« 白化変異の何とかセキレイ | トップページ | 里に下りてきたツグミ »

2010年11月29日 (月)

擬似交尾をするカルガモ

先週の土曜日にMFの河川で撮ったカルガモの擬似交尾のシーンです。

「擬似交尾」は、業界(といっても生物学)の専門用語で、繁殖期でもないのに交尾の真似ごとをすることをそう呼んでいます。「擬似」とは、「良く似ていて、まぎらわしいこと」の意味ですが、このカルガモの擬似交尾は外見上、交尾そのもので、まぎらわしくもなんともない本番さながらの練習です。繁殖期を迎える春まで其処彼処で良く見かける行為です。

少しばかり卑猥な表現になりますが、以下に写真付きでカルガモの擬似交尾シーンの解説を致します。

Karugamo9190_5

雌雄(カルガモの場合、雌雄同体色のため判別不能ですが)がお互いに嘴が水面に着くぐらいに首を上下に振りながら交情します。

Karugamo9191_6

感極まると雌が水面に首を伸ばし、雄を受け入れる体勢を取ります。

Karugamo9193_6

雄が雌の背中(腰)の上に、横または背後から不器用に乗り掛かります。

Karugamo9208_6

雄は雌の後ろ頭を嘴で咥え、交尾の体勢に入ります。

Karugamo9212_6

雄が腰を曲げて本番(少し卑猥)に入りますが、雌の身体は頭まで水面に没します。鳥類の交尾時間は非常に短時間で、このカルガモの場合も3秒から長くても10秒程で終了です。

その後の写真はありませんが、交尾の後、雄は雌の背から飛び降り、速足で雌の周りを半周程泳ぎ廻り、雌は水面で2、3回水浴びをした後、決まって背伸びをして翼を打ち震わせます。

公園の池等で、カルガモマガモの番が、お互いに首を上下に振り交わしているのを観たら、少し留まってこの擬似交尾を観察されたらいかがでしょうか。何かの役に立つかも知れませんよ。(笑)

|

« 白化変異の何とかセキレイ | トップページ | 里に下りてきたツグミ »

カルガモ」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: 擬似交尾をするカルガモ:

« 白化変異の何とかセキレイ | トップページ | 里に下りてきたツグミ »