都心の庭園に来たアカハジロ
今季は、極東に張り出した寒気の影響で大雪の天候が続いていますが、どうやらその寒気の影響で冬鳥、特にカモ類の珍鳥・迷鳥の渡来が例年より多く報告されるのでしょうか?
先日、都心も都心、東京のど真ん中にある黄門様ゆかりの名園の小さな池に珍鳥アカハジロのオスが出ているとの情報を貰いました。
栃木まで遠征した翌々日に鳥友Sさんと一緒に電車で出掛けてみました。
電車で鳥撮りに出掛けるのは、昔、明治神宮の北池にオシドリを撮りに行って以来、数年ぶりです。近くに駐車場が無いのが残念ですが、大きな機材の乗降客への迷惑を容赦願えれば偶には電車も良いものです。
入園料300円(65歳以上は150円)を払って入った庭園には既に多くのカメラマンが居て、池の水面に向けて大砲を構えていますがシャッターを押す気配は感じられません。
いやな予感が走ります。先人に聞くと目下睡眠中とのこと。 栃木のアカハシハジロと同じです。
偶に起きだして日のあたる池の面を移動しますが、すぐに嘴を背に突っ込んで休んでしまいます。起きだしても、光線の具合で黒い頭の緑光沢色がなかなか写し込めません。
同じスズガモ属のホシハジロの群れと一緒でしたが、眼の白い虹彩はメジロガモ、頭はマガモのオスで、鮮やかな赤茶色の胸を除いて、体はホシハジロのメスといった様相です。
動き出すのを暫く待っていましたが、陽が高くなり気温が少し上がったからか採餌に動き出して色々なパフォーマンスを披露してくれました。
先ずは首傾げ。 正面から観ると嘴が大きいですね。
これは欠伸。 横から観ても嘴は大きいかな?
これは羽繕い。
これは水浴び? 胸の赤茶色と下腹部の白色の分かれ目がはっきりしています。
そしてこれは羽ばたきシーン。 こちら向きにはしてくれませんでしたが、翼の大きな白帯はスズガモ属の特徴でしょうか?
明日は、珍鳥アカハジロの採餌のシーンを掲載いたします。
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