2025年6月14日 (土)

その後のブッポウソウ

ブログに穴を空けています。(汗)

梅雨入りの所為もありますが、実は、先週半ば(6月4日)に近所の鳥友でありこの地区の野鳥の会の副会長である「森の下のヒデびたき」さんと一緒に町内の巣箱内の確認をした結果、観察小屋のあるMさんの巣箱を始め既に4~5卵の産卵を確認した所為もあります。

そうです。目下抱卵中なのです。

抱卵期間は、全ての卵を産み終えてから21日間と言われていますので、雛が孵るのは今月の下旬。梅雨明け頃には雛に餌を運ぶ親鳥の姿が観える様になります。

それまで小休止。ジャガイモの収穫などの百姓仕事に精を出しましょう。

と言う訳で、

先日の巣箱内観察結果をヒデびたきさんのモニター画像を使わせてもらって下記に報告いたしましょう。

4日の結果から報告しますと、

確認した巣箱総数14ケ(内今季新設5ケ)の内、産卵を確認した巣箱は7ケ。卵総数は27ケでした。まだこれから産卵巣箱も卵数も増える可能性は十分あります。

Nestjyouboumimura202506041981

ササユリの咲いていたSさんの巣箱も、毎年産卵が確認されているIさんの巣箱にもまだ卵はありませんでしたが、タワマンと呼んでいるMUさんの巣箱には、

Nestjyouboumimura202506041982

今年は4つの卵が確認出来ました。

そして、観察小屋にトイレまで付けたMさんの巣箱、

Nestjyouboumatsumoto202506041984

というよりも、交尾シーンが撮れなかったこの巣箱のブッポウソウの番は、

Nestjyouboumatsumoto202506041985

何と!いつの間に、最多の5卵を産んでいたではありませんか!

いつ交尾をしていたのか? 下衆の勘繰りですが、巣箱内が広いので、もしや中で。

そしてそして、

Nestnikasatoh202506041978

10体もの用途不明の案山子を並べられた秘境ラーメン食堂の巣箱には、

Nestnikasatoh202506041979

なんとなんと、シジュウカラが7つもの卵を産んで抱卵中でした。

来季は、4月下旬まで巣箱の入口を塞いでおきましょうね。それと、案山子の撤去をお願い致しましょうね。(笑)

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2025年6月 4日 (水)

巣材を採取するコシアカツバメ

雨上がりの夕刻、実家の母屋裏の空き地に出てみると、数羽のコシアカツバメが降り立って巣材の泥を採取しているところを見掛けました。

機材を持ち出して撮影することに。

Koshiakatsubame202506030515

3月の下旬にツバメが遣って来て、遅れること約1か月、実家のある小さな町中にコシアカツバメ達が遣って来ました。

近所に3か所巣を掛けていて、目下、昨年の巣の修復と新築の真っ最中です。

アスファルトやコンクリートで覆われた街中では巣材の確保も難しく、土が露出した畑地に遣って来ます。

Koshiakatsubame202506030640

雨水の残った窪地の柔らかい泥を口いっぱいに頬張って、

Koshiakatsubame202506030644 Koshiakatsubame202506030646 Koshiakatsubame202506030647 Koshiakatsubame202506030724

修復、新築中の巣に持ち帰ります。

Koshiakatsubame202506030650

斜陽の空を飛ぶコシアカツバメ

下は、向いの廃業された商家のテント屋根の内側で新築中の巣です。

Koshiakatsubame202506041697

今年もカラスに遣られることなく無事に子育てを終えてくれることを祈りましょう。

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2025年6月 3日 (火)

タワマンのブッポウソウ

さんの観察小屋で粘っていると上空で3羽のブッポウソウがギャーギャーとうるさく舞う時間帯がありました。まだ、あぶれ雄が居るようです。

Buppousou202506020391 Buppousou202506020395

上は、あぶれ雄を追い払った後に巣の前の止まり木に戻って来た番です。

二羽で喉元を膨らませ身体を上下させて勝鬨を上げていました。

この日は動きが無かったので、他のオジサン達の巣箱を巡ってみました。

タワマン(タワーマンション)と皆で呼ぶ豪華なMUさんの巣箱(*1)では、

Buppousou202506020430

中に一羽(雌鳥)が居て、もう一羽(雄鳥)が餌を運んでいました。

今年は順調な繁殖活動が観られそうです。(*2

Buppousou202506020431

周囲に写真映えのする止まり木が無いので巣箱がらみの写真しか撮れませんが、MUさんにはこの写真をプリントして進呈する積りです。

*1:太いポールに業者作製の立派な蛇返し。それに、巣箱掃除時に巣箱を容易に下せるように滑車が付いています。この豪華さを揶揄して「タワマン」と呼びます。(笑)

*2:昨季は、せっかく営巣しかけたブッポウソウでしたが、巣箱に襲来したヒヨドリの影響を確認するためMUさんは巣箱を下ろしてしまいました。それ以降、営巣を放棄してしまい、MUさんは寂しい夏を過ごされました。

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2025年6月 2日 (月)

ブッポウソウの飛び立ちシーン

止まり木からの飛び立ちシーンを狙うのですが・・・・・、なかなか。

こちらに向かって飛び立つケースは偶にしかありませんが、下は、偶々撮れた連続写真です。

Buppousou202505310349 Buppousou202505310350 Buppousou202505310351 Buppousou202505310352 Buppousou202505310353

昨日はブッポウソウの撮影を休止して、掘り上げて畑に転ばしておいた200個ほどのタマネギの処理を致しました。百姓親父です。(笑)

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2025年6月 1日 (日)

他ではなかなか撮れない求愛給餌

交尾シーンは未だ撮れていませんが、さんの巣箱の前の朽ち木では頻繁に行われる求愛給餌のシーンが撮れます。

他所の環境下ではそう簡単には撮ることが出来ないブッポウソウの求愛給餌シーンです。

Buppousou202505280192 Buppousou202505280199 Buppousou202505280210 Buppousou202505280211

観察小屋から止まり木までの少し遠い距離(約80m)を除けば、スタジオレベルの撮影環境は素晴らしいものです。

経年による止まり木の消失を杞憂するさんは、巣箱の側に成長の早いの木の根を植えました。

ところで、明日の日曜日(本日のこと)にはさんの知人が観察小屋に来られるとのこと。撤収時には小屋内の片付けと床や棚の掃き掃除をしておきました。(笑)

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2025年5月31日 (土)

今年のブッポウソウは少し違う?

どうも今年のブッポウソウの動きはちょっと違う。」と、巣箱に遣って来たブッポウソウの番のことをさんはそう言います。

Buppousou202505219965

自然木の巣穴から顔を覗かせるブッポウソウですが、足環でもない限り見た目では分かりません。

行動が少し異なるのは、周囲にあぶれ雄がまだ居るせいかもしれません。

しかし、

Buppousou202505210085 Buppousou202505210088

時折、まだ、こんな行動をしますので、やはり昨季とは違う個体が居るのかも。?

上は、さん手製の蛇返しを再点検する(?)ブッポウソウ。入念です。(笑)

下は、

Buppousou202505280189

リラックスタイムのストレッチと、

Buppousou202505280236

頭掻きです。

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2025年5月30日 (金)

巣箱横の枯れ木の止まり木には

さんの巣箱の横の枯れ木の止まり木では、

観察小屋から観ていると、ブッポウソウ以外の野鳥も羽を休めて行きます。

Hiyodori202505210048

これは山から下りて来たヒヨドリ

Hiyodori202505210050 Hiyodori202505210056

羽繕いをして、また山に入って行きました。

Hoojiro202505280253

藪から出て来た小さな鳥は、ホオジロでした。

山の奥で鳴くアオゲラが出て来てくれないかと期待はしていますが、ブッポウソウの交尾シーンを撮るのが最優先ですね。?(笑)

下は、ブッポウソウの止まり木からの飛び出しの連続写真です。

Buppousou202505210028 Buppousou202505210029

今日は菜園の小梅の収穫をしました。評判の良いカリカリ小梅を作ります。

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2025年5月29日 (木)

ブッポウソウの巣箱の近況

求愛給餌のシーンは明日以降に回すとして、今日は、「オジサン達のブッポウソウの巣箱の近況」を報告しましょう。

毎回掲載するさんの巣箱は順調そのもので、何時伺っても隣の止まり木で雌雄の姿を観察出来ます。間も無く産卵抱卵でしょう。オット!その前に、是非とも交尾シーンを撮ります。

お隣のさんの巣箱。偶に巣穴から顔を出しているのを見掛けますが、ブドウ栽培に忙しいさんには観察のタイミングが合わず。今年もまだ入らないとおっしゃっています。(笑)

そして、そのお隣のタワマンのMUさんの巣箱。巣箱の周りで飛び交う雌雄の姿も見掛けましたし、裏手の高木の天辺に止まっている姿も毎回見掛けます。今年は大丈夫でしょう。

下は、今年設置位置を変更した、お隣のさんの巣箱。

Subakos202505281680

2週間ほど前に巣穴から飛び出す姿を確認しましたが、それ以降は観ていません。

巣箱設置の山裾の斜面は今、ササユリの群生が見頃で、

Sasayuri202505270172 Sasayuri202505270178

美しい花を咲かせています。

ブッポウソウはもう少し待ってみましょう。

そして、昨年掛けた秘境ラーメン食堂の巣箱にも今年ブッポウソウの番が遣って来てくれて、間も無く営巣産卵かと期待をしていた矢先。

大事件が起きました!

Subakost202505281681

何と! 巣箱の存在を知ってか知らずか、地区の老人会?のご連中が、何と何と、害獣害鳥除け目的でもないのに巣箱の近傍に10体ものカラフルな案山子を設置なされたそうです。

状況がお分かりになっていないというのも恐ろしいものですが、既に交尾シーンまで観察されたという番にとっても、巣箱を掛けられて到来を喜んでおられた食堂のご夫婦もかなりのストレスでしょうね。

ま、動くものでもないし、もう少し様子を見てみようということにしました。

最後に、隣村のお寺さん。さんは姿を見掛け、奥さんは電線に止まる姿を観られたそうですが・・・・・、

小一時間ほど観察していましたが、ブッポウソウの姿は観れず、

Kiji202505280313

居たのはこの前のキジ

数分ごとに「ケンケンー」、そして偶に「ドロロロロ」の母衣打ちの音が聞こえていました。草むらで雌鳥が抱卵、育雛中なのかもしれません。

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2025年5月28日 (水)

久し振りにお山の公園に

菜園の農作業もさつま芋の芋蔓苗を植え終わりほぼ一段落した昨日、夏鳥の状況を確認しに、お山の公園に行って来ました。

ブッポウソウの交尾に至らない求愛給餌も、非常に贅沢ですが、撮り飽きた感のある今日この頃です。

お山の公園は鳥影が少なく、

Kibitaki202505270154

日の指し込まない薄暗い杉木立の中で、先日のキビタキの雄鳥が鳴いているぐらいでした。

Tsutsuji202505270150 Doudantsutsuji202505270144

公園内に咲き残るツツジドウダンツツジなどを観て、山道を下ってブッポウソウの里に向かいましたが、途中の沢筋で数羽で飛び交うサンコウチョウの姿を確認いたしました。

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2025年5月27日 (火)

蜜月中のブッポウソウの番

まだまだ交尾には至らないブッポウソウの番ですが、蜜月中を思わせるこんな行動も見せてくれます。

Buppousou202505189766

横に仲良く二羽並びで、

Buppousou202505189776 Buppousou202505189777 Buppousou202505189778

喉元を膨らませて身体を上下に動かします。

Buppousou202505189788

嘴の赤い色が少しだけ濃い手前のブッポウソウが雄鳥だと思いますが、この時は横の雌鳥の方が積極的で・・・・・、

オッ! クライマックスか? と思いましたが。

しかし・・・・・、

この時も何も起こりませんでした。(落胆+泣き)

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2025年5月26日 (月)

お気に入りの枝先での求愛給餌

今日もブッポウソウの求愛給餌シーンです。

Buppousou202505189674

巣箱前のお気に入り(?私のお気に入りだけかも知れませんが・・・・・)の枝先に止まっていた雌鳥のもとに雄鳥が小さな餌を咥えて遣って来ました。

Buppousou202505189680

えらい小さな餌です。

Buppousou202505189683 Buppousou202505189701

早速、雌鳥に求愛給餌でしたが・・・・・、今回も。(汗)

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2025年5月25日 (日)

大きな餌に期待した求愛給餌の後

今日もブッポウソウの番の求愛給餌シーンです。

Buppousou202505189522

高木の枝先に止まっていた雌鳥のもとに何やら白い大きな餌を運んで来ました。

Buppousou202505189527

雌鳥に餌を差し出しますが、

Buppousou202505189530 Buppousou202505189541

上手く渡せません。

Buppousou202505189561 Buppousou202505189574

雄鳥は何度も餌を咥え直して、

Buppousou202505189609

やっとこさ求愛給餌に成功しました。

Buppousou202505189610

餌は、後脚の落ちたバッタの仲間の様でしたが、久し振りの大きな餌でした。

Buppousou202505189615 Buppousou202505189653

じっくり飲み込んで、

Buppousou202505189659

食事の後の嘴の汚れを木に擦り付ける雌鳥。

大きな餌の求愛給餌に大満足したのでは・・・・・と、お後を期待したのですが。

Buppousou202505189662

アレッ? もう行くの?」とは、 ”男はつらいよ” の雄鳥でした。(笑)

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2025年5月24日 (土)

交尾レスの求愛給餌

番形成の終了したさんの巣箱のブッポウソウの番は依然として求愛給餌を頻繁に見せてはくれますが、まだ交尾には至りません。交尾の機が熟すまで交尾レスの求愛給餌のシーンを掲載致しましょう。

Buppousou202505158761

枝先のお澄まし顔の雌鳥の所に餌を運んで来た雄鳥が遠慮がちに近寄ります。

Buppousou202505158768

ご機嫌を伺っているような顔付です。(笑)

Buppousou202505158779

雌鳥がおもむろに餌にかぶり付き、

Buppousou202505158783

餌が小さかったのか丸呑みにしました。

Buppousou202505158815

そうです。これで終わりで、雌鳥は何処かに飛んで行ってしまいました。

例のブッポウソウ版 ”男はつらいよ”の続きです。(笑)

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2025年5月23日 (金)

スイバの実を食べるカワラヒワ

ブッポウソウの巣箱を巡回していると、田んぼや畑の脇に背丈の伸びたスイバの穂が目立つようになりました。

穂先に小鳥の姿を確認して、観てみると・・・・・

Kawarahiwa202505210122

カワラヒワが一羽、穂花を啄んでいました。

警戒心が強く、すぐに飛んで行ってしまいましたが、脇で蠢く小鳥が・・・・・

Suzume202505210126

スズメでした。

小さい頃にスイバの酸っぱい葉っぱや若い茎を食べた思いがあります。

野山に遊び、口に出来るものなら何でも採って食べていたものです。

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2025年5月22日 (木)

あぶれ雄の襲来

ウグイスのバックコーラスの中、近くでホトトギスが鳴き遠くでツツドリの軽快な声が聞こえて来ます。裏手ではアオゲラの声とドラミングの音が時折起こり、この時期の観察小屋からのブッポウソウの観察環境は鳥好きには天国の様です。(笑)

そんな環境に浸っていると急に賑やかになりました。

Buppousou202505158493

観ると、巣箱の前の老木の天辺に3羽のブッポウソウが止まり、ギャーギャーうるさく鳴いています。

2羽が身体を大きく上下に動かしています。この2羽が雄で左上が雌の様です。

あぶれ雄が遣って来たようです。

Buppousou202505158498Buppousou202505158499Buppousou202505158500

一羽が活発に動き回り、飛び立つと、

Buppousou202505158509

すぐに戻って来て同じ威嚇のモーションを続けていました。

あぶれ雄。これで先日のバトルも理解出来ました。

未だこの時期はペアリングが終わっていないあぶれた個体が存在し、巣箱への定着も完了していないのでしょうね。

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2025年5月21日 (水)

蛇対策の点検をする?ブッポウソウ

これもブッポウソウの不可解な行動です。

観察小屋から観察していると、巣箱の下の蛇対策で設置したドラム状の胴部に「ゴーン」と体当たりするシーンが2回ほど見られました。

何をしているんだろう? 不可解な行動でした。

そしてその内、

Buppousou202505147779

蛇対策の囲いの上に止まりました。

Buppousou202505147788

リベットでの接合部に嘴を入れています。点検?

少々隙間は空いているけど大丈夫だよ!

Buppousou202505147790

その位の隙間は平気だって!

Buppousou202505147803

今度は上部の点検かな?

Buppousou202505147809

次はレジューサーの繋ぎ部分。

Buppousou202505147816

ウーンどうかな? 大丈夫かな?」と巣箱を見上げるブッポウソウでした。(笑)

2年前の7月、さんの留守中にアオダイショウが巣箱に入り巣立ち間際の雛が全滅した事件は既に報告致しましたが、その事件後は、それまで設営していた、そして、それ以降設営するオジサン達の巣箱には、かなり厳重な蛇対策が施される様になりました。

今日は序に、その蛇対策強化の引き金になったさんのアオダイショウ事件の様子をさんの奥さんの報告メモでお知らせいたします。

Memo20230707

掲載に付きましては、奥さんの許可をいただいております。

因みに、上手な顔絵と達筆な文字は奥さん。その他は・・・・・です。あしからず。

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2025年5月20日 (火)

ブッポウソウの”男はつらいよ”の巻

今日は傑作なブッポウソウの求愛給餌シーンです。

何度も繰り広げられる求愛行動。

こんな面白いシーンが撮れました。

Buppousou202505147382

枝先に止まった雌鳥に雄鳥が餌を運んで来ました。求愛給餌の始まりです。

Buppousou202505147528

餌を差し出しますが、

Buppousou202505147529Buppousou202505147539

興味は無いようです。

Buppousou202505147549

雄鳥は執拗に雌鳥に迫りますが、雌鳥は体を傾けて嫌がっているようです。

目の上の眉(?)を逆立てて怒っている様にも観えます。

Buppousou202505147567

枝先でこんなシーンを何度も繰り返し、

Buppousou202505147570

とうとう雄鳥は諦めて、

Buppousou202505147574

運んで来た小さな甲虫を自分で食べてしまいました。

Buppousou202505147581

雌鳥が食べてくれれば次なる交尾に持って行けたのかも知れません。

落胆して雄鳥は、

Buppousou202505147588

何処かに飛んで行きました。

このシーンを題して、ブッポウソウ版、”男はつらいよ”と致します。

奮闘努力の 甲斐も無く 今日も涙の~  (笑)

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2025年5月19日 (月)

交尾には少し早い求愛給餌

巣箱脇の止まり木では求愛給餌が盛んに行われていました。

通常ブッポウソウの産卵時期は5月の下旬以降。交尾には今少し早い気がしますが、求愛給餌行動を頻繁に見せてくれます。

Buppousou20250514z7141

雄が餌を咥えて来て、

Buppousou20250514z7152

雌に渡しますが、

Buppousou20250514z7158 Buppousou20250514z7162

交尾には至りませんでした。

しかし、この撮影ポイント、さぞかし素晴らしい交尾シーンが撮れるのではと今から期待しております。

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2025年5月18日 (日)

不可解な行動のバトル

巣箱の周りでは不可解な行動が偶に起こります。

少し目を離していると・・・・・

しばらく前まで番で居たと思っていた2羽が巣箱の前の枝先でバトルを始めました。

Buppousou20250514z6663 Buppousou20250514z6664 Buppousou20250514z6665

大事に至らず、すぐにバトルは収まりましたが、番形成を始めた雌雄だったのでしょうか? はたまた、どこからか遣って来たあぶれ雄だったのでしょうか? 状況把握能力と、観察眼の乏しい私には単なるブッポウソウの不可解な行動としか映りませんでした。

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2025年5月17日 (土)

渡来後10日目のブッポウソウは

巣箱の周りで動きが観えるのは早朝頃とのMさんからの報告がありましたが、渡来後10日目にブッポウソウは、昨季の番かどうかは分かりませんが、古巣の点検や偶に観られる求愛給餌に余念がありませんでした。

Buppousou202505146730Buppousou202505147183Buppousou202505147211 Buppousou202505147697

冬季の風雪により小枝が落下しスッキリとした止まり木と、背後に咲くフジの花が画面に色どりを添え、遠いという被写体までの距離を置いても、今季は絶好の撮影ポイントとなりました。(やり過ぎの感のあるさんに感謝すべきところですね。?)

下は翌日の映像です。

Buppousou202505158400 Buppousou202505158401

ブッポウソウは渡来直後。観察していると我々人間では理解出来ない行動が多々観察されます。そんなブッポウソウの不可解な行動を含めて映像でご紹介出来ればと思っております。

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2025年5月16日 (金)

ブッポウソウの季節が始まった!

ゴールデンウイーク最中の5月4日早朝に、お山の上のオジサン達の中心人物であるさんの巣箱に、早くもブッポウソウが渡来しました。

例年だと11日前後。1週間ほど早い渡来になりました。

巣箱も、巣箱周辺の環境も全て準備万端。渡来の報告を聞いて、インフラも完璧(?)な観察小屋に、先日お邪魔して来ました。

冬季の風雪によって小枝が落ちてスッキリした止まり木では、既に番のブッポウソウが求愛給餌を始めていて、一日目としては驚異の膨大な数のシャッター数となりました。

追々ご披露するとして、今日はカメラ内臓の比較動合成機能で合成した巣箱から飛び出しの連続写真を掲載致します。

Buppousou202505147961 Buppousou202505147963 Buppousou202505147965 Buppousou202505147966

今季も面白い写真が撮れることを祈念して!

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2025年5月15日 (木)

お山の公園のキジ

お山の公園の遊歩道を引き返していると、

足早にツツジの植え込みに駆け込むキジの姿が観えました。

抜き足差し足で近付くと、

Kiji202505126347

斜面に留まって居てくれました。

Kiji202505126357

陰地の下草を分けて動き回るのですが、薄明りの中でも肩羽の美しいこと!

黄金色に光り輝いていました。

Kiji202505126382

植え込みのツツジの株間を覗きながら600mmの望遠で狙うのは至難の業でしたが、

Kiji202505126420

お寺のタンポポ畑のキジとは、また趣が異なり良いものでした。

しいて言えば、ヤマドリであって欲しかった。贅沢と言うものですね。(笑)

帰りに山道を下ってブッポウソウの里へ、

Buppousou202505126524

居ました!

さんの自然木の巣箱の上のの大木の天辺にブッポウソウの姿がありました。

これから賑やかになりますね。?

さんの観察小屋のトイレも完成したそうです。(笑)

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2025年5月14日 (水)

お山の公園で迎えてくれたのは

フジの花が咲く山道を登ってお山の公園へ。

色とりどりのツツジが残る公園の遊歩道で、先ず出迎えてくれたのは、

Kibitaki202505126224

キビタキでした。喉を膨らませて軽快に囀っていました。

Kibitaki202505126264

そして、遊歩道脇のヒノキの大木の天辺では、

Hoojiro202505126281

ホオジロがしきりに囀り、

鬱蒼と若葉を茂らせた歩道のの木では、

Enaga202505126290

エナガが何やら探していました。

歩道裏手のの老木の枝先には、

Kosamebitaki202505126265

可愛いコサメビタキがちょこんと止まり、

Kosamebitaki202505126273

やがて何処かに飛び立って行きました。

遠くでツツドリの声が聞こえていましたが、期待したハチクマの渡りには会えませんでした。

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2025年5月13日 (火)

小さなキリギリスを捕獲したメジロ

雨上がりの昨日、ブッポウソウの渡来状況の確認を兼ねて、朝から渓谷、お山の公園、そして最後にオジサン達のブッポウソウの巣箱といったMFを探鳥してみました。

最初に訪れた渓谷ではオオルリサンコウチョウもその気配は無く、引き上げようとすると、新緑の枝先で蠢く小鳥が・・・・・

Mejiro202505126154

メジロでした。

何かメジロにしては大きな餌を咥えています。

Mejiro202505126157

触角の長いキリギリスの仲間の幼虫の様です。

Mejiro202505126159

花の蜜はもう飽きたのかな?(笑)

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沢筋に居た綺麗なトンボです。アサヒナカワトンボの雌でしょうか?

道筋でヤマドリを探しながら次なるお山の公園へ移動です。

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2025年5月 7日 (水)

狸に営巣したシジュウカラ(続き)

昼食を済ませて、200~500のズームレンズを持って狸のシジュウカラに再挑戦です。

そういえば、去年の5月には植木鉢に営巣したシジュウカラを撮ったんですね。まったくの余談ですが、あのお宅のご主人はMさんの高校の同級生だったとか。やっちも無い話です。

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雌雄交互に頻繁に餌を運び込みます。

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巣穴からの飛び出しですが、

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数回に一回は雛の糞を咥えて出て行きます。

まだ白い花が残るアセビの枝に止まって、

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小さな穴に向かって飛び込みます。

餌も糞も大きく、給餌の回数も多いので、間も無く巣立ちでしょうね。何羽の雛が無事巣立つでしょうかね?

さて、主のMさん、

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私のシジュウカラ撮影の間もブッポウソウ観察小屋のインフラ整備に余念がありません。

観察小屋に天井を張ったり、看板を着色してリニューアルし、巣箱の周辺にヒマワリの種を蒔いた次は、何と、女性の観察小屋訪問者用にトイレまで付けるという。何処かから調達して来た簡易トイレの設置に取り掛かっていました。

本人曰く、「やるとなったら徹底的にやる。」

奥さん曰く、「言い出したら誰が何を言っても聞く人ではない。どう言ったら良いか教えて欲しい。50年連れ添っているけど変わらない。(笑)」

奥さん! 「人生諦めも肝心」ですよ。

いつも当ブログを見て下さる奥さんの為にもこんな記録も残しておきましょう。(笑)

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2025年5月 6日 (火)

狸に営巣したシジュウカラ

? いやいや、狸の置物!のことです。

話は長くなりますが、山の上のさんから4日の早朝6時過ぎにブッポウソウ渡来LINEが入りました。

そこで、翌日、町内に10数か所ある巣箱を確認しながら最後にMさんの隠れ屋に寄りました。

巣箱の周辺に新しい止まり木となるの木を植えたいとか、いつものブッポウソウに関する話を聞くうちに、「庭の狸にシジュウカラが巣をしている。」との話が出て来て・・・・・、「狸に―ぃ?

早速案内をして貰いました。

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案内していただいた庭は多種の植栽のある立派な庭園!

フクロウ2体を含む色々な置物も植栽の周りに置かれています。

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聞くと、上の写真中央部の、逆さに置かれた白い鉢の上に鎮座せられますお狸さんの中にシジュウカラが目下営巣中とのこと。

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玄関口の瓦塀越しに拡大してみると、なんとも愛嬌のある信楽焼のお狸さん

あとで検索してみると元祖 狸庵(りあん)作の置物らしい。

庭にはもう一体あって、

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こちらも狸庵作白狸様。どうもおっぱいに目が行きます。(笑)

どちらも、お狸様の裏面には、

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災難が降り掛かるのを祓う笠の下方に穴が開いています。

この穴の直径が多分28mmほど! シジュウカラの出入り口には丁度良い大きさ。

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母屋のぬれ縁から眺めていると、植え込みのアセビの木の中に餌を咥えた親鳥の姿が!

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そして、上の電線にも親鳥の姿が観える様になりました。

持参していた600mmでは近過ぎて、

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撮影も至難の業。

お昼からズームを持参して再挑戦することに。

(続く)

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2025年4月29日 (火)

ヤマドリ狙いでオオルリをゲット

ヤマドリの雌が居る周りには雄のヤマドリが居るのではと、今朝は柳の下の泥鰌を求めて例の渓谷に出向きました。

車を山道の路肩に止めて、沢沿いの鬱蒼とした山道を1kmほど歩きます。

道路端の美しい山野草を眺めながら探しますがヤマドリの姿はありません。そうは問屋が卸しませんよね?(笑)

暫く行くと木立の上でバトルする2羽の小鳥が! 

止まった一羽を覗くと・・・・・

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何と! 渡来を待ちわびていたオオルリでした。

おかしなもので、先日はオオルリを探しに行ってヤマドリをゲットし、今日はヤマドリを探しに行ってオオルリをゲット!(笑)

証拠写真は撮れたので、山野草を撮りながらご帰還です。

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今が盛りと咲くシャガの群生。

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これは、可愛い線香花火の様に花を咲かすツルカノコソウ

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そして、極め付きは、オオルリにマッチした瑠璃色の小さな花を咲かすヤマルリソウです。日本の固有種で、別名を「ヤマウグイス」とも言うそうです。?

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2025年4月28日 (月)

この子は誰ぁ~れ?

オオルリを探しに、先日も再度、近くの渓谷を訪れました。

数羽のイワツバメが飛び回る渓谷にはまだオオルリの姿は無く、新緑の若葉が萌える林道を走っていると、

前方の林道脇に茶色い鳥が・・・・・

咄嗟のことで車から降りて撮ることも儘ならず、フロントガラス越しに数枚シャッターを切りました。

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これがその写真です。

外来種のコジュケイの若と思いましたが、どうも羽衣がおかしい!?

キジ目キジ科の野鳥であることには間違いありませんが、果たしてコジュケイでしょうか? まさかヤマドリでは?

Googleの画像検索を試みましたら「ライチョウ」と出ました。(笑)

その後、方々の画像を検索した結果、どうもヤマドリの雌の若鳥ではないかと同定するに至りました。この時期、この渓谷も含め、田舎の山道ではヤマドリの雄鳥に遇うことがあります。滅多に、否、大抵、写真に収めることは出来ませんが・・・・・

下は、渓谷で撮った山野草です。

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ヤマブキソウに、

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ヤブイチゲです。

連休中にオオルリに再挑戦です。

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2025年4月27日 (日)

キジの採餌と後追いの雌キジ達

キジの雄鳥は上段のタンポポの草地を通り抜けて、その上にある民家の畑地に入って行った様でした。

暫くして、雌鳥達を呼ぶ鳴声と母衣打ちの音が聞こえて来ました。

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木陰から覗くと、

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後続の雌鳥達を待って、しきりと後ろを見つめていました。

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雌鳥達を待つ間に雄鳥が口にしたのは、何と、別名「クマ毛虫」と呼ばれるヒトリガの幼虫! よくコンクリートの上を猛スピードで歩きまわる焦げ茶色の大型の毛虫です。毛が喉に引っ掛らないのかなー? 気持ち悪う。

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二羽の幼鳥達はまだ下の段のタンポポの草地で採餌中でした。

タンポポの綿毛を啄んでいた先客のカワラヒワ達が驚いて飛び立ちました。

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こちらは雌鳥。悠々と雄鳥のもとに向かいます。

お寺さんのブッポウソウの巣箱掛けに参加しなければ、こんなタンポポ絡みのキジの写真を撮ることは出来なかったでしょう。仏様のお導きかも知れませんね。(笑)

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上は、巣箱を掛けたお寺さんの全景です。写真右手の隅に巣箱が見えます。

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2025年4月26日 (土)

タンポポの草地に出て来たキジ

4羽のキジが向かった先に先回りして待っていると・・・・・、

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雄鳥が先頭を切ってタンポポの草地へ上がって来ました。

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後続の雌鳥達を気にしているようでしたが、

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白いボンボリの様な綿毛の混じるタンポポの花園で暫し佇んで、

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最終目的地の更に上のタンポポの草地を目指すようです。上の道路まで1.5mほどの行き止まりの断崖です。

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羽ばたいて上がるものと思っていたら、やや、足だけで跳ね上がりました。

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こちらを気にすることなく、アスファルトの道路を横切って、

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上の段のタンポポの草地に入りました。

向かう先はどうやらこの上にある民家の畑の様です。

(続く)

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