遠かったシマアオジ
誰かさんの大鼾で昨夜も一睡も出来ず、ぼやけた頭でシマアオジのポイントに向かいました。
ガイドさんの話では、近年めっきりその数を減らし、今では北海道でもこのサロベツ原野でしか観ることが出来なくなってしまったとのこと。
鳴声を頼りに探してくれるガイドさんでしたが、木道のあるビジターセンターの周辺でも3個体程が確認出来たに過ぎないそうで、
教えていただいて撮った写真はこの一枚だけ。
距離約150m。 オオジュリンの雄とのツーショットですが、証拠写真にもなりません。
エッ? 見えないですって?
では大拡大の大写しをどうぞ。
確かにシマアオジ でしょ?
個体数が減少し、現在、絶滅危惧種ⅠA類(CR)に指定されている一つの原因は、(ガイドさん曰く)中国で獲られて食べられているからとのこと。
Wikipediaで「シマアオジ」を検索してみると、出ていました。
広東料理の初秋の滋養強壮食品で、繁殖地から越冬地に向かう途中の中国で捕られて食べられてしまうのだとか。
詳しくは、Wikipedia で。 寄付もお忘れなく。
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