木止まりのブッポウソウ 続き③
今日の野鳥も、昨日に続き5月29日に吉備中央町で撮影したブッポウソウです。
昨日は話題を急に奇異なニンジンに移してしまい申し訳ありませんでした。
それにしても暑いですね。昨日、午後5時ごろに菜園の作物に水遣りに出掛けたところ、雨水溜めのタンクにボウフラ除けに入れている金魚が40℃ほどの温泉で泳いでいました。元気なもんですね。
ところでブッポウソウですが、
渡ってきて3週間、前年使った巣箱も確保し、求愛給餌、交尾に忙しいようでした。
オスのブッポウソウです。
枯れ枝の上から水田の上空を飛び交う昆虫を見つけ、
さっそうと飛びかかります。
足か触覚か、長い枝のような昆虫(ナナフシ?)を捕らえて帰ってきました。メスへの求愛給餌用の獲物です。
メスが食べ易いように何度も咥え直しをしていましたが、長い触角はどうにもならないようでした。
木の裏手で待つメスの所に飛んで行き求愛給餌を始めました。 なかなか枝被りの無い場所には出て来てくれません。 この後、番の二羽は対面の山裾に生える栗の木の繁みに移り、交尾を始めました。
残念ですが、枝被り、葉被りでお見せ出来るような交尾シーンの写真は撮れませんでした。
来期に再挑戦です。
さて、ブッポウソウを取り巻く状況を様々な角度から捉えた特別展が、現在、倉敷市立自然史博物館で開催されています。
第23回特別展「幻の青い鳥ブッポウソウ」という企画題名で、8月31日(日)までの3ヶ月間開催されており、ブッポウソウの生態から岡山県吉備中央町をはじめとした全国の保護活動等について、豊富な資料展示で開催されています。
特別展のポスターを複写して下に載せますが、昨年、巣箱の掃除にボランティアとして参加させて貰い、その時に撮影した写真を提供させていただいた縁で、これまた素晴らしい展示解説書を戴くことが出来ました。編集者の方に感謝いたします。
倉敷市立自然史博物館では、昨年11月上旬に岡山に飛来し、残念ながら事故で落鳥した豊岡生まれのコウノトリの剥製も見ることが出来るそうですよ。
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