山間の川原にいたコチドリ
久々の野鳥は、菜園脇を流れる川にいたコチドリです。
我が菜園脇を流れる川は、岡山県西を流れる高梁川の支流のもう一つ支流の小河川です。漁協もあり、昔からアユ、ウナギ、ズガニ等の漁が楽しめ、四季折々に様々な野鳥も観られました。
菜園脇の川は、高梁川が瀬戸内海に流れ込む河口から70~75Km程の上流に位置し、川幅15~20m程の浅瀬あり淵ありの遊ぶには適当の大きさの川です。
先日、菜園からの帰りに川原を覗くと、驚いて飛び立つ鳥がいました。嘴が長く、茶色の身体に幾すじかの白い縦すじが観えました。この川では珍しいジシギ類でした。
次の日、同じ川原を覗くと、水際で餌を啄むコチドリが居ました。
前日に観たのは確かジシギ類だったと思っていましたが、コチドリだったか。何れにしろこの小河川では珍しいお客さんです。
いつも持ち歩くデジカメ(Nikon COOLPIX P510)の光学最高倍率端で手持ちで撮影した写真です。
イソシギは時々見かけますが、コチドリは初めてです。郷里の田舎には中学3年生までしか居なかったのと、既に半世紀近く前のことなので分かりませんが、昔と比べ鳥相が変わってきているように思います。
カワセミやセキレイ類は昔と変わりませんが、アオサギ、ダイサギ、イソヒヨドリ、そして、カワウ等は以前は見かけなかったものでした。中でもカワウは、こんな上流域にも姿を現し、漁協の放流するアユの稚魚を根こそぎ食べて行き、冬季でも居座ってハヤ等を捕食しているようです。
(川の反対岸からの写真:保護色で、動きがないとなかなか見つかりません。)
昔は観えなかった野鳥が観える事は大歓迎ですが、毎年大金を叩いて漁協の入漁証を買うものにとっては害鳥カワウにはまいったものです。
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