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2014年7月

2014年7月26日 (土)

木止まりのブッポウソウ 続き③

今日の野鳥も、昨日に続き5月29日に吉備中央町で撮影したブッポウソウです。

昨日は話題を急に奇異なニンジンに移してしまい申し訳ありませんでした。 

それにしても暑いですね。昨日、午後5時ごろに菜園の作物に水遣りに出掛けたところ、雨水溜めのタンクにボウフラ除けに入れている金魚が40℃ほどの温泉で泳いでいました。元気なもんですね。

ところでブッポウソウですが、

渡ってきて3週間、前年使った巣箱も確保し、求愛給餌、交尾に忙しいようでした。

Buppousou4758

オスのブッポウソウです。

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枯れ枝の上から水田の上空を飛び交う昆虫を見つけ、

Buppousou4788

さっそうと飛びかかります。

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足か触覚か、長い枝のような昆虫(ナナフシ?)を捕らえて帰ってきました。メスへの求愛給餌用の獲物です。

Buppousou4847

メスが食べ易いように何度も咥え直しをしていましたが、長い触角はどうにもならないようでした。

Buppousou4866

木の裏手で待つメスの所に飛んで行き求愛給餌を始めました。 なかなか枝被りの無い場所には出て来てくれません。 この後、番の二羽は対面の山裾に生える栗の木の繁みに移り、交尾を始めました。

残念ですが、枝被り、葉被りでお見せ出来るような交尾シーンの写真は撮れませんでした。

来期に再挑戦です。

さて、ブッポウソウを取り巻く状況を様々な角度から捉えた特別展が、現在、倉敷市立自然史博物館で開催されています。

第23回特別展「幻の青い鳥ブッポウソウ」という企画題名で、8月31日(日)までの3ヶ月間開催されており、ブッポウソウの生態から岡山県吉備中央町をはじめとした全国の保護活動等について、豊富な資料展示で開催されています。

特別展のポスターを複写して下に載せますが、昨年、巣箱の掃除にボランティアとして参加させて貰い、その時に撮影した写真を提供させていただいた縁で、これまた素晴らしい展示解説書を戴くことが出来ました。編集者の方に感謝いたします。

Buppousouposter

倉敷市立自然史博物館では、昨年11月上旬に岡山に飛来し、残念ながら事故で落鳥した豊岡生まれのコウノトリの剥製も見ることが出来るそうですよ。

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2014年7月25日 (金)

木止まりのブッポウソウ 続き②

昨日のブッポウソウの続きです。

ところで、話は最初から頓挫しますが、毎日暑いですね。 現在帰省している郷里岡山の田舎とは、連日の猛暑日で昨日の日中の最高気温が全国2位の37.2度を観測した高梁市の山間部の小さな町です。

茹だる様な暑さで、昼間なんかは出て歩けないのは事実ですが、最高気温の記録が出る度に、「一体何処で測っているんだろう?」と、不名誉な?記録に疑いの声も聞こえます。

Buppousou4887

吉備中央町のブッポウソウもさぞかし暑い日を過ごしているのでしょうね。

高木の枝に止まり山裾の水田の上を飛び交う昆虫を見つけ、

Buppousou4900

さっそうと飛び出します。 求愛給餌用の大き目の昆虫を狙っているようでした。

この続きはまたまた明日に延ばすとして、

話題を変えさせていただきたく、宜しくお願いいたします。

先日、我が菜園で、こんな奇異なニンジンを収穫しました。

Curious_carrot

どうです? 見事に絡み合っているでしょ?

品種は㈱サカタのタネベータリッチ。 全長25cm。 無農薬で作りました。

絡み合った原因は、間引きの間隔が偶々詰んでしまったためでしょうが、良くぞこんなに・・・・・。

早速、地方紙の山陽新聞に投稿して、本日の朝刊の地方版に載りました。

Sanyonews20140725

記事中の”隣人愛”ならぬ”ニンジン愛”?の駄洒落は私が考えました。

どうです藤沢のKさん! この駄洒落良いでしょ?

ブッポウソウニンジンに摩り替わり申し訳ありません。これも暑さの所為にして下さいな。

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2014年7月24日 (木)

木止まりのブッポウソウ 続き①

先月末の北海道野鳥撮影の旅から郷里岡山の田舎に帰省してからというもの、ジャングル化した菜園の整備作業に追われ、野鳥撮影には行っていません。

長雨、猛暑の影響も有るのですが、やはり野鳥撮影と菜園との両立は少し無理があるようです。来年一年は休園して野鳥撮影の方に力を入れようかとも思っています。

さて、失礼にも稚拙な写真で誤魔化してきた北海道シリーズも終え、ブログに大穴を空けようとする前に、5月の末に撮ったブッポウソウの写真が有ったのを思い出しました。

Buppousou4650

そうです。木止まり(枝止まり)のブッポウソウです。

前の続きですが、ブログに掲載してからというもの、多くの方から撮影場所等の問い合わせがありました。 この場所は、地域のボランティアの方達が快適な撮影環境を整備され、岡山大学の研究Gと一緒に保全されている場所でもあり、ブッポウソウ保護の中心地的存在ともなっていています。快くお教えし、撮影に赴かれた方達からはお礼のメールをいただきました。

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5月29日。求愛給餌と交尾を繰り返す番が巣箱の下見をしていました。地蔵尊の建物の中に据えられた大学の研究Gのモニターで巣箱の中も見えましたが、まだ中に卵は見えませんでした。

Buppousou4685

雌雄で巣箱に入ったり、出たりで、孵化後の雛への給餌の感覚を確かめているようでした。

Buppousou5058

既に7月の下旬です。雛の巣立ちは終わっているはずですが、この巣箱からは何羽の雛が無事巣立ったのでしょうか?

ここの撮影場所には、地域のボランティアの方達が作られた簾のブラインドがあり、10席ほどの覗き穴、貸し出しの椅子、格安の冷たいペットボトルのお茶等も完備していて、こんな気持ち良い野鳥撮影場所は他に類を見ません。地域のボランティアの方達には本当に感謝です。

この地に撮影に赴かれた方には、お堂に用意された綺麗なブッポウソウのピンバッジを是非とも購入され、保護活動にご協力されますよう私からもお願いいたします。ちなみにブッポウソウのピンバッジは2種類用意されていました。

Buppousoupinbatch8473n

ピンバッチ@500円(税込)

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2014年7月23日 (水)

夏空に舞うオジロワシ

今回が、長々と続けてきました北海道シリーズの最後です。

10年振りとなる道東は少し野鳥が少なくなったのかな?と感じましたが、ツアーガイドさんのお蔭もあって、初撮りの野鳥も増えました。 ブログに掲載しました様な拙い写真ばかりでしたが、天候にも恵まれそこそこの成果が有った撮影ツアーでした。

久し振りの原生花園を巡る道中、何度か青空をソアリングするオジロワシの姿を目にしました。

Ojirowashi7801

428の手持ちでドライブインの駐車場から撮った写真ですが、何とかオジロワシと識別出来ました。

ガイドさんの話では、北海道内で繁殖する個体もかなりいるそうです。

でも、冬のオジロワシの方が・・・

下は、携帯していたコンデジで撮った原生花園です。 最終稿の記念に掲載させていただきます。

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ハマナスの丘からオホーツク海を望む。冬は流氷原となるのですね。

Okhotsk2

エゾノヨロイグサエゾスカシユリの丘からオホーツク海を望む

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最終訪問地のサロマ湖ワッカ原生花園 (エゾスカシユリとワッカネイチャーセンター)

ツアーガイドのNさん、そして同行されたツアーメンバーの皆さんにも恵まれ、(誰かさんの大鼾には閉口しましたが)楽しい撮影ツアーとなりました。ここに厚く御礼申し上げます。

Sさん、今度は冬の北海道、また一緒に行きましょうね。 もちろん今度は個室でね。

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2014年7月22日 (火)

低木の頂で囀るホオアカ

サロベツ原野には夏羽のホオアカが居て、湿原の低木の頂で一生懸命に囀っていました。

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バックの黄色はエゾカンゾウの花

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胸の黒いT字と赤茶色の際取りが喉もとの白色に映えて美しい夏羽のオスのホオアカです。

遠景ですが、こういう雰囲気が感じられる写真も良いものですよね。 もう少し花が欲しかったのですが。

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2014年7月21日 (月)

亜種シロハラゴジュウカラの採餌

北海道のゴジュウカラは体色が薄くお腹が白い亜種シロハラゴジュウカラです。

サロマ湖畔の「ところ遺跡の森」で、散策路の傍らで青虫を採餌するシロハラゴジュウカラを観ました。

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この青虫、私の一番苦手なものですが、無農薬野菜を作る我が菜園では、捕殺が唯一の駆除手段です。なるべく葉物は作らないようにしたいのですが、大根白菜ニンジン、はてはパセリまで、見事に青虫にやられてしまいます。 そして、5cm大に育ったアゲハの幼虫を見るに至っては全身に寒気が走る始末です。

よって、春先から初夏にかけての農作業の中には、捕虫網を持っての昆虫採集があります。一日十数匹のモンシロチョウを捕殺する日もありますが、どこから沸いてくるのか限がありません。

野鳥に頼りたいのですがね。

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2014年7月20日 (日)

原生花園の夏鳥ヒバリ

夏の北海道の草原ではヒバリを良く目にします。

オホーツク海沿岸の原生花園でも、あの上空に舞い上がる揚雲雀の姿がありました。

Hibari1521

歩道の杭の上で休むヒバリ。 北海道ではヒバリは夏鳥だそうです。

歩道脇の草叢に巣でもあったのか、直ぐ近くでホバリングしてくれました。

下は、その時の連続写真です。

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Hibari7864

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晴天の条件下、青空の補正に手こずりました。

今回の5日間の撮影ツアー中、曇天の日もありましたが、大雪山も、そしてオホーツク海沿岸の原生花園はいずれも晴天の天気で、お蔭様で真っ黒に日焼けし、元々菜園仕事で日に焼けた顔の皮が剥けてしまいました。

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2014年7月19日 (土)

托卵のチャンスを狙うカッコウ

サロマ湖のワッカ原生花園には、砂丘に出来た低木の林があり、その周辺では数羽のカッコウが賑やかに囀り、飛び回っていました。

マキノセンニュウを探すツアーメンバーから離れ、カッコウが止まりそうな低木の木立で待っていると、20mほどの先の枝に止まりました。

Kakkou1829

少し枝被りですが贅沢は言えません。背景はサロマ湖と常呂の漁港です。

囀るカッコウの嘴のところの枝被りを修正するために、横移動をしながら・・・

Kakkou1875

撮った写真ですが、バックに白い漁船が入りました。

難しいですね。

カッコウが飛んでくると、ノビタキが草叢から出て来て囀ります。托卵されるのを警戒しているのでしょうね。

下は、遠景の飛び出し(連続写真)です。

Kakkou1684_2

Kakkou1691_2

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飛び出しの時のボサボサの尾羽を観て見たくて真ん中の写真を拡大してみました。

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本当にボサボサですね。 散髪代をケチっている今の私の頭みたいです。

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2014年7月18日 (金)

ワッカ原生花園のシマセンニュウ

今日の北海道の野鳥はシマセンニュウです。

以前、コヨシキリだと思って撮った写真の中からシマセンニュウの写真が出て来て我ながら呆れてしまったことがありました。確かあれはフィルム時代に訪れた野付半島での撮影写真だったように記憶しています。

ツアー最終日のワッカ原生花園で、シシウドエゾノヨロイグサ)の花に止まるシマセンニュウが居ました。

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それにしてもコヨシキリに良く似ています。

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シシウドの枯れた花柄に止まって囀るシマセンニュウ。 鳴き声はコヨシキリよりも少し上品でしょうか?

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後退して花景色を入れた写真に。 後は晴天下のオホーツク海です。

シマセンニュウシマは「」のシマ。 「」は「特定の限られた場所」との意があって、北海道に生息する例のシマフクロウシマアオジシマの由来と同じだそうです。

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2014年7月17日 (木)

初見初撮りのマキノセンニュウ

今回の北海道撮影ツアーでライファーとして期待していた野鳥種にマキノセンニュウエゾセンニュウがありました。 シマセンニュウは過去(と言っても遥か昔のフィルム時代ですが)に撮っています。

エゾセンニュウは、今回、残念ながら撮影することは出来ませんでしたが、シマアオジの居たサロベツでその姿を観、独特の美声を聴くことが出来ました。

もう一種のマキノセンニュウですが、ワッカ原生花園でツアーガイドのNさんが見付けてくださり、撮影することが出来ました。

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エゾニュウの幹に止まって囀るマキノセンニュウ

チィリ、チィリ、チィリ・・・」という虫の鳴き声に似た声を頼りに姿を探しますが、我々素人には到底探せません。 ガイドさんに頼るしかありませんでした。

Makinosennyuu1509

鳴き終わり、お澄まし顔のマキノセンニュウ

センニュウですが、「仙入」と漢字表記されますが、語源は「潜入」とも「仙人」が誤記されて「仙入」となったとも諸説があるようです。 何れも、藪や草原の隠れた場所に潜入し、彼方此方歩き回る姿が仙人に似ているところから来ているそうです。

下は、ハマナスの上に出てきて囀るマキノセンニュウです。 虫のような鳴き声と胸の縦斑で識別できます。

Makinosennyuu1656_2

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暫く囀って、またブッシュの中に潜って行きました。

体長12cm。メジロ大の渡り鳥(夏鳥)です。 良くぞこんな小さな身体でインドシナやフィリピン等から渡って来るものですね。

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2014年7月16日 (水)

北海道のキビタキ

ツアー4日目の午後、ついに最終目的地のサロマ湖に入りました。

先ず寄ったのは、当夜の宿の近くの常呂町の「トトロの森」ならぬ「ところ遺跡の森」。 最初に出迎えてくれたのは縄文人ならぬキビタキでした。

Kibitaki1290

そう言えば、今年、キビタキのちゃんとした写真を撮っていません。

Kibitaki1423

この森には数個体が居て楽しませてくれましたが、何故か北海道のキビタキは綺麗に感じました。

そして、この森で逢った野鳥は、

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写真のオオアカゲラと亜種エゾアカゲラ、そして亜種シロハラゴジュウカラ

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このハシブトガラでした。

そして、私が見つけたのは、

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未だ新しいクマゲラの食痕でした。

長さ1mほどもある大きな食痕に未だ観ぬクマゲラへの思いを馳せ、キビタキの森を後にしました。

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2014年7月15日 (火)

オホーツク側の爪長鶺鴒

オホーツク海沿岸のシブノツナイ湖の原生花園にも、綺麗な真っ黄色の腹部をしたツメナガセキレイが居て楽しませてくれました。

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エゾニュウの花の上に止まるツメナガセキレイ

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ハマナスの枝に止まるツメナガセキレイを花を入れて縦構図で、

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サロベツ原野の煙霧の中でエゾカンゾウの花に止まるツメナガセキレイも綺麗でしたが、陽光が燦燦と照るオホーツクの沿岸で観るツメナガセキレイも、腹部の黄色が背景に映えて、とても綺麗でした。

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2014年7月14日 (月)

初見初撮りのコアカゲラ

北海道撮影ツアーに参加する数日前に、シブノツナイ湖の林でコアカゲラが繁殖中との情報を貰いました。 今回の撮影ツアーの4日目に、シブノツナイ湖が含まれており、うまくすれば繁殖中のコアカゲラに出会えるかもしれません。

道内に入ってからも、「野鳥情報が飛び交い既に多くのカメラマンが押し寄せて順番待ちで撮影している」との情報を貰いました。  この分だと少し難儀かな? 憂鬱な気分に陥ります。

そして4日目。

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到着した営巣場所には既に数名のカメラマンが居られ、我々ツアーメンバーも2手に別れて減員し、コアカゲラの繁殖への影響を減じます。 そして待つこと数分、雌雄が頻繁に給餌に帰ってきます。距離も適度にあり、余り警戒はしていない様子でした。

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羽虫を運んできたコアカゲラのメス

北海道に留鳥として生息する小型のキツツキで、アカゲラに似た体色。 大きさはアカゲラの3分の2、コゲラ大の大きさとのこと。

私にとっては初見初撮りの野鳥でした。

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オスが巣穴に居る時に、メスが大きな虫を咥えて帰ってきました。

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交代です。

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ピントが合っていませんが、何とか撮れた飛び出しのシーンです。

そしてメンバーの交代の時が来て、場を離れてオーバータイムで撮らせて貰った遠景のシーンが下の写真です。

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糞運びをするコアカゲラのオス。 雛の糞を咥えて巣の外に持ち出していました。

北海道の野鳥はまだまだ続きます。

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2014年7月13日 (日)

ひときわ賑やかなコヨシキリ

夏の原生花園の賑やかなメンバーにコヨシキリが居ます。

オオヨシキリに似た少し複雑な囀りをしますが、直ぐに高所に姿を現してくれコヨシキリと分かります。

Koyoshikiri1230_2

ハマナスの枯れ枝の先に止まり大声で囀るコヨシキリ

棘が痛くはないのかな?

大声で囀る小さなコヨシキリを観るたびに、元気な鳥だなと思います。

このコヨシキリ、2012年の分類見直しでウグイス科から細分されてヨシキり科になったそうですね。

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2014年7月12日 (土)

花園のもう一羽の主役大寿林

夏の北海道の原生花園では、頭を黒く換えた夏羽のオオジュリンが多く観られます。 少し地味ですが、原生花園のもう一羽の主役です。 

雛への餌運びに大忙しの有様でしたが、時々、立ち草の穂先や低木の枝先に止まってポーズをとってくれました。

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オオジュリンの名は、「ジュリン」とも聴こえるその地鳴きの声からとか。 オオジュリン大寿林)の名前を聞く度に、どうもいけません。いつも決まって国語辞書の「大辞林」の名を思い出してしまいます。何故でしょうかね。持っていたのは「広辞苑」だったのですが。・・・申し訳ありません。まったくの余談です。

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賑やかな原生花園の中のオオジュリン

Oojyurin1986

口に青虫をいっぱい咥えて、雛の待つ巣に帰ってきたところです。

下は、採餌に飛び出すオオジュリンのメスです。

Oojyurin2028

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そしてこれは、シマアオジが居たサロベツ原野で囀っていたオオジュリンのオスです。

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2014年7月11日 (金)

花園に舞うノビタキ

オホーツク海沿岸はノビタキの多いところです。移動する道路沿線の電線の上にもノビタキの姿をよく眼にします。

ましてや、野鳥撮影に訪れる各地の原生花園では、必ず数番のノビタキが居て、かわいい姿を見せてくれました。

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この時期は子育ての季節で、嘴に餌の虫を咥えた雌雄が頻繁に巣のある草叢に飛び込んでいきます。

狙いは、営巣場所の近くに生えたエゾカンゾウハマナス、そして、上の写真のようにハナウドの花の上に止まる姿です。

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それにしても一体、何万羽のノビタキがこの北海道で繁殖しているのでしょうかね。 他の夏鳥が減少していく中、頼もしい存在です。

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ハナウドの花に止まるノビタキのメス。 花に群がる小さな甲虫を捕まえたようです。

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さすがにメスなのでしょうか? 頻繁に餌を咥えて巣に帰ってきます。

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雛への給餌の後、番のオスの帰りを待つ?ノビタキのメス。(想像です。)

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オスを狙っていたのですが、これもメスのノビタキです。

既にこの時期、幾つかの巣では巣立ち雛が観られ、草陰に隠れる雛への給餌が観察されました。 天敵は、そこらじゅうに居るカラスです。

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ハマナスの木の上で親鳥の給餌を待つノビタキの雛です。

夏鳥減少の一因に、増えたカラスによる雛の捕食が挙げられるそうです。 そう言えば、郷里岡山の田舎町でも、軒先で繁殖するツバメの雛を片っ端から、それも酷い事に、食べ頃にまで成長した頃を見計らってカラスが捕って行くそうです。

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2014年7月10日 (木)

草原の赤い鳥ベニマシコ

紋別の小さなオムサロ原生花園には、綺麗な赤い夏羽をしたオスのベニマシコが居て、撮影を楽しませてくれました。

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朝日を浴びて輝く「照ましこ」。 素晴らしく綺麗な赤い夏羽です。

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別固体と思われるベニマシコのオスが、原生花園の端のブッシュで囀りを始めました。

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これは、午後に行ったシブノツナイ湖の原生花園での草の穂に止まるシーン。 

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偶々撮れた飛び出しのシーン。

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少しうるさい写真ですが、シシウドの幹に止まるベニマシコのオス。 この個体も美しい赤い色をしていました。

あー! ギンザンマシコの赤いオスも撮りたかったな。

岡山に帰省してから、約2週間の北海道撮影旅行を終えられた名古屋の鳥友 I さんから報告メールを貰いました。 リベンジを果たされたギンザンマシコの赤いオスの写真と、近場で撮られたシマアオジの素晴らしい写真が添付されていました。 流石です。

私は次でリベンジを狙いましょう。

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2014年7月 9日 (水)

夏の北海道に似合うノゴマ

オホーツク沿岸の原生花園では、ノゴマが其処此処で観られましたが、ここ紋別のオムサロ原生花園では繁殖中の番が居て、雛への給餌を頻繁に行っていました。

ノゴマは夏の北海道の定番ですが、いつ観ても可愛いものです。

Nogoma9947

ここは、この子のソングスポットの様で、給餌に来てはここで囀って行きます。

Nogoma0369_2

斜陽を浴びて囀るノゴマ

今夜は、紋別のホテルに宿泊して、明日の早朝に再度訪れる予定です。

Kさん曰く、「川島町のノゴマの写真は全部捨てるようだね。」と。 そういえば関東にノゴマが出て大勢が押し寄せたとか聞いていました。

やはりノゴマは北海道が良く似合う。

そして次の朝(チェック前の早朝)に再チャレンジ。

昨夜は、Sさんが個室に移り、私とKさんは大鼾(いびき)に悩まされること無く安眠熟睡。 すっきりした爽やかな気分で撮影に望めたことが、当日朝の一番の収穫でした。(笑)

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ハナウドの幹に止まるノゴマ

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エゾノヨロイグサの上で囀るノゴマのオス

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4m程の至近距離に来て

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後退しながら撮ったノゴマのオス。

前回の北海道は、丁度10年前。 勤め先で支給されたリフレッシュ休暇を使い、奥さんと二人で旅行がてら10日間の撮影の旅をして以来です。

ということは、10年振りに逢うノゴマです。

いつ観ても、綺麗な鳥で、夏の北海道の原生花園に良く似合います。

余談大鼾掻きのSさんが話した面白い話

     ある野鳥撮影旅行で、大鼾掻き3人が同室となったとさ

     もちろんその夜は朝まで、轟く様な大鼾

     朝起きた鼾掻き3人は三様に、夫々他の2人に向かって

     「お前ら(2人)の鼾がうるさくて一睡も出来なかったぞ!」 と

     夫々憤慨して苦情を述べあったとか。

これって、お互いに大鼾を掻きながら少しは寝ってるって話?・・・・・?

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2014年7月 8日 (火)

原生花園のアリスイ

北海道3日目。 早朝からサロベツ原生花園でシマアオジを狙い、散々に打ちのめされた後は、オホーツク海沿岸に移動してベニヤ原生花園に。

ここもパッとしなくて、下って紋別のオムサロ原生花園へ。

小さな原生花園でしたが、鳥影は濃くて、

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いきなり入り口の杭にアリスイを見つけました。 繁殖をしている様子です。

Arisui7890_2 

ハナウドの幹に止まるアリスイ。 ハナウド止まりの野鳥を狙っていて撮れなかったのに・・・何でアリスイが?

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大きな朽木(実は「流氷岬」の看板) に側面に止まるアリスイ。 この姿から「キツツキキツツキ科」の鳥であることが想像できます。

Arisui7939_3   

巣には雛が居るのでしょうか、口には沢山の蟻らしき餌を咥えていました。

Kさん曰く、「蟻を10匹咥えているよ」 

えっ、そう?

Kさん、「ありがとうって・・・

Kさんの古い駄洒落にシャッターを押す指が震えます。

そんな古い駄洒落って あり?」 って

・・・まだまだ北海道撮影ツアーは続きます。

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2014年7月 7日 (月)

遠かったシマアオジ

誰かさんの大鼾で昨夜も一睡も出来ず、ぼやけた頭でシマアオジのポイントに向かいました。

ガイドさんの話では、近年めっきりその数を減らし、今では北海道でもこのサロベツ原野でしか観ることが出来なくなってしまったとのこと。

鳴声を頼りに探してくれるガイドさんでしたが、木道のあるビジターセンターの周辺でも3個体程が確認出来たに過ぎないそうで、

Shimaaoji7648

教えていただいて撮った写真はこの一枚だけ。

距離約150m。 オオジュリンの雄とのツーショットですが、証拠写真にもなりません。

エッ? 見えないですって?

では大拡大の大写しをどうぞ。

Shimaaoji7648z

確かにシマアオジ でしょ?

個体数が減少し、現在、絶滅危惧種ⅠA類(CR)に指定されている一つの原因は、(ガイドさん曰く)中国で獲られて食べられているからとのこと。

Wikipediaで「シマアオジ」を検索してみると、出ていました。

広東料理の初秋の滋養強壮食品で、繁殖地から越冬地に向かう途中の中国で捕られて食べられてしまうのだとか。

詳しくは、Wikipedia で。 寄付もお忘れなく。

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2014年7月 6日 (日)

蝦夷甘草に止まる爪長鶺鴒

タイトルは字数削減のために漢字表記にしましたが、「エゾカンゾウに止まる亜種(キマユツメナガセキレイ」です。

北海道2日目の午後、大雪山から降りて来て、夕刻に薄曇の下サロベツに入りました。ここでの狙い目はエゾカンゾウの黄色い花に止まる黄色いツメナガセキレイです。

昨年の春、南西諸島で見かけたツメナガセキレイですが、ここ北海道北部の原野に夏鳥として渡って来て繁殖しています。

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口一杯に虫を咥えてエゾカンゾウの花に止まりました。 この周辺の下草の中に巣があるようです。雛は既に孵化し、かなり大きいのでしょうか、親鳥が頻繁に給餌に帰って来ます。

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先ずは警戒して遠くの花に止まり、だんだんと巣に近い花に移って来ます。

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ヤマドリゼンマイの葉の上に止まるツメナガセキレイ

下は、飛び移りの瞬間です。

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給餌後に真正面に向かって飛び出した瞬間が撮れました。

当夜の宿への帰路、アカエリカイツブリが繁殖したという沼を観てみましたが、残念ながらその姿は確認できませんでした。

明日は、この撮影ツアーのもう一つの目玉、シマアオジを狙います。名古屋の鳥友 I さんからの前日の前情報では「居るには居るが距離300m。一度瞬間的に近場に出てくれた。」というギンザンマシコ並みの悲観的展望。

そしてもう一つの悲観的展望は、「今日も同室のSさんの大鼾で眠れないのでは?」というものでした。

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2014年7月 5日 (土)

繁殖中?のジョウビタキ

大雪山旭岳ロープウェイの乗り場の高木の天辺で囀る小鳥が居ました。

双眼鏡で確認すると、何と、ジョウビタキのオスです。

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冬鳥として渡来し、「ヒッツ、ヒッツ、カタ、カタ」という鳴声しか聴いたことの無い耳にはかなり美しい鳴声に聴こえました。

所有のガイドブックによりますと、「1983年に北海道糠平で繁殖の記録がある」と載っていましたが、この個体、残留も不明な未だ見ぬ伴侶を求めて囀っていたのかも知れません。

こんな時の用意に、ボイスレコーダーが欲しくなりました。

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2014年7月 4日 (金)

雄は撮れなかった銀山猿子

北海道2日目は、撮影ツアーの目的の一つであるギンザンマシコの撮影でした。

早朝、麓の温泉宿を出て、始発のロープウェイで大雪山旭岳・姿見平に向かいます。いくつかの展望台の周りのハイマツ帯がギンザンマシコの撮影スポットです。

先人に聞くと、昨日は午前中に5回も出たとか。それもかなりの至近距離にとのお話に、期待と一抹の不安が募ります。

結果から申しますと、

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タイトルに書いた様に、お目当ての赤い雄のギンザンマシコは、一瞬、ハイマツ林の稜線に姿を見せたものの、撮影場所には出て来てくれなかったのでした。

今日は駄目かと諦めかけたところに、子連れのギンザンマシコの雌が出て来てくれて、

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ハイマツの天辺で暫くポーズをとってくれました。

沖縄やんばるでは雄のノグチゲラが撮れず、そして北海道では雄のギンザンマシコが撮れませんでした。・・・・・残念です。

下は、時間を持て余している内に撮った大雪山の写真です。

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ぎらつく太陽の下で噴煙を上げる大雪山旭岳。 東京都内に雹が降った6月24日、大雪山は快晴に恵まれました。

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雪渓の残る旭岳とすり鉢池

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手前のハイマツ帯がギンザンマシコのスポット

翌々日の8時過ぎに、今回、19日間の日程で北海道野鳥撮影旅行を挙行中の名古屋の鳥友 I さんから、「お蔭様でギンザンマシコの雄が出て、見返りも撮れました。」との報告を貰い、日頃の行いを反省した次第です。

次回に賭けましょう。?

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2014年7月 3日 (木)

乳無い雀

夏鳥または漂鳥として北海道と本州中部以北で繁殖し、冬季は暖地に移動するニュウナイスズメですが、北海道では其処此処でよく目にします。

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チゴハヤブサの居た運動公園の水辺の木立に営巣したニュウナイスズメの番

巣は、コゲラの開けた穴を利用しているようです。


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そしてこれは、同じ公園内のコンクリート製のポールの朽ち穴に営巣したニュウナイスズメの雌。 中には3ヶの卵が確認できました。ここでは毎年繁殖するそうです。

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そしてこれは、サロマ湖畔で撮った電線に止まるニュウナイスズメの雄。 頬に黒斑が無く、明るい赤茶色の頭、白い胸、綺麗な雀です。

あっ! そうそう、表題の「乳無い雀」ですが、

今回、ご一緒したSさんのお知り合いのKさん。 小生よりも一回り程もご年配の御仁。 なのにお元気で若々しく、誰かさんと比較しては何ですが、お人柄もすこぶる良い御仁。

そして特技は、駄洒落。

ニュウナイスズメは「乳無い雀」で雄が好いとか?・・・・・?

本ツアーの道中、この手の駄洒落は聞き流し状態でしたが、それにしても頭の回転も速く、認知症予防には駄洒落も効果ありと痛感させていただきました。

乳無い雀」 か。

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2014年7月 2日 (水)

久し振りのチゴハヤブサ

先月下旬に岡山から帰京しました。

玉ねぎニンニク夏大根等の収穫を済ませ、菜園を老母に任せ(言い換えれば放棄し)て、約2週間の帰京です。

帰京の用件は、鳥友との北海道野鳥撮影ツアー参加と市の主催する特定健康診査の受診でした。

探鳥ツアーは、W社の企画した4泊5日、総勢10名の「撮影の旅~オホーツクに沿って~」で、先月やんばるにご一緒した鳥友Sさんと、Sさんの知り合いのKさんも同行されました。

期待するのは、大雪山旭岳のギンザンマシコとサロベツ原野のシマアオジ。 あとは、数年振りに訪れるオホーツク沿岸の原生花園の野鳥種達です。

北海道到着初日の午後は、旭川市内の公園と運動公園施設でチゴハヤブサを探しました。

北海道と本州中部の一部で繁殖する夏鳥です。 有名だった長野県内の神社の営巣場所では、営巣木が伐採され、その後姿が観えないそうです。

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居ました。久し振りのチゴハヤブサです。2箇所目で、営巣している番をガイドのNさんが見つけてくださいました。

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ドイツトウヒの木の高い枝に止まり羽繕いをするチゴハヤブサ。 赤茶色の下腹部と脛毛、細長く尖った初列風切が特徴の美しい隼です。

下は、サロマ湖で逢ったトンボを狩るチゴハヤブサです。

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小鳥類が餌と思いきや、トンボなどの昆虫もよく捕り、飛びながら食べるのだとか。

今週末にまた岡山の実家に長期間帰省します。

菜園では老母が水遣りに悲鳴を上げていて、作物は我が世の夏とばかりに伸び放題・・・とのこと。 当分の間、農事に没頭するようですが、明日からは、北海道での野鳥撮影の拙い成果を連載させていただく予定です。

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