Merry Christmas !
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今日の野鳥は、先週の土曜日、ウミアイサ♂を撮りに行った取水堰の上空でハシボソガラスからモビングを受けていたオオタカの幼鳥です。
何処からともなく上空に現れたオオタカの幼鳥です。
間も無くして、2羽のハシボソガラスが現れてこのオオタカの幼鳥にモビングを仕掛けました。
モビング【 Mobbing 】とは、猛禽類やカラス等の捕食者に対し、小鳥などが群れでつきまとって追い払う行為ですが、このモビングは攻撃ではなく、執拗な嫌がらせをしてその場から追い払う「擬攻撃」です。カラスに至っては、この例の様に、モビングの仕掛け屋であることも多々あります。過去に観察したカラスが仕掛けたモビングの相手はトビやチョウゲンボウ、オジロワシ等のワシタカ類でした。
河口に近い河川敷はカラスにとっては何でも有りの絶好の採餌場です。流れて来る生ゴミ、食べ残しの入ったコンビニのビニール袋、落ち鮎の死骸、近隣の民家のゴミ捨て場所と合わせるとあらゆる食材の宝庫です。たとえ食性が違っていても縄張りに入って来る侵入者は徹底して、嫌がらせをして、追い払うしかありません。
という訳で、水面のコガモや河原の小鳥を偵察?に現れたオオタカの幼鳥も、ここのハシボソガラスの番にとってはあくまで縄張りを侵す侵入者です。スクランブル(緊急発進指令)により協力してモビングの開始です。
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昨シーズンの県央を流れる川に出たコウライアイサ(♀とも♂のエクリプスとも言われた)、そして、同じ川の今シーズン出たウミアイサの♀。また、今度は、県西を流れる川のコウライアイサ♂とウミアイサ♂の出現には我々野鳥写真家やバーダー達は大層喜びましたが、いつも脇役を務めていたのが行動を共にされていた、言い方を替えると、金魚の糞の様に着き纏われていたカワアイサでした。
先にも書きましたが、箱根の芦ノ湖に大群で渡って来ていたカワアイサが移動して来たとの情報がありました。
雄の体色の綺麗さとダイナミックな採餌シーンに魅了され、どうしても写真に収めたくて、冬季の寒い川筋にブラインドを張って撮影したこともありました。しかし、写真撮影は苦労します。雄の純白の体色は白とびがして、それを抑えると今度は顔の美しい濃緑の光沢色が出なくなります。
雌のカワアイサですが、冠羽があり、これまた美しい姿をしています。
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今日の野鳥は、先週末に撮ったウミアイサの♂と、そのウミアイサ♂が行動を共にしていたカワアイサです。
海と川の雄同士が中州に並んで休息していましたが、その中州に厄介者のカラスが降り立ち、興味半分?に近寄って来たので、アイサ達は一斉に移動を始めました。
ウミアイサ♂の後ろをカワアイサの雌雄が歩いて移動しました。こうやって見るとカワアイサのデカサが良く分かります。図鑑によると雄の体長でカワアイサの方が12cm も大きいそうです。
そろそろ逃げないと。
とうとう逃げ場を失ってウミアイサ♂は川に飛び込みました。
昨年から、川・海・高麗と、良く似たアイサ類同士の混群を目にしますが、カモ類の様な近縁種同士の交雑は無いのでしょうか。
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今日の野鳥は、昨日ダム湖の林道で撮ったジョウビタキの雌です。
長い林道の丁度中ほどにあるカーブミラーでは、毎年ジョウビタキがやって来て、鏡に写る自分の姿を威嚇して縄張りを主張する光景が見えます。
今年も例外ではありませんでした。少し待っているといきなりカーブミラーに突っ込んできました。
今年は雌のジョウビタキです。一般車両通行禁止の林道ですので、カーブミラーも手入れされておらず、汚れてカビが生え割れてもいます。それでも動く同類の姿は容易に見えるのでしょうか、一定周期でやって来ては鏡の中の仮想の相手を威嚇していました。
じっくり撮影する気で粘ればもっといい写真が撮れるのでしょうが、当日はベニマシコ狙いでしたので、そこそこに切り上げましたが、露出補正を入念にしてマニュアル固定焦点で撮った連続写真が下の3枚です。
鏡の中の相手は強かったのでしょうか、取り敢えず退散です。
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少し間が空いてしまいましたが、今日の野鳥は、県西の河川の取水堰の中州に居たウミアイサの♂です。
野鳥カメラマンに大変な御奉仕をしてくれたコウライアイサの♂は行方知れずだそうですが、カワアイサの群れの中に今度はウミアイサの♂が居るとの情報を貰っていました。未だ何とか現役ですので、週末までは何かと多忙で、花金は昨夜と云うより今朝方帰宅した様な次第でした。
現地到着はお昼前。河川敷では、お子さんのサッカーの練習に付き添いでおられた会社の同僚に、駐車エリアまでの道順を教えて貰い、何とか到着。
ウミアイサの♂はカワアイサの♂1羽と♀2羽と行動(といっても寝てばかりでしたが)を共にしていました。
ウミアイサの成鳥♂をこんなに近くで撮ったのは初めてです。今年は、秋沙続きで、ウミアイサの♂の写真が撮りたいなと思っていた矢先のことでした。
陸に上がったウミアイサ♂。 脚は短く頑丈な作りです。
陸に上がってからはもっぱら昼寝です。時たま起きて欠伸をしてくれました。
ウミアイサは冬鳥として日本近海の沿岸部に渡って来ます。先月の横須賀の海でも数羽の群れの飛翔を観ましたが、この子の様に穏やかな河川の中州に出てくれると有難いものです。
下は、ウミスズメを撮った海岸を飛翔していたウミアイサの群れの写真です。
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今日の野鳥は、昨日、町の公園にある池で撮影したキンクロハジロです。
金色の目をした黒い羽を持つ羽白鴨の仲間=金黒羽白ですが、渡来数が多く、珍しい種ではありません。
ブログネタが無い中、どうしたものかと右欄に設けたカテゴリーを確認するとキンクロハジロの名が無い。当ブログ開設以来21ヶ月が過ぎ、3回目の冬季を迎えましたが未だキンクロハジロを載せたことが無いのに気付きました。
という事で早速の掲載ですが、大した写真でも何でもありません。ただ、陽の落ちた池でのシックな色合いを狙ってみた写真です。
長い冠羽が特徴のキンクロハジロの雄です。
落ち着いた羽色のキンクロハジロの雌
潜水が得意なカモで、海ガモの一種であるスズガモと良く似ています。正面からの姿はふてぶてしく見え、且つ、滑稽にも見えてしまいます。
キンクロハジロの群れの中に、稀に珍鳥である北米産のクビワキンクロが混じることがあり、この県央の公園の池から20km程東の、同じく都市公園の池に、以前、といっても数年前に、クビワキンクロが数年に亘り渡来したことがありました。クビワキンクロの写真は「瑞鳥庵HOMEPAGE」にて御覧になれます。
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今日は夕刻から野鳥撮影愛好家の会「鳥観ING」の忘年会です。
会の主宰兼事務局として忘年野鳥撮影行を企画しましたが、会のメンバー皆、年末の休日とあって家事に忙しくお流れになってしまいました。
当の瑞鳥庵の住人も連合いに促され、埃だらけの庵の掃除に着手しましたが物が多くて捗りません。こうやってBLOGを書いている今も、「未だ終わっていないじゃない!」と怒られる始末。明日中には終わらせます。
BLOGに穴を開けまいと撮って来たのが近所のカワセミ。
幼鳥ですが大分錆が抜けて来ました。
そして、狩りも大分上手くなりました。下はカワセミ♂が捕獲した小魚を食べる連続写真です。
そして最後はカワセミの脱糞のシーンです。硬い骨はペリット(消化していない小骨等の丸い塊り)として口から吐き出し、消化した餌は尿酸糞(白い液状の糞のこと)として排便します。
以前、鳥の尿酸糞を研究しておられる方が居て、脱糞の写真を公募されていました。偶々その記事を見て手持ちのヤマセミの脱糞シーンの写真を提供したことがありましたが、研究成果は聞いておりません。
これから忘年会に行って来ます、飲み過ぎてペリットを吐かない様に注意します。では。
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今日の野鳥も昨日に引き続き横須賀のトビです。
少し馬鹿にした嫌いのあるトンビ、いや、トビですが、本日の掲載は、立派な獲物を拾った、いや、捕った?トビの雄姿の、またもやの、連続写真です。
魚の種類は良くは判りませんが、獲物の魚は、写真で視る限りでは胸鰭が異様に大きく、色からして根魚のミノカサゴの様です。・・・と言うことは、捕ったのではなく、やはり、捨てられて浮かんでいた魚を拾ったのでしょう。
ここは横須賀。漁港の一角。漁船、釣舟の出入りも多く、トビには苦労不要の絶好の棲み家の様です。
以下ご参考に!
三浦半島から湘南・江ノ島にかけてのトビは人に慣れていて危険です。神奈川県ではトビからの被害を防止するために県のHPで注意を呼び掛けています。
神奈川県ホームページ: 「トビに注意」
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ちょっとふざけた表題ですが、今日の野鳥は日曜日にウミスズメを撮った横須賀の一漁港に居たトビです。
漁港にある魚市場の建物の上空には、3、40羽のトビが舞い、三浦半島の独特な魚港の風景を醸し出しています。
魚市場の屋根に止まったトビの大写しです。人間社会に溶け込んだ平素の立居振る舞いを知っているので凄味を感じませんが、これでも鷹の一種ですので取り敢えず猛禽と認識いたしましょう。
雲一つ無く、くっきりと晴れ渡り、三浦半島西岸の漁港からは、5合目付近まで冠雪を頂いた素晴らしい富士の姿が眺望できました。その青空を舞うトビの姿(雄姿とは言えないかな)を数枚下に載せます。実は、ウミスズメの出現を待つ間に撮った写真で、ご推察の通り、ブログの穴埋め用です。
『鳶も居ずまいから鷹に見える』 という諺がありますが、この様に眼光厳しく悠々と青空を舞っている姿は鷹の一種に見えますね。
下は、標準レンズの持ち合わせがなく、仕方なく400mmで撮った当日(12月4日)の富士山の写真です。
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今週の日曜日は前日の雨も上がり少し風はあるものの雲一つ無い快晴の天気。朝8時からの町内会の一斉清掃を終え、三浦半島にある相模湾に面する小さな漁港に情報を貰っていたウミスズメを撮りに出掛けました。
10時には到着し先着のバーダーにお聞きすると、「今しがたやっと沖に現れた」との嬉しい返事が帰って来ました。数週間前の江ノ島片瀬漁港では空振りに終わっていたウミスズメです。早速、堤防先端の釣り客の後ろに陣取り撮影体勢に入りました。
沖合100m程の所に、波に漂っている数羽のウミスズメの群れが観えました。
目の直ぐ後ろに夏羽の白い羽毛が残るウミスズメ
時折り餌の小魚を追って漁港の中にまで入って来ますが、直ぐに潜ってしまい、また、うねる波にピントを持って行かれてしまい撮影は難しいものでした。
何とか撮影できたウミスズメですが、いつもは沖合に居て、この様に海岸近くで観察できるのは珍しいそうです。
魚にも「ウミスズメ」という名の種がいます。スズメダイ科の魚かと思いましたが、ハコフグ科の魚だそうです。スズメ(雀)自体が小さなものを現わす普遍的で親しみ易い名前であることから納得も出来ますが、例の「シマアジ」は如何でしょう? もちろん余談です。
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今日の野鳥は先々週の週末にウミアイサの居た川で撮ったカワウです。
取水堰の下流には、落ち鮎や遡上して来たボラの稚魚を狙って多数のサギ類やユリカモメや、このカワウが集まっています。
群れの中に居た頭部から頸部にかけて白い生殖羽が出た個体を追ってみました。
下は採餌の連続写真です。(ボラを捕りましたが、咄嗟のことで画角に入らず、最初の写真は3枚を張り合わせました。)
やっと群れから離れたところに逃げることが出来ました。獲物のボラも既に喉の奥です。
ユリカモメと同様に、獲物を捕獲したら横取りを回避してその場を逃げるか、早く呑み込んでしまうかしかありません。このカワウは捕食したボラが小さかったのか、その両方の方法で対応しました。
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今週は休みを貰い、大腿骨骨折の手術をした親爺の世話に、郷里の岡山に帰省していました。このブログは、公開日時指定で数日分は書きためておくことが出来るのですが、今回の様に6日分も書きためたのは初めてでしたので、毎日が不安でした。一体何日分の公開日時指定が出来るのか後学のために聞いておきましょう。
つまらんことを書きましたが、今日の野鳥は昨日のウミアイサ♀の居た川で撮った初撮りのミミカイツブリです。
取水堰の下の淀みにこの一羽が居て、4、50m程下っては遡上しながら採餌する動作を繰り返していました。
東京湾の先日のハジロカイツブリと良く似ていますが、嘴はまっすぐで先端が少し白い色をしています。夏羽の姿を観たいものですが、ハジロカイツブリに比べ渡来する数は少ないそうです。
何かを警戒してか時折り上空を伺う所作をします。目の下から下嘴の付け根にかけての赤い模様が可哀相に傷の様に見えてしまいます。
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今日の野鳥は、先週末に撮ったウミアイサの♀です。
ミサゴのダイビングで有名な県央を流れる一級河川は鮎でも有名な河川で、中流域にある人口約23万の町では鮎祭りも開かれます。
「ケンさんの探鳥記」のケンさんから、その川にウミアイサの♀が出ているとの素晴らしい写真入りの情報メールを頂き、早速出掛けてみました。コウライアイサ、カワアイサ、ウミアイサと最近はアイサ続きです。
しばらく待っていると川下から飛んで来ました。ミサゴ狙いの5、60人程のカメラマンの前を恐れもせず悠々と泳いでいます。
時折り羽ばたきもしてくれました。
この川の浅瀬には、黒く錆の出た大小の落ち鮎と河口から数キロも遡上して来たボラの稚魚が入り混じって群れをなしています。その群れの中に猛スピードでウミアイサが突っ込みます。
狙いを定めて、スピードを上げて、
顔を浸けて獲物めがけて猛突進です。10mと離れていない目の前でのすごい迫力のあるシーンでした。急いでシャッターを押しました。
形の良い魚を仕留めました。
良く観ると比較的大きな落ち鮎でした。
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