まるで映画のシーン?
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先日のカワセミ公園で観た交雑種のカモです。
カルガモの群れの中にいましたが、どう見てもカルガモとマガモの交雑種のようです。
あの「合鴨農法」に使われるアイガモは野生のマガモと、マガモを家禽化したアヒルを交配したもの(ちょっと複雑?)だそうですが、マガモなどの淡水系のカモ類には交雑による雑種個体がよく観られるそうで、マガモとカルガモの交雑は比較的多いそうです。
マガモに至っては、北の繁殖地に渡去することなく、近くの河原で夏を過ごす番も観察しますので、留鳥のカルガモとの交雑も不思議ではありません。
写真の子は、嘴全体が黄色く尾が巻いているところがマガモ、顔付と羽色にカルガモの特徴が残っています。性別は黄色の嘴からして♂でしょう。
下は昨年の暮れに秦野名水桜公園で撮ったカルガモです。参考に。
今日のニュースでは、近畿で早くも木枯らし1号が吹き。また、北海道稚内市の大沼ではカモ類の糞から強毒性鳥インフルエンザのウイルスが検出されたとか。冬鳥の到来を待つ身には悩ましいニュースです。
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今日の野鳥はキジです。
昨日のカワセミの町営公園には小さな水田があり一年を通しての稲作が観えます。今は稲刈りが終わって、脱穀前の乾燥のためにはぜ掛けの時期です。
カワセミ撮影中に、そのはぜ掛けされた稲束の稲穂を失敬するキジの♂が観えました。こうなると左のカワセミか右のキジか大忙しです。
イヌタデ(別名アカマンマ)のピンクの花の咲く50坪程の草叢に居て、時々採餌に出てきます。繁殖期の大きな赤いハート形の顔の肉腫は冬羽では観えませんが、流石に国鳥だけあって金属光沢の艶やかな羽色をしています。
稲穂を啄ばみに出てきたキジの♂
散策の人が来ると一時草叢に走って退散です。
正面からの面構え。正倉院御物にあるお面を想像させます。
草叢から覗いたところの大写しです。綺麗です。イヌタデの花が一面に咲いた草叢に出てくれないかと待ちましたが駄目でした。
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カワセミを待つタイドプールの脇の岩陰にひょっこり現れた中型のシギ。慌てて双眼鏡で確認するとキアシシギの幼鳥でした。
春秋の渡りの時期に旅鳥として数羽から数十羽の群れで干潟や河原、水田に飛来するそうですが、いつも決まって海岸の岩礁で1羽か2羽の個体を観察することが多いのはまだまだ鳥観が足らないのでしょうか。
冬羽に換わっている時期でしょうが、背の羽に白い縁取りが見られること、観光客がかなり近寄っても警戒して飛び立とうとしなかったことなどから幼鳥と判定致しました。
黄色い脚は長くなく、太くて丈夫そうに見え、嘴も適度に長くて、太く、ゴツゴツした磯にはお似合いのシギです。
タイドプールの岩陰に現れたキアシシギ
岩場を歩き回って近寄って来てファインダーからはみ出すことも
観光客のアベックが記念撮影する側で様子を伺うキアシシギの幼鳥
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今日の野鳥は昨日行った岬の磯の住人クロサギです。
昔、三浦半島の城が崎がクロサギの北限と聞いたことがありますが、房総半島にも居る様です。南国のサンゴ礁帯に棲むクロサギは白色型が多く、採餌の際のカムフラージュ色と言われます。
ここ神奈川最西端の岬には数番が生息し、周年その姿を観察することが出来ます。
瑞鳥庵の住人の好きな野鳥の一種で、その理由は、眼光鋭く、飾り気がなく、ボサボサの飾羽で、脇差でも差せば江戸の素浪人の様な姿が何とも言えないからだそうです。
観光客で賑わう磯に着くや否や、そのクロサギが一羽、岩場に佇んでいました。
飛翔するクロサギ
眼光厳しく、素浪人風に見えるでしょ?
喉の下には白い羽があります。
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ここのところ何かと多忙で、久々の掲載です。
今日は、何故かお弁当を持っての野鳥撮影で、岬の先端にあるススキの原っぱに毎年集まるノビタキをねらって出掛けました。
残念ながらススキの穂も未だ熟れずノビタキも少し早い様で、姿は観えませんでした。
主役は代わって、この時期群れで海を渡るヒヨドリです。100羽程の群れで、林から出て、沖合の海上を巡りまた林に戻る動作を何度か繰り返し、お昼過ぎにはその群れも観えなくなりました。
ヒヨドリは留鳥ですが、冬季には、暖地のものはさらに南に、北の寒地のものは関東以南の暖地に移るそうで、漂鳥とも呼ばれるそうです。
追っかける猛禽も居らず、最大で100羽程の群れをつくっていました。
今日の海は穏やかでした。
順光では頭の灰白色が目立ちます。
沖合に向かって出て行く群れの後姿ですが、ヒヨドリは羽を広げて閉じる波状飛行をするため、上の様な点と線の面白い写真になりました。
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10月の最初の週末は、郷里岡山での高校の同窓会への出席、そして本日は雨。休日カメラマンにとってはここ2週間ばかりBLOGに穴を空けてしまいそうです。
そういう訳で、本日の野鳥は、先月9月の中旬に近くの休耕田で撮りためた写真の中からのチュウサギです。
ダイサギとコサギの中間の大きさということで「中鷺(ちゅうさぎ)」と名付けられたそうですが、他のシラサギ類と異なり日本では夏鳥です。夏鳥として渡って来て繁殖し、冬季には越冬のため東南アジアの地に渡去します。
内陸の畑や水田で採餌し、川筋や干潟で見かけることは少ないような気がします。
トンボ舞う湿地で採餌中のチュウサギ。冬羽に換わり嘴は黄色で先端部に僅かに黒色が残る。
安全な採餌場と分かれば次から次へと何処からともなく集まって来る。
羽繕いの最中に頭掻き。足指が長いのには驚きです。
見事カエルを捕まえましたが、呑み込む前にかなり苦戦していました。幼鳥かも知れません。
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