アオバト
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先週の土曜日に茨城県の浮島で撮ったホオジロです。
嘴から眼の下を首に向かって伸びる線を頬線というそうですが、眼から下がった後ろの部位には耳があり、耳を覆う羽毛を耳羽といいます。同目同科のホオアカの場合は、この耳羽が赤いことから頬赤と命名されているようでしっくりいきません。(笑)
日本の野鳥の命名については、まあどうでも良いのですが、日本に居ない海外の野鳥にまで和名が付いているのには驚きを通り越して違和感まで覚えます。
先日、鎌倉の材木座海岸に出たキズタアメリカムシクイは、英名を Myrtle Warbler と言って、米国東海岸に赴任中に観察経験のあったWarblerでしたが、誰がキズタと命名したのでしょうか? Myrtle は、とうとう正確な発音が出来ませんでしたが、英名をそのままカタカナ読みにしても良いのではとも思いました。
他にも面白い例があります。ガマの生える湿地で、雨覆羽の赤いブラックバード(Red-winged Blackbird) を撮影し、日本の図鑑を見たら、ハゴロモガラスと、ちゃんと載っていて、同僚と、誰が付けたの?と大笑いをした経験もありました。
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今日の野鳥は、今月の8日にアオバトの飛来を確認するために訪れた大磯照ヶ崎で観た、夏羽のキョウジョシギです。
お目当てのアオバトは未だ少し早いようで、小一時間の滞在時間内には姿を観ることは出来ませんでしたが、岩礁で、このキョウジョシギが1羽だけで採餌をしていました。
夏羽の美しさから『京女鴫』と呼ばれるとの説がありますが、悲しいかな、まだら模様の顔色とずんぐりした体格から余り人気があるシギではありません。
もう10年も前ですが、滞在していたアメリカNC州の海岸でも、浜の小石をひっくり返して採餌する数羽のキョウジョシギの群れを観察したことがあります。英名では、小石をひっくり返す習性から、『 Turnstone 』と呼ばれています。
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戸隠に行って来ました。金曜日の夜に出発し、休日の高速道路料金一律1,000円の恩恵を受けるべく、松代PAで休憩して0時を過ぎて長野ICを出、戸隠には1時に到着。
土曜日は快晴で風もなく、朝5時から、夕刻6時まで滞在して目当ての野鳥の撮影を満喫しました。ほぼ日帰りの日程で戸隠撮影行を挙行したのは初めての様な気がします。「未だ若いね」とは帰宅してからの妻の言葉。もちろんです。
写真は、お目当ての一つだった子育て中のオオアカゲラです。5~30分間隔で、雌雄で餌を運んできます。餌は蟻ではなく甲虫の幼虫や地バチ等です。午後5時過ぎでしたか、巣穴から未だ目の明かない雛の顔が見えました(最下段の写真)。
今回の戸隠は、6月上旬に鳥観ING(瑞鳥庵の住人が主宰する野鳥撮影愛好家の会)で計画中の撮影行の下見を兼ねての単独行でしたが、コルリ、キバシリ等の写真も含め1,500ショットは遥かに超えました。
ちょうど今は、雪もほとんど解け、水芭蕉やカタクリの花の最盛期でした。
*今回の戸隠撮影行記録は後日「瑞鳥庵HOMEPAGE」に掲載の予定です。
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本日の夜に発って、明日の週末の土曜日は恒例の戸隠での野鳥撮影を楽しむ予定です。さて、どんな野鳥写真が撮れますことやら。
本日の写真は再び、近くの公園のカワセミです。既に子育ての真っ最中で、巣に運び込む小魚もかなり大きなサイズですので、間も無く巣立ち雛が姿を見せてくれるでしょう。この分だと、8月には二番子の育雛も期待できそうです。
この公園では、カワセミ撮影に訪れるカメラマンが多く、中にはカワセミの移動に伴って木道をワサワサと動き回り、追っかけ廻すばかりか、他人のカメラに振動を与えたり、平気で対角に入って邪魔をしたりと、マナーをわきまえないオジサンカメラマンが多いのも現実です。鳥にも周りにも気を使い、皆で気持ち良く、長ーく、素晴らしい撮影環境を維持したいものです。
下嘴が赤いのが♀。嘴全体が黒いのが♂のカワセミです。
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GWに郷里の岡山に帰省した数日を除き、毎週の様に週末に野鳥撮影に出掛けていて、この瑞鳥庵ブログに載せる写真には事欠かないのですが。何故か本日は、秦野の権現山で最近撮ったガビチョウの写真です。
ご存知の様に、ガビチョウはソウシチョウと同様、中国からの移入種です。中国系の人にはその鳴き声で大変人気のある鑑賞対象の野鳥(飼い鳥)だそうです。大きな体格とメロディーの無いやけににぎやかな鳴き声は日本人には馴染めません。ペットショップでの売れ残りを放鳥したのが野生化の始まりとの説もあるようです。
こんな野鳥が大量に増えて、其処ら中で鳴き出したら、野鳥愛好家の看板は下ろさざるを得ない。そんな日が間も無く到来する?杞憂では無い様な気がしますが、湖のブラックバスの様な日本古来種を残して(危害を与えず)ガビチョウのみ捕獲する効果的な作戦が思いつきません。
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今日は連休最終日。奥さんの手前、流石に遊んでばかりではいられません。まだ雪が降るかもと延び延びにしていた愛車のタイヤ交換、雑草だらけになった芝生の刈り込み、毎年日除けに植える蔓物の植え付け棚組みと、写真は週末にお預けで、多忙な一日を過ごしました。今年の蔓物は、昨年の瓢箪に代えてゴーヤです。
先月24日に谷津で撮ったセイタカシギを載せています。二番目の写真に一緒に写っている鴫はアオアシシギです。
三番瀬ではソリハシセイタカシギが近くまで寄って来たり、交尾シーンまで観察されたとか、ですが、この白黒のコントラストと長いピンクの脚のスマートで美しいセイタカシギも、昔はあこがれの珍鳥でした。
谷津の観察センターの前の草叢では抱卵する番も観えました。
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