」と鳴くからヒヨドリ。 命名も単純で良いですね。
でも、もしも、このヒヨドリの羽色が鮮やかな赤や青だったら・・・・・、世の中変わっていた?・・・でしょうね。・・・?。
このヒヨドリ、南に行くほど体色が黒っぽくなり、全8種の亜種が存在するそうで、上の写真のヒヨドリも、正式には「亜種ヒヨドリ」です。
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