2023年10月 1日 (日)

渡去前のツバメの集合

今、郷里の岡山の田舎に居る。

朝方、やっと涼しくなり、20℃を下回る日が続きますが、日中はまだ30℃を越える猛暑の毎日です。

先月末の「中秋の名月」の日の朝、草刈りに出向いた菜園脇の道路沿いの電線に、この時期見られるツバメの姿がありました。

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写真に写し込めただけでもその数約200羽。

Tsubame202309290088

今季も、小さな町中のツバメの巣と言う巣はことごとくカラスに遣られて、巣立って行った雛の姿は皆無でした。

何処から集まって来たのでしょうか?

ブッポウソウの巣箱掛けでお邪魔した山間部の農家の納屋や作業場の中に、営巣して子育てをするツバメの姿はありましたが、そのツバメが渡去を前に集まって来たのでしょうかね。

その農家の納屋や作業場の窓には、ツバメが出入りできる小さな開口が設けてあったり、入口の戸が少しだけ開けてあったりと、昔ながらのツバメを保護する優しい農家の対応が垣間見られました。

それにしても、カラスの増加には困ったものです。

余談ですが、下は9月29日の「中秋の名月」。

3年連続の満月(ハーベストムーン)の名月で、次は7年後とか。

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山間の町ではシルエットに写し込む物が無くて困ります。朝方のツバメも何処へ行ったやら。

そして次の日。

菜園の山裾の草刈りを終えて帰る際、いつも習慣となった小さな淵を覗くと、

何と! 甲羅干しをする丸いスッポンの姿が!

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月とスッポン」!(笑)

夜行性のスッポン、連夜の煌々と照る美しいお月様に魅せられて川底から出て来たのかも知れません。水面に映る満月と一緒にスッポンの泳ぐ姿を写真に収めたいものですね。

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2023年9月 6日 (水)

沖で群れていたオオミズナギドリ

アオバトを撮りに行った大磯照ヶ崎の沖合いでは、大型の海鳥であるオオミズナギドリが群れていました。

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沖合いで釣り糸を下ろす一艘の釣り船。その昔お世話になった「庄三郎丸」です。

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その釣り船の周りで群れるオオミズナギドリの小群。

遠くでしたが、近寄って来た一羽を、

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パチリ!

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これは海上を漂っていた魚をゲットしたウミネコです。

そして、岩礁で釣りをしていた釣り客の釣果は、

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僕が竿を折ってまで釣り上げたアイゴに、

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メジナでした。

日焼けでヒリヒリする短パンの足脛をさすりながら浜から引き上げましたが、帰りに「大磯コネクト」の湘南しらす直売「ふじ丸」に寄り、いつもの生じらすと釜揚げしらすを買って帰りました。

美味でした!

尚、「ふじ丸」の名刺に書いてあったことですが、

  • 営業時間 10時~15時まで *漁模様により変更あります
  • 定休日  時化の日、不漁の時
  • 禁漁期間 1月1日~3月10日

ご参考に!

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2023年9月 5日 (火)

大磯照ヶ崎のアオバトに(続)

昨日からの続きで、大磯照ヶ崎のアオバトです。

荒波の打ち寄せる岩礁に飛来し、波を被るリスクを冒してまで海水を飲んで行くアオバトです。

中には今年生まれの若鳥も多く含まれます。これからの台風シーズンに荒波に打たれて落鳥する若鳥も出てくるのでしょう。

多くのCMのお目当ては、岩礁に打ち上げる波しぶきを掻い潜って逃げ惑うアオバトの躍動感ある写真ですが、

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残念ながらこの日の波は比較的穏やかで、

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期待するほどのものではありませんでした。

それでも、

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油断していると・・・・・ほら、この通り。

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久し振りの大磯照ヶ崎のアオバトでした。

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2023年9月 4日 (月)

大磯照ヶ崎のアオバトに

郷里の岡山の田舎に旧盆まで居て、今、自宅の神奈川に居る。

猛暑を避けながら庭木の剪定や芝刈りを少し済ませて、周辺のMFに探鳥に出掛けてみることに。

この時期、運が良ければ渡り途中のシギチにまだ会えるかもと、水を張った休耕田を探すが、シギチどころか肝心の休耕田も見当たらない。

諦めて、翌日アオバトが群をなして海水を飲みに来る大磯照ヶ崎に言ってみることに。

Oisoterugasaki202309020022

自宅からは愛車で15分。満潮を2時間ほど過ぎた8時に着くと、ピーカンの浜には既に3、40人ほどのアオバト狙いのCM の姿がありました。

Oisoterugasaki20230902

上は、携帯で撮った写真を元にパノラマ合成をした写真です。箱根の山々と伊豆半島を望む相模湾西部です。

さて、お目当てのアオバトですが、

Oisoterugasaki202309020031

休日ともあって釣り人も多く、      

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アオバトの群は逆光となる東の離れた岩礁にしか降り立ちません。

Aobato202309028374

もう撮り過ぎた感のある磯のアオバトですが、逆光気味のシルエットも乙なものです。

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なるべく浜の東側に陣取って、西の空に飛来してくる群の姿を追いました。

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偶に頭上を通過する群を手持ちのカメラで狙います。

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飛翔する雌雄ですが、羽色の違いは順光でしか分かりません。

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これは上手く2羽が重なったシーンで、怪鳥ではありません。(笑)

(明日に続く)

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2023年8月 4日 (金)

その後のブッポウソウ(MIさん)

「オジサン達の巣箱設営への挑戦 ③」で紹介したMIさんの巣箱のブッポウソウのその後です。

ここは仁賀地区とは違って別の集落。よって、今回のTV局の取材からは外れました。

今季新たに2つの巣箱を架けたMIさんでしたが、運良くその内の1つにブッポウソウの番が遣って来て営巣し、産卵、抱卵、育雛と順調に繁殖行動を続けていました。

Buppousou202307157659

仁賀地区のTV収録が終わった数日後に出掛けて見ますと、盛んに餌を捕食して巣箱の雛に給餌をしていましたが、周囲に電線が多くて・・・・・

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なかなか思うようなショットは撮れませんでした。

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これは7月中旬の頃でしたが、親鳥が給餌に持ち帰ったのは、何と、ヒグラシ

その1週間後。近くの民家の納屋に営巣し、子育てをしていたツバメ達が巣立つと同時に、ここのブッポウソウの雛も巣立って行った様でした。

MIさん、来季は自宅近くに新たな巣箱を設営するそうです。

鳥好きのやさしいオジサン達が益々増えて、上手にブッポウソウの保護活動が継続され、第二の吉備中央町になる日もすぐに遣って来るでしょうね。

来季のブッポウソウを期待して。

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2023年8月 3日 (木)

オジサン達の巣箱設営への挑戦 ④

Iさんの自然木の巣箱の場所から同じ谷戸を約300mほど下った山間の場所に、MさんやIさんのご近所のMRさんが設営された巣箱があることを知ったのは大分前のことでしたが、一度巣箱を下ろされて、6月も下旬になって再度掛けられたところ、何と、ブッポウソウの番がすぐに遣って来て営巣したのだとか。

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道路からはかなり奥まった場所に設営された巣箱で、MRさんの自宅からは良く見渡せる場所にあり、

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地上からの高さもかなりありそうです。ポールに巻き付けられた白い物はヘビ除けの光沢のあるビニールです。

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巣箱の正面の斜めの棒は、取付けネジが外れて傾いただけの様です。

TV局の取材があった日の7月11日にさんがモニター付きカメラで確認したところ

Buppousoumimura20230711n0355

巣箱の中には3個の卵が確認されました。

そして、近くの高木の天辺には、

Buppousoumimura20230711n0297

巣を監視する親鳥の姿も確認出来ました。

そしてその1週間後に訪れてみると、

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せっせと巣箱に餌を運ぶ親鳥の姿があり、無事に雛が孵化したようです。

さんやさんの所とは約1か月遅く、多分、巣立ちは早くても8月の上旬でしょうね。

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巣箱を見渡せる道路脇には待宵草が黄色い花を咲かせ、斜面に生えるコスモスも、間もなく満開となるでしょう。

今年もいろいろありましたが、ブッポウソウの営巣繁殖の季節も終わりを迎え、また来季に向けてオジサン達の保護活動の準備が始まります。

果たして来春は幾つの巣箱が増設されるのでしょうか? 楽しみです。

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2023年8月 2日 (水)

その後のブッポウソウ(Iさん宅)

TV取材のあった1週間後、さんから、「さん方の巣箱から雛が顔を覗かせている。」との連絡を貰い出掛けて見ました。

到着すると、巣箱の対面の高木の頂に

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サシバの姿がありましたが、すぐに飛んで行ってしまい、

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その後にブッポウソウの親鳥が止まり、やがて、何か賑やかに飛び回り、

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時折、道路脇の電線に親鳥2羽が並んで止まりゲーゲーと鳴いていました。

雛への巣立ち促しの行動です。

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時折、巣箱に遣って来て雛に給餌をしていましたが、

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遠くには飛んで行かず、近くのの木の枝先に止まって2羽で鳴き交わし賑やかに飛び回っていました。

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餌を捕食して来た親鳥もすぐには巣箱に運ぼうとはしません。

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巣箱からは大きくなった巣立ち前の雛が顔を覗かせています。

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この日は巣箱前の水田で農作業が始まり、猛暑の所為もあり引き上げましたが、次の日(7月19日)には無事巣立って行った様でした。

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これは在りし日のさんの奥さんからの差し入れ。

何か申し訳なくて、悪い様で・・・・・ ごちそうさまでした。

さん、来年また頑張りましょう!

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2023年8月 1日 (火)

今年もローカルTV局が遣って来た!

昨年に続き今年も、地区のオジサン達のブッポウソウ保護活動を報道するために地元高梁市のローカルTV局(キビケーブルテレビ)の取材を受けました。

以下は、7月11日に取材を受け、その週の週末の14日に放映されたTVニュースの一コマです。

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(「森の下のヒデびたき」さん撮影のスチール写真)

今年は画面にテロップが無くて掲載に困りましたが、適当に要約を付します。

冒頭に

冬の間を東南アジアなどで過ごし5月ごろ日本に飛来して産卵や子育てを行うこと。絶滅危惧種に指定の鳥であり、日本に飛来する約三分の一が岡山県に集まりその貴重な姿を確認することが出来ること。等。

「森の宝石」とも呼ばれるブッポウソウの説明がありました。

以下番組:

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川上町仁賀在住の松本さんは、TVで観たブッポウソウが近所にたびたび飛来しているのに気付き、2年前に保護観察のために巣箱を設置しました。

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それを知った地域の住民も巣箱を設置し、今では5つの巣箱が仁賀地区に設置されています。

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さらに松本さん、今年に入ってからブッポウソウを観察するための小屋も作って、

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可愛らしい姿を見守っています。

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今年は5月10日に巣箱にブッポウソウが遣って来て、5月下旬に5匹の雛も誕生したそうです。

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松本さんは、子育ての様子を一緒に観察しようと、高梁野鳥の会の会員や、

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近隣住民などに呼び掛けました。

そして、観察しようとした朝。巣にヘビが侵入し、

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全ての雛が捕食されてしまいました。

自然の摂理と理解していても、ブッポウソウの巣立ちを楽しみにしていた松本さんにとって、非常に悲しい出来事でした。

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しかし、別の巣箱の中をカメラで覗くと、

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まだ孵化していないブッポウソウの卵を確認することが出来ました。

松本さん達は、これから巣立って行くブッポウソウに期待を膨らませていました。

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松本さんのエピローグ:

「昨年のブッポウソウが5月の10日に入りまして、その時は非常に感動いたしまして、8月ごろに巣立って行く訳ですが、孫が巣立って行くような感じに思います。」

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松本さん達は、来年もブッポウソウが帰って来てくれることを期待して、今後も巣箱を増やし、保護活動などを続けて行きたいと話しています。

以上、キビケーブルテレビのニュース番組より 

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2023年7月31日 (月)

TV局取材当日の出来事

蛇騒動のあった4日後、当日はローカルTV局による取材の日でした。

10時からの取材に合わせて9時頃には現地到着の予定でしたが、早朝7時前、さんから「朝から親鳥がギャアギャア鳴いて、今日あたり巣立ちをする様だ。TV取材には最高の日になりそうだ。」との少し興奮した電話を貰いました。

いつもの短パンTシャツは止めて、少しはマシなTV映りの良い服装に着替えて8時過ぎに現地に到着。

例のさん手製の観察小屋に赴くと、椅子に腰掛け意気消沈したさんの姿が・・・・・

聞くと、「あれから1時間ほど親鳥の姿が観えない。」とのこと。

観察小屋に撮影機材をセットして、待つことさらに小一時間ほど、巣箱の近くの藪の中に造ったもう一つの観察小屋から先着の鳥友「森の下のヒデびたき」さん(以下さん)が引き上げて来ました。

朝から雛が巣立った様子はなく、どうも様子がおかしい! 

3人で相談し、さん所有のモニター付きカメラで巣内を覗いてみることに。

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モニター付きカメラで巣内を確認するさん。

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確認を終えて引き上げる途中でダメダメと手を振るさんを見て、何があったのかと・・・・・

彼が見せてくれたモニターには、

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何と! 大蛇(アオダイショウ)の姿が!

これにはさんもビックリ仰天。

可愛い我が子の様な5羽の雛の受難と、間も無く取材に遣って来るTV局への対応。

パニックです。

とにかく、取材は、有りの儘に行っていただき、お隣のさん宅の巣箱やもう一つお隣の最近遅れて営巣したMUさんの巣箱(後ほど「オジサン達の巣箱設営への挑戦 ④」として紹介の予定)も入れて、地域全体の取組として取材編集してもらう様に提案することにしました。

しかし、さんの落胆ぶりは可哀想な位。「もう寝込んでしまう。」とは彼の弁。

蛇返しをしていても入られたこと。奥さんの観たのは正しくヘビであったこと。その奥さんには「お前の幻覚だ!」と言ってしまったこと。そして何あろう、可愛い5羽の雛を失ったこと。等々。

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TV局が遣って来る前に、親鳥が一度現れて巣箱の周りで警戒の鳴声を上げました。

可哀想に一番落胆したのはこの親鳥でしょうね。自然界は厳しいものです。

TV局の収録が終わった日の夕刻、「ショックで寝込んでしまう。」と言っていたさんを訪ねると・・・・・

喪服姿のさんの姿が。

一瞬ビックリ致しましたが、聞くと、近所のお通夜に出掛けるのだとか。

観察小屋を見ると、寒冷紗が取り外されていて、さんの悔しさを物語っていました。

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これは1週間後の観察小屋の姿。来季まで稲藁小屋として利用するそうです。

来季はもっとちゃんとした蛇対策をし、他のオジサン達の巣箱についても対策を指導することを確認してさんと別れました。

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2023年7月30日 (日)

その後のブッポウソウ(Mさん宅)

農事と猛暑に追われてブログに大穴を空けてしまいましたが、我が町のオジサン達の設営したブッポウソウの巣箱では順調に(?)育雛が行われ、最初に営巣が確認されたさんの巣箱は5羽の雛が確認され順調そのものでした。

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親鳥が頻繁に大型の昆虫を捕獲して

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巣箱の入口で餌を渡していました。

さんがローカルのTV局の取材をコーディネートしたのが7月7日。巣立ち予測日の1週間ほど前でしたが、さんの身内に不幸があり、横浜まで葬儀に参列されることとなり、急遽、TV取材は7月の11日に順延となりました。

ハプニングが起こったのはさん不在の7日当日。

留守を守っておられたさんの奥さんが、巣箱の周りで数羽のブッポウソウがギャアギャア鳴いて飛び回っているので、双眼鏡で確認すると、何と、ヘビが巣箱を取り囲んでいるのが見えたそうです。急遽、さんに連絡。様子見を仰せつかったIさんが現地で確認された際にはヘビは見えなかったそうです。

連絡を受けたさん、その日の夜に帰宅し、心配で眠れない夜を過ごした後、明るんできた朝方に確認すると、親鳥が巣箱に出入りする姿がありひとまずは安心。

そこで、蛇返しをちゃんとしている故に「奥さんの幻覚」と言うことになりました。

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2023年7月 8日 (土)

ブッポウソウの近況

町内のブッポウソウの近況ですが、私が知っているだけで少なくとも5か所の巣箱で目下育雛中です。

親鳥がせっせと巣箱の雛に餌を運ぶ姿が観察出来ます。

下は、雨上がりの一昨日の夕刻に撮影したブッポウソウです。

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ここの巣箱では親鳥が巣箱に入って給餌をしていましたが、餌は大きなものでした。

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背景が抜けた飛び出しのシーンです。

昨年の巣立ち日は7月の12日前後でしたので、順調にいけば来週あたりが巣立ちでしょうか?

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2023年7月 4日 (火)

木漏れ日の中のサンコウチョウ

早いもので、渡って来た夏鳥は育雛中の様で、間も無く雛の巣立ちを迎えます。

ここ晴れの国岡山でも、梅雨時の大雨が続き、菜園は雑草のジャングルと化しました。そんな菜園を放置して、雨の晴れ間に、鳥友が教えてくれた渓谷のサンコウチョウのスポットに出掛けて見ました。

下は、強い木漏れ日が差す渓谷で撮影したサンコウチョウの雄鳥の姿です。

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強い木漏れ日の差す暗い渓谷の中での動きの速いサンコウチョウの撮影は至難の業でした。

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2023年7月 2日 (日)

自然木の巣箱のブッポウソウ

さんの自然木の巣箱も雛が孵化したようで、親鳥による給餌が始まりました。

ブラインド代わりのの老木の脇から巣箱への出入りを狙いました。

シーン ①

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シーン ②

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下は、画像は劣悪ですが、自然木を生かした拡大カットです。

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そして、巣箱から5、60mほど離れた山手にブッポウソウの親鳥が良く止まる場所を見付けました。

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オニヤンマを咥えて待機中です。

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そして、の老木の並びの手前の道路脇の電柱の上も待機場所の様でした。

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2023年7月 1日 (土)

新観察小屋からのブッポウソウ撮影

6月の最終週に入り孵化した雛への給餌が始まったMSさんの巣箱ですが、先日早速、彼が新築した観察小屋からの撮影に興じました。観察小屋お披露目撮影です。

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今季5卵が確認された設営2年目のMSさんの巣箱。

巣箱出入りの写真ですが、これはこれでMSさんにとっては待望の写真でしょうね。

今週中に、昨年同様、地方のケーブルテレビの取材を受けるそうです。これには小生もエキストラとして呼ばれています。(笑)

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2023年6月30日 (金)

オジサン達の巣箱設営への挑戦 ③

違う集落のもう一人のブッポウソウ好きのオジサンであるMI さん、稲作農家であるMI さんの広大な水田の脇には、野鳥の会岡山県支部が設営管理するブッポウソウの巣箱があり、毎年営巣して数羽の雛が巣立って行きます。

農作業の合間に、巣箱の周りを飛び回る姿を目にし、「森の宝石」にすっかり魅了されてしまったMI さんから連絡を貰ったのがこの春先。

聞くと、「自宅近くの2か所に巣箱を架けて、その内にブッポウソウを呼んでみたい。ついては指導をお願いしたい。」ということでした。

5月連休前には巣箱の設営が終わる様にと指導させていただき、何とか2か所に設営しましたがMI さんは大分苦労されたようでした。

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一か所は谷合の水田が折り重なる山裾。

前を小川が流れ、ブッポウソウが好きそうな環境でした。

先月の下旬には巣箱の上にブッポウソウが止まっているのを確認されたそうですが、その後に、巣箱が1mほどずり落ちるというハプニングがあったそうで、先週の野鳥の会の鳥友の確認では営巣はしていませんでした。

巣箱ずり落ちの原因は、番線結束の不備だったそうです。

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そしてもう一か所は、谷戸と小さな集落を見下ろすモモ畑脇の開けた傾斜地。

先日の巣箱内の確認では親鳥が抱卵中で、体側に2つの白い卵が見えていました。

報告を差し上げると、MI さんは大喜び。

小生も、こんなに早く営巣するなんて驚きでした。I さんの巣箱と、このMI さんの巣箱の2か所。

実際、ブッポウソウの個体数は予想よりも多くて、営巣場所(巣箱)が絶対的に不足しているのかも知れませんね。

来年は私も、と言う友人の友人や、そのまた友人もちらほら居られ、この分だと我が故郷も第二の吉備中央町になるかもれません。(笑)

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これは抱卵に戻って来た親鳥です。

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2023年6月29日 (木)

オジサン達の巣箱設営への挑戦 ②

昨日のMSさんの巣箱から尾根を越えて300m以上は離れた、MSさんの知人であるご近所のさん宅の前の、水田が折り重なる谷戸の山裾に、今年の春にMSさんとI さんが新たに巣箱を架けました。

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さん宅前の道路端のの老木の陰から覗くと丁度良い位置に設営。

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自然木の巣箱です。

実はこの自然木、小生の親戚に生えていたの老木を伐採したもので、中が空洞の朽ち木でした。そのの木をMSさんに進呈し、細工を施して架けたのがこの巣箱。

ブッポウソウの個体数が多くて、営巣木(巣)が欠乏しているのか、架けて間もない先月の上旬にはブッポウソウの番が現れ、目下、抱卵中とか。

この時期、ピオーネ栽培にお忙しいI さんですが、農作業の合間にスコープで覗くのが楽しい日課になっているのだとか。

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これは先々週の日曜日にI さんご夫婦と一緒に営巣を確認した時の巣穴から顔を覗かせるブッポウソウの親鳥の写真です。

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やはり、巣箱は自然木が良いですね。

因みに、野鳥の会の鳥友の調査では、この巣では4卵を確認したとか。

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これは、山の手のの木の枝先で餌を物色する親鳥です。

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2023年6月28日 (水)

オジサン達の巣箱設営への挑戦 ①

町内のオジサン達のブッポウソウの巣箱設置への挑戦(大奮闘と言った方が・・・・・)について報告致しましょう。

昨季、遅ればせながら6月に入って自宅前の谷戸に設営し、見事に営巣したMSさんの巣箱でしたが、地方のケーブルテレビは呼ぶは近所の友人たちを呼ぶはで大騒動。その影響を受けて、「森の宝石」ブッポウソウの魅力に誘惑された、近隣の集落の、鳥好きの、マニアックな、オジサン達数人が、我も我もと巣箱設置に奔走致しました。

民間人によるブッポウソウの巣箱設置の元祖であるMSさんは正月明けから2年目の巣箱の点検補修を兼ねて周辺のインフラ整備に余念がありませんでした。ブッポウソウに対して、いかに心地よい営巣環境を整えるか。そして、我々野鳥撮影者に対して、いかにブッポウソウに優しい撮影環境を整えるか、彼は腐心したようです。

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これが今年の巣箱と周辺環境です。

そして、

今月に入り、道路を隔てた植え込みの一角に、

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何と、観察小屋まで作り始めました。

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これは今週明けの観察小屋の近影。ほぼ完成です。

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傾斜地をユンボで均し、基礎を打って屋根を打ち、防水シートを張って・・・・・

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前面は寒冷紗で、カメラレンズの覗き穴を加工。

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これは、MSさんの友人の手になる観察小屋の看板。手が込んでいます。

小屋の後ろは解放ですが、手前の側面にはなぜか暖簾が・・・・・(笑)

高梁野鳥の会の鳥友の調査報告では、今年も既に5卵を産んで抱卵中だとか。

そしてMSさんは、既に昨年同様に地方のケーブルテレビ局の取材を依頼したとか。

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2023年6月27日 (火)

今年も仏法僧の季節が遣って来た!

帰省している岡山県西の田舎では昨年からブッポウソウで大賑わい。

もちろん、鳥好きのマニアックなオジサン連中だけの話ですがね。(笑)

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6月も中旬を過ぎ、早い巣箱ではもう雛が孵化した様で、時折、親鳥が巣箱を訪れる頻度が上がって来ました。

(この巣箱は日本野鳥の会岡山県支部が設営したもので、前面の三桁の通し番号は画像処理で消しています。)

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これから7月上中旬の巣立ちまで、「森の宝石」とも呼ばれるこの美しい姿をまじかに観察できます。

冒頭のマニアックなオジサン連中の大賑わいの話ですが、

実は、昨季、友人が自宅前の谷戸に設営した巣箱にブッポウソウが営巣して、見事に雛数羽が巣立って以来、その友人の友人や町内の鳥好きのオジサン連中が(少し大げさですが)我も我もと巣箱の設置に挑戦しました。流石に「森の宝石」と言われるブッポウソウの魅力ですね。

この心優しいオジサン連中の巣箱設営奮闘記は後程披露致すとして、

今日は、今季初撮りのブッポウソウの採餌です。

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親鳥の片割れがトンボを獲って巣箱前の電線に止まりました。

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オニヤンマの様です。

巣の中の雛に渡すのかと思いきや、

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自分で食べてしまいました。まだ孵化したばかりの雛には大きな餌だったのかも。

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上は電線からの飛び出し。

郷里の田舎では、これから梅雨明けにかけて、このブッポウソウの美しい姿を堪能出来る至福の日々が訪れます。

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2023年5月20日 (土)

ツツジのお山では

ハチクマとの遭遇に気を好くして、盛りを過ぎたレンゲツツジの散策路を探鳥すると、

木陰のツツジの株の元から飛び出した小鳥が・・・・・

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ホオジロの雌鳥でした。

口いっぱいに餌の虫を咥えています。多分、近くのレンゲツツジの植栽の中に雛を孵しているのでしょう。

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傍に雄鳥も居ました。こう見るとホオジロの雄鳥はイケメンですね。?

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さらに進むとキビタキも出て来て、お山の麓の方からは、キジツツドリの鳴声やキツツキのドラミングの音が聞こえていました。

散策路の帰り道、咲き誇る山野草に集まる蝶たちを撮ってみました。

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これはクモガタヒョウモン

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散策路脇の高木のサラサドウダン(更紗満天星、別名フウリンツツジ(風鈴躑躅)とも)にも遣って来たクモガタヒョウモン

釣鐘型の綺麗な花を咲かせるサラサドウダンには、

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ウスバシロチョウハナバチも・・・・・

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そして、ノアザミの花にはモンキアゲハの姿がありました。

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2023年5月19日 (金)

ハチクマの春の渡りに遇う(続き)

渡り途中のハチクマに出逢えて喜んでいると・・・・・

散策路の先の高い上空に2羽の猛禽の姿が!

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やや! これもハチクマです!

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それも、内の一羽は淡色型の綺麗な羽衣をした雄のハチクマ

その美しい飛翔姿に夢中でシャッターを押しました。

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そして、もう一羽は、

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翼や尾羽がボロボロのこれも淡色型の雌鳥でした。

時は8時10分ごろ。2羽はお山の上を7~8回ほど旋回して北東の方角に流れて行き、この日の朝は30分ほどで合計3羽のハチクマが渡って行きましたが、長時間観察すれば、もっと多くのハチクマがここ中国山地のど真ん中を渡って行っているのかも知れませんね。

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2023年5月18日 (木)

ハチクマの春の渡りに遇う

際限無くある菜園作業に一区切りが着くと、郷里のMFを探鳥する今日この頃ですが、

先日、朝霧が立ち込める中をいつもの渓谷を経由して町内で一番高い山の公園を5日ぶりに訪ねてみました。

先ずは、先日のコサメビタキの営巣状況を確認。巣はほぼ出来上がっていましたが、2羽で何処かにお出掛けの様子で、散策路を進もうとすると・・・・・

西の空に一羽の猛禽の姿が!

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エッツ、何!?

Hachikuma202305165574

まさか!ハチクマです。

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ゆっくりと頭上を通過して、

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また舞い戻って来ました。

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淡色型の雌鳥の様です。

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数回上空を旋回して視界から消えましたが、山にぶつかって出来た上昇気流を掴んで渡って行ったようでした。

ビックリしました。

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先ほど経由して来た谷合の渓谷はまだ霧の中。

立ち昇る霧が上昇気流を生んだようです。

秋にはこの山でハチクマの渡り(南下)が観察されるようですが、春の渡りの時期に出逢ったのは初めてでした。

(続く)

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2023年5月14日 (日)

サンコウチョウも遣って来た!

郷里の友人達が今年、3基のブッポウソウの巣箱を新たに設営し、町内に野鳥の会設営の3基の巣箱と合わせて合計7基となりました。昨年は4基中全ての巣箱に営巣して無事雛が巣立った様ですが、さて、今季はどうでしょうか?

この連休明けに、ブッポウソウ飛来の連絡を貰い確認に行きましたが、その日は姿を確認出来ず、帰りに近場のサンコウチョウのポイントに行ってみました。

上りの山道を声を頼りに辿って行くと、かすかなあの独特な鳴き声が・・・・・

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サンコウチョウです! 遣って来ていました。

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暗い檜林の外縁に姿を現したサンコウチョウの雄鳥。

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このポイントでは3個体の雄鳥を確認出来ました。今年も楽しませてくれそうです。

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2023年5月13日 (土)

お山の公園で営巣中のコサメビタキ

菜園作業の合間をみて、好天の日の早朝にお山の公園に行ってみました。

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この公園で有名なカッコウ花レンゲツツジの地方名)は今が旬。淡い赤褐色の花が満開でした。

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斜面の藤棚に小さな鳥が・・・・・。 コサメビタキです。

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暫くして、近くのサクラの老木に遣って来ました。

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早いもので、サクラは既に直径3~7mmほどのサクランボをつけ、

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枯れ枝に止まったコサメビタキは巣材を咥えていました。

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コサメビタキは巣造り中でした。完成度4~50%と言ったところでしょうか?

偽装に使うウメノキゴケには困らないようですね。

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後2~3日の工期でしょうか?

子育てを邪魔しない様、また覗いてみることに致しました。

そして、

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先日のキビタキも、

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ヤマガラも飛び交い、

お山の公園は、

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フジの花と、

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ツツジが満開でした。

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2023年5月 3日 (水)

お山の公園に遣って来たキビタキ

先月の中旬に帰省して来た岡山の田舎では、いつもの百姓仕事が待っていました。

苗床に種を蒔いて、その発芽育苗の間に、草取りから耕運、畝立て、施肥等々の作業をこなし、やっとどうにか形が見えて来たところです。

里山は新緑、山藤の薄紫の花房が目に優しい5月に入り、近所の鳥友から情報を貰い、お山の公園に遣って来たキビタキに逢いに行って来ました。

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遣って来たばかりで疲れているのではと心配しますが・・・・・

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其処等中を飛び回り、しきりと美声を張り上げていました。

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木陰のモミジの枝先に遣って来たキビタキ

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モミジの若葉の緑がキビタキの黄色の胸元を際立たせていました。

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これはシャクトリムシを咥えたヤマガラです。番で行動していました。

芽吹いた軟らかい木の葉には美味しい幼虫が沢山居るのでしょうね。

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2023年4月25日 (火)

奄美の鳥たち (最終)と旅の終わり

春の奄美大島ツアーの最後に、奄美十景(新鹿児島百景)に数えられる観光地である奄美大島北東部の「あやまる岬」に行きました。

帰着便を待つ間の単なる観光です。

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小高い岬の丘から奄美大島最北端の笠利崎を望む。

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気温も湿度も上がって来て、南国の夏を思わせる陽気の中、コバルトブルーに輝く奄美の海は綺麗でした。

岬の展望台から駐車場に帰る途中、

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ヒヨドリが遣って来て潅木の上に止まりました。

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少し色の黒い亜種アマミヒヨドリです。最後の見送りに来てくれたのかも知れません。

そして、羽田への帰着便は予定通りに出発。

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初日と最終日に探鳥した大瀬海岸の上空を通って

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奄美大島から北の大隅諸島までは距離があり、島影を望むことなく飛行機は直ぐに東の海上に出ます。

島影が見えたと思ったら、

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もう大島(伊豆大島)の上空。伊豆半島の先に雪を被った富士が見えます。

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レインボウブリッジ、お台場を眺めながら

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定刻通り羽田に帰着。

奄美固有種の撮り直しを目的に参加した今回のツアーでしたが、幸運にも期待だにしていなかった日本固有種のアマミヤマシギや奄美大島固有種の亜種オオトラツグミをゲット出来た成果のあったツアーでした。

A社のTさん、現地ガイドのTKさんをはじめ、お世話になりました同行者の皆様に厚くお礼申し上げます。ありがとうございました。

さて、今頃は岡山の田舎に帰省して百姓の忙しい毎日を過ごしていることと思いますが、手が空けば、渡りの夏鳥を求めて近所の山野を駆け巡ってみようと思っています。

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2023年4月24日 (月)

奄美の鳥たち ⑫

海岸にはアカアシシギコチドリ等の姿も観えましたが、お昼過ぎの高い陽光の元、しかも遠くて写真にはなりません。

ダイサギソリハシセイタカシギと居た体色のはっきりしたセイタカシギが一羽、近寄って来てくれ、

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久し振りに真っ赤な長い脚のセイタカシギを収めました。

そして、沖の方にはこの海岸で有名なクロサギの採餌する姿があり、

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南西諸島らしいシーンを写真に収めて海岸を後にしました。

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2023年4月23日 (日)

奄美の鳥たち ⑪

最後に寄った空港近くの海岸には、初日と違って鳥影も少しは増えていました。

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これは、浅瀬でお見合いをする?ダイサギ亜種チュウダイサギ)の群。

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まだ嘴の黄色い個体も居ますが、繁殖期を向かえほとんどが夏羽に換わっていました。

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これは初日の小雨の中、北の水田地帯に居た群です。

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レースのような飾り羽は綺麗ですね。

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2023年4月22日 (土)

奄美の鳥たち ⑩

楽しかった奄美自然観察の森での探鳥撮影を終了し、街道脇のニワトリのロゴの出たレストランで「鶏飯」の昼食を取った後は、空港チェックインまで、奄美初日に小雨の中を訪れた空港近くの海岸に向かいました。

渡りの鳥たちが観えないとの中で諦めていましたが、着くと浜の上空を飛ぶ4羽の白い鳥が・・・・・

浜に群れるダイサギではない様です。

ソリハシセイタカシギ!」双眼鏡で確認されたガイドさんの声が。

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青空を舞うソリハシセイタカシギの飛翔姿を狙いましたが・・・遠い!

待っていると干潮の海岸に降りて来て、タイドプールで採餌を始めましたが、遠い!

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最近方々で、この稀な旅鳥であるソリハシセイタカシギ(英名:アボセット)の飛来情報を耳にします。セイタカシギの様にだんだん生息域を拡大してきて、その内に繁殖までするようになって、コモンなシギになるのでしょうか?

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2023年4月21日 (金)

奄美の鳥たち ⑨

撮り直しを期待していた国の天然記念物の亜種オーストンオオアカゲラには、今回残念ながら逢えずじまいでしたが、観察の森では、遠くで亜種ズアカアオバトカラスバトの声も聞こえ、越冬種のシロハラや渡り途中のアトリの姿もありました。

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これは、観察の森の広場に居たシロハラの雄鳥ですが、島内の至る所でその姿と「キョキョキョ」という鳴き声聴きました。かなりの越冬個体数が居るようです。

そして下は、

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観察の森の水場に出て来たアトリです。

数羽の群で居ましたが、この子は、ほぼ夏羽に換羽した綺麗な雄鳥です。

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奄美で越冬した個体でしょうか、はたまた渡りの途中に寄った個体でしょうか?

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2023年4月20日 (木)

奄美の鳥たち ⑧

今日の奄美の鳥も、昨日に続きルリカケスです。

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例の大変フレンドリーなルリカケスで、警戒することもなく目の前で採餌を始めました。

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朽木の枝に止まって、幹の中から何やら、

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小さな白っぽい虫を啄ばみ出しました。

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今回は残念ながら、枝止まりの全身のルリカケスは撮れませんでしたが、これは枝止まりとは言いませんよね?(汗)

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その後、池中の石の上にやって来ましたが、

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期待した水浴びは披露してくれませんでした。

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