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2012年11月24日 (土)

エゾビタキ残留の訳は・・・

11月下旬だというのに、山の公園の水場には未だエゾビタキが残っていました。

例年、10月の半ばに渡り途中のエゾビタキが水場に寄ってくれ、可愛い姿を披露してくれます。今年は帰省中でその姿には会えませんでしたが、どう云う訳か今年は水場には余り姿を現さなかったようです。

数日前、水場の上に枝を張る桜のその枝に来たヒタキをカメラに収めた常連さんが居ました。 その写真の解像度と、時期的にも、エゾビタキとは判定しづらかったのですが、ヒタキ類の一種の様でした。 また、その個体は尾羽がほとんどありませんでした。

数日後の21日。 水場の止まり木にエゾビタキが止まりました。

Ezobitaki6102

紛れもないエゾビタキです。 とっくの昔に南に旅立ったはずのエゾビタキです。 ・・・・・しかし、何か変です。 尾羽が有りません。

Ezobitaki6115

胸の黒い縦斑は正しくエゾビタキですが、

Ezobitaki6125

尾は、白い下尾筒しか無く、初列風切羽よりも長いはずの尾羽が有りません。

既にこのエゾビタキを撮影された常連のカメラマンさん達は、「渡りの途中に猛禽か何かに襲われたのかも」、「嘴にも怪我をしている」と話していました。

確かに、嘴も形が異常です。最後尾の写真を zoom up してみましょう。

Ezobitaki6125z

嘴の上下共に異型ですが採餌には支障無い様に思われます。

写真で個体観察を続けていると、足指にも異常が見つかりました。 二枚目の写真の足指の部分を zoomup してみます。

Ezobitaki6115z

右足の第4趾(写真の一番左の指)の皮膚が剥けて(第3趾の途中も)、爪が有りません。

猛禽等に襲われて怪我をしたのでしょうか? はたまた、奇形に生まれてきて、渡りを断念してこの水場のある山の公園に落ち着いた(残留した)のか?。 いずれにしろこの尾羽では長距離の飛翔は無理でしょう。

山にはもう餌になる木の実も数少なくなってきました。 せめて今季は暖冬で、無事この山の公園で越冬できることを願わずには居れません。

奇形といえばチェルノブイリ原発事故や英国での放射能によるカラ類への奇形発生のレポート等を目にしましたが、このエゾビタキへの福島原発事故の影響を懸念せざるを得ません。 杞憂であって欲しいものです。

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